director's voice

境田亜希さん(ガラス)

熊谷峻さんとご夫婦で同じテントで出品くださる境田亜希さんからのメッセージをお届します。

Q
境田亜希さんは「工房からの風」に、どのような作品をお持ちくださいますか?

A
「はなかげ」という名前で制作している器のシリーズを持って行きます。
この「はなかげ」はモールドという型にガラスを吹き込み、
ガラスに線状の凸凹がつく事が特徴です。

食卓に置くと、光りの加減で花の影のようなものが浮かび上がります。
器を食卓に並べる際、形や用途という実用性の部分だけではなく、
その時々に生まれる影も、また器の美しい一つの要素として
楽しんでいただきたいと思い、制作しております。

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亜希さんは吹きガラス、峻さんは鋳込み技法と、
異なる技法での制作をなさっています。
技法だけではなく、用途やタッチの違いも、ぜひゆっくり見ていただければと思います。

「工房からの風」についての想いは、峻さんと共通でお答えいただきましたので、
それはこちらで → click

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Q
では、境田亜希さんのお名前、あるいは工房名についての由来、
またはエピソードを教えてくださいますか?

A
名前の由来はアジアの希望と聞いた覚えがあります。
名前のせいか、20代の頃は暇があればアジアへちょくちょく行っていました。

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アジアの星!
壮大なお名前ですね。

境田亜希さんのブースは、ニッケ鎮守の杜の中央部。
花壇のほとりです。
熊谷峻さんとの共同ブース。
秋の草花を借景に、ガラスと光が揺れていることでしょう。