director's voice

simple soeurさん 服飾 静岡

清井さんに続き、同じ静岡から出展くださるsimple soeurさん。
サンプールスール
とお読みします。

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Q
サンプールスールさんは、どのような作品を出品くださいますか?

A
秋冬物素材の縫洋服、オールシーズン素材の縫洋服です。
ワンピース
ブラウス
パンツ
ベスト
スカート
60点程です。

ふと思いついたカタチをできるだけそのままの形にしたい。
simple soeurさんの想いです。

今回、出展点数をとてもがんばってくださったとのこと。
たくさんのお客様に、たっぷり見ていただけるように、私たちからもお願いをいたしました。
どんなカタチの服がお庭にやってくるのでしょう!
(お庭でお洋服を選ぶって、なんだかワクワクする響きですね!)

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Q
出展が決まってから、simple soeurさんやお仕事などに変化はありましたでしょうか?

A
「simple soeur」の服作りについて、こだわるところについて、
より深く考えさせられる8ヶ月でした。

皆さん、ほんとうにこのようなコメントをお寄せくださいますね。
いろいろタイヘンだったかもしれませんが、
でもこういう時間がきっとこれからの栄養になるって信じて、
私たちも出展作家の皆さんに向き合っています。

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Q
好きな言葉、座右の銘、何気なく工房の壁に貼りとめているフレーズなど、
大切にしている言葉を教えてください。


自分らしくいられる服を着ていると、美しい心になり、
日々の心の持ち方も立て直される。
一人一人の「大切なもの」なれたら。

偶然と直感を大切に、ファッションの流れにのみ込まれない服作り。

ずっと作り続けていく。
そのことを思って、出展作家の方々と向かい合います。
それでもいろいろな事情で、途絶えてしまうこともあるでしょうし、
少しお休みする場合もあります。

ボリューム調整はひとそれぞれですけれど、
作る仕事を選ばれた人が、幸福にその仕事をつづけ、
そのことから生まれたものが、使う人の幸福につながるように。

ちょっと甘いのかも知れませんが、
その甘さを信じて「工房からの風」を続けてきました。
サンプールスールさんのメッセージを読んでいたら、
そんなことをあらたに思ったりしました。

simple soeurさんの出展場所は、ニッケ鎮守の杜、
galleryらふと奥の、旧日本庭園の中。
隣は同じく服飾のhabetrotさん。
ふんわり、しなやか、穏やかな気持ちに添う服が、並びますね。

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