2011年10月15日(土)16日(日)に第9回目を開催する「工房からの風・craft in action」は、ニッケコルトンプラザの『ニッケ鎮守の杜』で開催する野外展覧会です。 素材の恵みと、それを生かす人の技術と美の感覚によって形づくられたもの。 現代の暮らしに響く工芸・手仕事・クラフトを中心に企画しています。
「craft in action」と名付けたのは、作家自身が作品を展示して販売する、 ということを通じて、素材のこと、技術のこと、表現のこと、使い方のこと・・・などの売買だけではない、作り手と使い手の交流を願ってのことです。
自由で和やかな雰囲気の中にも、個々の上質で意欲的な試みが行われる野外展。 来場者との出会いはもちろんですが、「工房からの風」に共に出展することによってつながる作り手同士の出会いは、毎回、出展者の大きな喜びになっています。
昭和初期に建立された神社を中心に、風土と響きながら庭づくりを進めています。「手仕事の庭」と名付けられた花壇では、藍、和綿、和紙にまつわる植物を育てて、ワークショップも行います。秋の2日間、庭の恵みに包まれて、「工房からの風」が開かれます。www.kouboukaranokaze.jp/oag
特設テントでは、作家からチャリティーとして出された作品の販売と、ニッケビクター毛糸による手編みの品を被災地にお届けする企画を行います。この売上金と寄せられた義援金は、GBFund(東日本大震災 芸術・文化による復興支援ファンド)に託します。皆様のご協力をお願い申し上げます。
nukumori.nikke-cp.gr.jp