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月別アーカイブ: 10月 2013
director's voice
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ABALLIさん(皮革)
「工房からの風」はご存知のように、
公募から選考を経て出展が決まります。
毎年傾向がいろいろなのですが、
今年は皮革の応募の方々のレベルがとても高かったのです。
その中から選ばせていただいた3名の方。
大濱由惠さんとヌイトメルさん、そして今回ご紹介する
ABALLIの加藤光也さんです。
Q
ABALLIさんは、「工房からの風」にどのような作品を出品されますか?
A
ワクワクするような独創的かつ洗練されたデザイン、
追求された機能性、選び抜かれた素材、
その全てにおいて喜んでいただけるような、プレゼントにも適した革小物を出品します。
キーケース、ペンケース、長財布、パスケース、名刺ケース、コインケースなどを。
イタリアで皮革の仕事に就いていたABALLIさん。
デザインの素晴らしさと技術の確かさが魅力です。
現在はおひとりでの制作とのことですが、お仕事の水準がとても高いのです。
そういえば、ABALLI(アバッリ)という工房名の由来も素敵なのです。
ご実家が漁師さんなので、網とそれを繕う針は必需品。
編み針のことをアバリと呼ぶそうなのです。
皮革のお仕事にとっても大事なもののひとつが針。
そこで、アバリをイタリア的に表現してABALLIとされたとのこと。
お父様へのリスペクトとご自身の仕事への思いが響きあったネーミングなのですね。
Q
ABALLIさんにとって、「工房からの風」って、どんな風ですか?
A
吹いてくる風向き、強さはそれぞれ違うけど、
どの風も心地よく、すっと胸の中を通り抜け、人々を楽しい気分にさせてくれる、
そんな風かなと思います。
そしてABALLIは、さらっとしつつ暖かく、
時折びゅっと巻き上がるような、そんな風を吹かせたいと思います。
以前来場されたとき、とってもこの雰囲気が気に入ってくださったとのこと。
今回は、一緒に風を吹かせる側ですね!
Q
加藤さんは、小学生のころ、何になりたかったのでしょうか?
A
大工さん。
小1の時に家を新築したのですが、
ゼロからカタチになっていく様がとても面白く、
また、木の優しい香りがとても好きでした。
皮革でのもの作りも、小さな家のようですね。
加藤さんも夢を叶えられたのですね。
ABALLIさんのブログはこちらになります。 → ☆
出展場所は、おりひめ神社の正面に向かって左側。
きたのまりこさんのお隣で、
近くに248nishiyaさんと菅原博之さんのブースもあります。
director's voice
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きたのまりこさん(金属アクセサリー)
きたのまりこさんも、二回目の出展。
前回が2007年でしたから、6年が経ったのですねー。
その間、ご結婚されて、お住まいが埼玉から愛媛に移ってと、
環境が大きく変わったまりこさん。
そのお仕事は、しっかりと芽吹いて、伸びやかに制作と発表の場を育まれています。
Q
きたのまりこさんは、二回目の「工房からの風」にどのような作品を出品されますか?
A
季節を感じる植物をモチーフにした「季節のあくせさり」を中心に出品いたします。
中でも、ながく想いつづけてようやくひとつのカタチとなった
絹や麻などの糸で仕立てたネックレスや指輪を、
はじめてご覧いただけけますこととても楽しみです。
まりこさんのきらきらとした自然への観察眼。
そして、それを写しだすデッサン力の確かさは、素晴らしいと思います。
植物や動物の一瞬の真実を金属というかたちに留める力。
可愛らしいけれど、子どもっぽくはないまりこさんのアクセサリーには、
そんな豊かな才能に裏打ちされているのですね。
そして、「工房からの風」を、新作発表の場にもしてくださって!
ありがとうございます!!
Q
きたのまりこさんにとって、「工房からの風」って、どんな風ですか?
A
ゆるやかなながれのある、静かながらも想いあふるるような…。
ふふ、答えに困っているまりこさんの表情が浮かびます。。
前回はお姉さまと一緒に展示をしてくださいましたが、
今回は四国からご主人と一緒にやって来られるとのこと。
おふたりで、今年ならではの風を作って、感じてみてくださいね。
Q
きたのまりこさんは、小学生のころ、何になりたかったのでしょうか?
