毎年恒例、手仕事の庭で育てている藍を使って、
夏だけにできる藍の生葉染めワークショップを開催しました。
まずは皆さんと藍刈りから。
なるべく緑が濃く、大きな葉のついた茎を刈り取ります。
この葉に、藍分が含まれているのです。
よくバッタが花壇の藍の葉を美味しそうに食べていますが、
食べられてできた穴の周りは藍分が表面に出てくるのでしょう、
穴が青く縁どられていることがあります。
さて、茎と分けた葉をミキサーにかけて漉し、染め液を作ります。
ボウルに入れた染め液に布をひたして動かしながら、10分程で染め上げます。
木々をくぐる風に揺れる布。
日差しを浴びると、始めはエメラルドグリーンだった布が、水色へと変わっていきます
スイカを頬ばりながら布が乾くのを待ちましょう。
お子様もいらして賑やかな時間です。
鎮守の杜に、夏がやってきました。