director's voice

西山雪さん(ガラス)

今回の出展作家は、北海道から沖縄までの広きにわたって。
例年、応募をいただいても、選考を通られる方が
必ずしもこのようになるばかりではないのですが、今年はこのようになりました!
これもなんだか、わくわくしませんか?

その北海道からは3人(組)の出展者。
まずは、夕張のガラス工房で制作をされる、西山雪さんからのメッセージをご紹介します。

Q
西山雪さんは、「工房からの風」に、どのような作品を出品されますか?

A
色ガラスやエナメルを使った彩りある器を出展します。
ポップな色使いのグラス、鳥模様のガラスドーム、エナメルで絵付けした虹雨模様のボウル etc…
日常の生活を明るくする、だれかを笑顔にする、そんなものづくりを目指して制作しています。

自分自身がいつも明るくありたい、という雪さん。
北海道に生まれ育ち、気持ちと色との結びつきを、独特に体感されているのかもしれませんね。
作り出す作品は、さまざまな色が雪の輝きを映しているように眩しく感じられます。

Q
西山雪さんにとって、「工房からの風」って、どんな風ですか?

A
外ばかり向いていた自分に、立ち止まって、いま一度自分の内側と向き合わせてくれました。
力強く背中を押してもらった追い風でしょうか。

制作を続けていくと、目や行動が向かうときも大切でしょうし、
自分自身に向かうことも必要なんですね。
雪さんは、「工房からの風」を、ご自身で追い風にされているのですね、きっと。

Q
西山雪さんは、小学生の頃、何になりたいと思っていましたか?

A
「絵描き」と文集に書いた覚えがあります。
図工と体育だけが好きな子供でした。
この頃から、頭で考えるより身体で覚えるというスタイルが身に付いたようです。

溌剌とした今の雪さんの姿から、なんだか想像がつきます!
ガラスの制作は、まさにスポーツのようですし。

では、西山雪さんのホームページはこちらです。 → 
出展場所は、コルトン広場スペイン階段前。
北海道からやってきた、明るく元気なガラス作品とその作者が、
眩しい表情で迎えてくださいますよ。