A
砥部焼の職人さんになると思っていました。
わ、そうなんですねー。
まりこさんの染付けの器、ぜひ見てみたいです!
きたのまりこさんのホームページはこちら → ☆
出展場所は、おりひめ神社の正面に向かって左側。
TETOTEさんと、ABALLIさんの間のブースです。
director's voice
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TETOTEさん(革・布・刺繍)
今回、ご夫婦での協働による出展は二組。
陶芸のJUNIOさんと、今回ご紹介するTETOTEさん。
藤武秀幸さんと美輪さんです。
秀幸さんは椅子張りの技術を持つひと。
美輪さんは丁寧でふくよかな刺繍を綴る手を持つひとです。
Q
TETOTEさんは、二回目の「工房からの風」にどのような作品を出されますか?
A
2009年に初出展させていただいたときは、
TUTUと呼ばれる布箱中心の構成でしたが、
この4年間で作品の種類が何倍にも広がりました。
今展では、私たちの原点でもあるTUTUはもちろんのこと、
ポーチ、手鏡、バッグ、ブローチなどの身に付けるアイテムのほか、
暮らしの中で使うティーコゼーや写真帖、ダストボックス、
スツールなどのインテリアを彩る作品を展示予定です。
この4年間の仕事の広がりを見て頂けたら嬉しいです。
4年前のこと、よく覚えています。
秀幸さんが椅子張りのデモンストレーションを行ってくれて、
さまざまな世代の方が集まって、とっても興味深く見ていらしたこと。
その反応も糧にされて、工房からの風のあと、
さまざまに作品のバリエーションを広げていかれましたね。
Q
TETOTEさんにとって、「工房からの風」はどのような風に感じられるのでしょうか?
A
風は今、少し向かい風かもしれません。
踏ん張って踏ん張って、前に進まなければっ!そんな気持ちです。
当日は関わる全ての方々とたくさんの風を集めて、
会場全体が有意義な時間になれば・・・と思います。
工房を構えて、今まで以上に積極的な制作の体制が整ったおふたり。
逸る気持ちも当然とは思いますが、でも大丈夫。
ほかの方にはできない技術をそれぞれに持って、
そして、その組み合わせが唯一無二なのですもの。
ベースを整えたのがこの4年であって、
TETOTEワールドは、今、始まったところ。
工房からの風は、起爆剤というよりは、整腸剤?くらいに思って、
出会いの風を深呼吸で迎えてくださいね。
Q
TETOTEさんは、小学生のころ、何になりたかったのでしょうか?
A
美輪:
子供服のデザイナー
コスチュームのデザイン画を描いてはファイルにためていました。
「子供服」に限っていたのは、単に自分が子どもだったからです。(笑)
秀幸:
サッカー選手
小学生~高校までサッカーをやっていました。
現在は、息子のサッカークラブのコーチをときどき。
おしゃれな美輪さんに、スポーツマンの秀幸さん。
とってもお似合いのご夫婦なのです。
TETOTEさんのホームページはこちら → ☆
出展場所は、おりひめ神社の正面に向かって左側。
陶芸の田鶴濱守人さんと、きたのまりこさんの隣です。
director's voice
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Noraglassさん(ガラス)
今回ガラスの出展者は5名。
最後にご紹介するのは、Noraglassさん。
茨城県で制作をされる作家です。
Q
Noraglassさんは、「工房からの風」にどのような作品を出品されますか?
A
食器、花器を中心に暮らしの器を出品します。
社会の中での自分の制作の意味を考え、
再生可能であることをテーマの一つとしている為、
僕の全ての作品は無色透明です。
無垢なガラスを素材に泡やヒビで表情を付けたり、
自ら削りだした木の蓋や台を組み合わせることで
ガラスの持つぬくもりや柔らかさを引き出せればと制作しています。
ガラスという素材の美しさに、精一杯寄り添って、
時に寄りかかって生み出した器たちです。
手にとって、ゆっくりとご覧いただければと思います。
透明のみのガラスのお仕事は、今回はNoraglassさんだけですね。
透明のガラスに木漏れ日が射すと、ほんとうにきれい。
Noraglassさんらしい透きとおったガラスの美しさ、ぜひ堪能してみてください。
Q
Noraglassさんにとって、「工房からの風」って、どんな風ですか?
A
未だその答えは見つかっていませんが、
初めて訪れた日から一つの目標としていた舞台です。
如何なる風であろうとも持ちうる全ての帆を広げて受け止めたいと思います。
50人の作り手が生み出す「工房からの風」。
きっと新しい景色の見える場所に導いてくれるものと信じています。
答えは風の中に。
当ガラス工房からも一陣の熱風をお届けできればと思います。
若いNoraglassさんにとって、今回の風は、きっと始まりの風。
直後の感想から、少し時間を置いてから感じることまで、
じっくり味わえると、きっと思いもかけない宝物に気付くかもしれませんね。
Q
Noraglassさんは、小学生のころ、何になりたかったのでしょうか?
A
科学者です。
文集の挿絵には白衣を着てフラスコを持った未来の自分が描かれています。
まさかフラスコを作る側になるとは。。。
フラスコを持った未来の自分。
別の形で叶えられたのですね!
Noraglassさんのホームページはこちら → ☆
出展場所は、おりひめ神社のほとり。
「galleryらふと」の正面あたりです。
近くには、染織の椿文香さん、織りのearthwormさんが展示をしています。
director's voice
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大島奈王さん(絵画・オブジェ)
今回ご紹介する大島奈王(なお)さんは、絵を描き、版画を作り、陶器を制作します。
アートとクラフトの境界を定めずに作られた作品です。
Q
奈王さんは、「工房からの風」にどのような作品を出品されますか?
A
陶の作品を中心ですが、平面の版画や、モビール、アクセサリーなど、
空間を飾れるものを特にジャンルは気にせず作っています。
今回は、陶の白くまや、鹿など動物のオブジェや、小さな箱、
植物がモチーフのアクセサリーなどを中心に出品し、
コラージュや版画、モビールなどで、ブース全体を飾れたらと考えています。
お庭のなかで、作品がどういう風に見ていただけけるかが楽しみです。
奈王さんの作品に共通しているのは、「間」であったり、余白であったり。
そんなことを思います。
小さなかたちや、細い線に、ひっそりと揺るぎなさが詰まっていて、
その確かさが、見る人の心に静かなインパクトを与えるような。
野外空間で、それらの作品が、どんな風に人と出会っていくのでしょうか。
その様子を見ること自体もアートのような気がします。
Q
奈王さんにとって、「工房からの風」って、どんな風ですか?
A
私は、大学で染織を勉強してから、デンマークに留学し陶芸と彫金を始めました。
留学中に出会ったアーティスト達が、アートとクラフトの境目をあまり気にせず
制作しているのを見て、私も今の制作スタイルになりました。
今回の工房からの風では、アートではなくクラフトをつくるべきなのかなー
と悩みましたが、留学先のデンマークの自然や、空気感、アーティスト達から受けた
インスピレーションを風にして持って来られたら、と思っています。
実は私も滞在したことのあるデンマークの学校に奈王さんも通われていたのですが、
かの地では、表現することに理由付けや区分をせずに、
伸び伸びと作ったり描いたりしているのが、とても刺激になりました。
工房からの風の中で、奈王さんの作り出したものが、
伸びやかに誰かの心を奏でてくれるとうれしく思います。
Q
奈王さんは、小学生のころ、何になりたかったのでしょうか?
A
小学校の時は、絵本作家になりたかったです。
これから、実現するかもしれませんね。
奈王さんの絵本!
そこはかとデンマークの香りのする
大島奈王さんのブログはこちら → ☆
出展場所は、「galleryらふと」脇の参道の西側。
おりひめ神社や稲荷社の近く。
背中側には、アクセサリーと服のuiny by nakamurayuiさんのブースです。
director's voice
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椿文香さん(染織)
今回の最多出展回数(3回)を誇る?椿文香さん。
前回までは、森文香さんでしたけれど、
ご結婚されて、また何とも美しいお名前になられました。
Q
椿さんは、「工房からの風」にどのような作品を出品されますか?
A
草木染め・手織りのストールを2種類の幅で出品します。
いつも 作品それぞれにタイトルを添えているので、
それにまつわる想いや季語などもあわせて、
お客さまと一緒に言葉を味わえるような空間を作れたらと思っています。
「秋の食卓」「十三夜」など、秋をイメージした布 を中心に持って行く予定です。
綿と麻の糸を草木で染めて、織り上げていく椿さんの布。
その布に寄せられた言葉との出会いも、見る人の喜びのひとつになっています。
主に夏から秋に向かって織られた布には、さあ、どんな世界が綴られているのでしょうか。
新しい暮らしを始められた、新鮮な風も息づいているかもしれませんね。
Q
椿さんにとって、「工房からの風」って、どんな風ですか?
A
「秋の風」みたいだなぁと思います。
実際開催も10月なのでヒネリがないんですけど(笑)。
日によって暑さや涼しさが交じったり、澄んでいるように感じたり、
煮物とか金木犀の香りがしたり…
同じように、工房からの風に携わるみなさんの色んな息づかいが、
準備の時からそこここに感じられて、
それぞれにとって大きな季節の変わり目になっていくんだなぁという気持ちになっています。
椿さんの制作についても、昨年出版した
「工房からの風―作る・働く・暮らす・生きる」
の中で取材をさせていただきました。
工房や機や糸の佇まいも撮影させていただいていますので、
ぜひ、ご覧になってみてください。
Q
椿さんは、小学生のころ、何になりたかったのでしょうか?
A
文集に「お絵描き教室の先生」と書いた記憶はあります。
当時習っていただけなので、これもヒネリが無いんですが…。
図書館で工作や折り紙 の本を借りて自分でやってみるのが好きでした。
あと、編み物をしたり人形をつくってみたり。
元から絵を描くよりも、物をつくる方に興味が あったんだろうなと思います。
大学で織を学ばれたあと、デザイナーとしてではなく、織り手としてありたいと、
結城紬の産地で働いた椿さん。
ふんわりと子どもの頃の夢に近い日々を得られたのではないでしょうか。
写真もとても美しい椿さんのブログはこちら → ☆
出展場所は、おりひめ神社のほとり。
正面に向かって右側になります。
木々の緑と言葉を交わすように、布がそよいでいることでしょう。
director's voice
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Rainbow Leafさん(ガラス)
東京都青梅市にガラスの窯を築いた平岩愛子さん。
Rainbow Leafという工房名で作品を発表しています。
Q
Rainbow Leafさんは、「工房からの風」にどのような作品を出展されますか?
A
使い終わったお酒の瓶を再利用したリサイクルガラスを原料として
制作したコップや器類を中心に出展します。
それから、毎日の暮らしが少しワクワクするような仕掛けのある
一輪挿しや小物入れなども出展する予定です。
平岩さんは武蔵野美術大学で油絵を専攻された方。
その後、ガラスの魅力に惹かれ、さまざまな地でガラスに触れて、
最終的に沖縄でガラスの仕事に就き、その後東京に戻って窯を築かれました。
油絵で表現していた色彩の感覚と、沖縄の風景や光が、
ガラスという素材に巻き取られて、平岩さんならではの作品が生まれています。
100%再生ガラスなのですが、
Rainbow Leafさん独特の穏やかながら端正なガラスの器です。
Q
Rainbow Leafさんにとって、「工房からの風」って、どんな風なのでしょうか?
A
「工房からの風」…
初めて聞いた時、素直に素敵なタイトルだな…と思いました。
全国各地の様々な工房の色々な匂いや思いのつまった風が運ばれて来て、
その風が吹き混じる場所・・のイメージです。
私にとっての「工房からの風」は、私の手から離れて「旅」に出る作品たちを
フワッと飛び立ちやすいように見守り、時にはアドバイスをくれたりサポートしてくれる…
そんな存在だと思っています。
この二日間のために、全国の50の工房からの真剣な風が集ってくる。
これって、ほんとうに素敵なことですね。
(私たちは、ほんとうにありがたく思っています!)
平岩さんは、ミーティングの時に、とっても誠実にご自分の仕事についてお話くださって、
私もガラスのお仕事について、あらためて思うことがありました。
展示ブースでも、来場者の方々と作品のことなどお話しが弾むといいですね。
Q
平岩さんは、小学生の頃、何になりたいと思っていましたか?
A
月並みかもしれませんが、絵を描く人に。
小学生の時、絵画教室に通っていて、その時の先生がとっても素敵で、
その先生のようになりたかった、という感じです。
そのまま美大で油絵を専攻したのですが、気づけばガラスを吹く人生になっていました。
ガラスで器を作ることと、絵を描くことが、平岩さんの中で通じあっているのですね、きっと。
そして、平岩さんご自身がとても美しく素敵な方なので、
今度は、平岩さんに憧れてガラス作家になりたくなる人が現れるかもですね。
しっとり輝くようなRainbow Leafさんのホームページはこちらになります。 → ☆
出展場所は、コルトン広場側からニッケ鎮守の杜に入ってすぐ。
お隣は、「トキニワカフェ」になっています。
キラキラ虹色に輝くガラス、ぜひ青空にかざしてみてくださいね。
director's voice
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mek&jirraさん(お香)
今回の「工房からの風」には、初めてのジャンルからの出展者がいらっしゃいます。
お香。
mek&jirraの丸山さんです。
応募用紙が届いたとき、ちょっと驚きました。
でも、ものづくりの想いが「工房からの風」が想うところと響く気がして、
今回初出展いただくことになりました。
Q
mek&jirraさんは、「工房からの風」にどのような作品をお持ちくださいますか?
A
天然素材で作ったお香とお線香です。
仏教伝来と共に伝わった香文化が
どう現代のライフスタイルに参加出来るかを日々考え、
癒し、供養、そして 暮らしに添うようなお香を一本一本製作しています。
伝えたいことは、自然からの「香りのご馳走」。
30種類近くある天然素材の素朴で味わい深い「香りのご馳走」をぎゅっと閉じ込めた、
言わばカプセルのようなお香をお届けしたいと思っております。
mek&jirraさんのお香観は、現代の暮らしに響きます。
供養のお香というのも、故人の好きなものを連想させるものを提案したりと、
なるほど~と思わされます。
作り方、使い方、とっても楽しく丁寧にお話くださいますので、
ぜひブースでお話してみてくださいね。
Q
mek&jirraさんにとって、「工房からの風」って、どんな風なのでしょうか?
A
新しい事に気付かしてくれる
背中を「ぽん」と押してくれる様な風です。
当日お越しの方にも感じていただけるような出展になればと思います。
私こそ、丸山さんとのお話で、いろんな気づきをいただきましたよ。
来場者の方々にも、ぜひお伝えしてほしいです!
風に香りがのって、届いていきますね~
Q
mek&jirraさんは、小学生の頃、何になりたいと思っていましたか?
A
水泳のオリンピック選手。
当時 ソウルオリンピックを見て、そう思っていたとおもいます。
種目は、バタフライでした。たしか。
選んだ理由が
「一番選手人口が少ない種目だから」
だったような気がします。
88年!
コルトンがオープンした年、25年前のことですね。
そして、「一番選手人口が少ない種目だから」
というところに、反応してしまいました。
お香も「工房からの風」では、一番作り手人口少ないジャンルですもの!
そんな楽しい?mek&jirraさんのホームページはこちらになります。 → ☆
出展場所は、ニッケ鎮守の杜「手仕事の庭」。
一番東側で「galleryらふと」の片流れの屋根がよく見える場所です。
director's voice
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橋村野美知さん(ガラス)
小川麻美さんとレンガ道の通路を挟んで、
ガラスの橋村野美知さんが出展されます。
藤棚のふもとで、ハーブの花壇のほとり。
夢の時間が手元に宿るような作品を作られる方です。
Q
野美知さんは、「工房からの風」にどのようなガラスを出品されますか?
A
色を重ねて吹いたガラスの表面を削って、模様を描いた作品を出します。
ふふ。
作家の方からのメッセージは実にいろいろ。
たとえば小川さんのように、長いメッセージもあれば、
野美知さんのようにとってもシンプルなお答えも。
そして、その作品は正反対で、小川さんの作品はシンプルで、
野美知さんは物語を綴ったような装飾的なもので。。
野美知さんのホームページの「物語」というところを読んでいただくと、
その世界観に、少し触れられるような気がします。
Q
野美知さんにとって、「工房からの風」って、どんな風なのでしょうか?
A
今の自分を追い越していけるような風をつかみたい。
出展が決まってからの時間、きっと精一杯取り組んでくださったことと思います。
その時間が、風をつかむきっかけを生み出してくれますね、きっと。
Q
野美知さんは、小学生の頃、何になりたいと思っていましたか?
A
新体操の選手
ああ、なんとなく、わかります!
敏捷な野美知さんの感じ。
それにしても、野美知って、とても素敵なお名前ですね。
野美知さんは、夫の大作さんとともに工房で仕事をされています。
そのホームページはこちらになります。 → ☆
出展場所は、最初にお伝えしましたように、花壇の奥、藤棚のほとりです。
ハーブの香りがそよぐ中で、ガラスに描かれた物語とゆっくり出会っていただきたいと思います。
director's voice
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小川麻美さん(陶芸)
日々の暮らしに寄り添ううつわ。
小川麻美さんが願う、うつわの在り方です。
そのように願って作る作家は多くなりましたね。
それだけ日々の暮らしを丁寧に楽しくしたい!
という使い手の方も増えたのですね。
Q
小川さんは、「工房からの風」にどのような陶器を出品されますか?
A
淡黄色の粉引、マットな白、炭化の燻しによるスモーキーな黒、
この3つのバリエーションで、カップやお皿、鉢、水差しや花入れ、
木とコラボのシュガーポット・・・
そして小さな動物の置物などをお持ちします。
シンプル、シックでありながら、どこかほっこりする器。
優しい時間を生み出すのが、小川さんの器の特徴でしょうか。
白くまやスワンなど、動物の置物も愛らしいですよ。
Q
小川さんにとって、「工房からの風」って、どんな風なのでしょうか?
A
「工房からの風」の選考結果の通知は、今年一番最初に感じた春。
小さな春風のように届きました。
封を開けた時の驚きと興奮は半端なものではなく、
落ち着きが戻るまでしばらく走り続けてしまった次第…
あの時走りながら切った風、春先でまだ冷たかったけれど、素敵な予感のする風でした。
あれから、ミーティングを重ねたり、制作を進めたりする中で、
色んな風が自分の中を吹き抜けていきました。
「工房からの風」での展示を想像しながら手を動かし、
焼きあがったものたちを広げて、当日はどんな風をそよがせることができるだろう…?
ほんわり心地よさを感じてもらえるような風になっていればと願っています。
そして、他それぞれの作り手さん、スタッフさんや風人さん、
みんなの風がひとつになって会場を包む、そんな光景もたのしみにしたいと思ってます。
封(風?)を切って走り続ける・・・
って、なんだか映像が浮かんできます。
素敵な予感をぜひ実らせてくださいね。
そして、みんなで作り上げる光景を楽しみたい!
そんな風に思ってくださる作家がいること、私たちの喜びでもあります。
Q
小川さんは、小学生の頃、何になりたいと思っていましたか?
A
仕事として具体的な何かこれ、ということは
まだ浮かんでいなかったと記憶していますが、
今に通じる何かを思い起こせば、やはりつくることが好きな子供でした。
図工の時間は何より待ち遠しくてたまらなかったです。
ちぎり絵やミサンガづくりなど、はまっていた懐かしい思い出が蘇りました。
コツコツと時間をかけて少しずつやるものが好きだったようです。
当時、土に触る機会があったらあの頃の私はいったい何をつくっていたでしょうか…
逆に今、興味深いです。
小川麻美さんも内田美紗子さんのようにシャイな感じの方ですけれど、
おふたりともにコツコツ仕事が好きだったという共通点も面白いですね。
小川麻美さんのホームページはこちらになります。 → ☆
出展場所は、ニッケ鎮守の杜「手仕事の庭」エリア。
藍の花壇と道路の間のテントです。
お隣は、沖縄からの木工作家、玉元利幸さん。
なんだか和めるゾーンになりそうですよ。