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月別アーカイブ: 10月 2013
director's voice
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トキニワカフェ
ニッケ鎮守の杜は、ガーデナーでイラストレーターの大野八生さん
(今回、洋ナシの絵を描いてくださいました)、
地域にお住まいの「庭人(にわびと)」さん、そして、私たちスタッフとで、
四季を通して手入れをしています。
その庭人さんたちと力を合わせて、たくさんの来場者の方々のおもてなし!
をするコーナーが、「トキニワカフェ」と「庭の駅」です。
先日はまずメンバーが揃ってミーティングを!
4回目の方、初めての方と、いろいろ。
今回は総勢11名の庭人さんが加わってくださっていますが、
皆さんお庭を通して心がつながっている方たちばかりなので、
チームワークは万全!なのです。
そして、私たちスタッフが申し訳なく思うくらい、一生懸命!
その日を迎えるためにがんばってくださっているのです。
詳しくイラストや図面を描いてきてくださったり、昨年の反省点をレポートくださったり!
当日は、ぜひぜひ、お立ち寄りくださいね。
そして、「にわびとさん、こんにちは!」
なんて、お声をかけていただけたら、それはもう、皆さん、大喜びです、きっと。
今日は、「トキニワカフェ」のメニューをご紹介いたしますね。
12日(土)
カフェポステン チョコモカケーキ
パティスリーミア かぼちゃのシフォンケーキ
ひとてま食房 スウィートポテトバーらふとローズマリー風味
もりのにわ アップルパイ
らふと茶菓部 らふとミントと夏みかんピールのパウンドケーキ
(画像はパティスリーミアさんの かぼちゃのシフォンケーキ)
13日(日)
カフェポステン チョコモカケーキ
パティスリーミア マロンケイク
ひとてま食房 スウィートポテトバーらふとローズマリー風味
もりのにわ チョコクロワッサン
らふと茶菓部 栗の渋皮煮とクルミのパウンドケーキ
(画像はパティスリーミア マロンケイク。
画像はいずれもイメージです)
お飲み物は、
温かい紅茶らふとハーブブレンド(レモングラス、ローズマリー、レモンタイム)
温かいほうじ茶らふとハーブブレンド(月桂樹、レモンタイム、マートル)
冷たいほうじ茶 加賀棒茶・水出し
を、ご用意します。
お茶とお菓子のセットで500円です。
お庭を見ながらのお席をご用意しています。
このお庭で育てたハーブを使い、庭人さんが何度も何度もブレンドをし、
試飲を重ねてのハーブ入りの紅茶と焙じ茶。
毎年、飲みやすくって、おいしい!とご好評をいただいています。
今年オリジナルのブレンドもぜひお楽しみくださいね。
そして、今年から「トキニワカフェ」は、11時オープン。
終了は16時ですので、お忘れなく!
(お菓子がなくなり次第終了とさせていただきます)
そして、「庭の駅」情報は、別の機会に!
director's voice
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沼田智也さん(陶磁器)
陶磁器のお仕事もいろいろとありますね。
日本の陶芸文化の広さ、深さをあらためて思います。
今日ご紹介するのは、茨城県で作陶される沼田智也さん。
染付けや色絵が描かれた器を作られます。
Q
沼田さんは、「工房からの風」にどのような作品を出展くださいますか?
A
染付や上絵など、日常を彩る普段づかいの器を中心に出品します。
古いものが好きで、古典的な図案を多く手掛けますが、
現代の生活にも違和感なく同居できる作品を志しています。
日本画を学ばれていた沼田さん。
少し儚げな絵付けも印象的です。
そこはかとなく色気のある器に感じるのですが、皆さんはいかがでしょうか。
Q
沼田さんにとって、「工房からの風」は、どんな風でしょうか?
A
今回の出展に際し、多くの仲間に恵まれました。
今年出展を共にする同期、以前出展された先輩方。
このような出会いのなかで、改めて「工房からの風」 の持つあたたかな空気、
豊穣な厚みを感じました。
同じものづくりを志す仲間達と今回の展示を通し、
工房からの風という場を共有できることを 嬉しく思います。
工房からの風は、私を翔ばせてくれる風。
この風を受けて、しっかりと羽ばたきたいです。
心を込めてつくった作品達、多くの皆様に みていただけることを楽しみにしております。
展覧会当日までに、すでに出会いに恵まれたと感じていらっしゃる沼田さん。
当日のお客様や伝え手の方を加えて、この出会いの風は、ずっと育まれていきますね。
Q
沼田さんは、小学生の頃、何になりたいと思っていましたか?
A
マラドーナのようなサッカー選手になりたかったです。
陶芸は、土練りや轆轤など、運動的な側面が多い表現手法なので、
案外遠からずなのかもしれません。
アスリー陶です。笑
アスリー陶!ですか!
確かに、肉体労働でもありますよね。
心身バランスよく働かせてのお仕事から、美しい器は生まれてくるのですね。
さて、沼田さんのブログはこちらになります。 → ☆
出展場所は、ニッケ鎮守の杜「手仕事の庭」エリア。
入ってすぐの緑の下草の中です。
結城琴乃さんがお隣ですね。
director's voice
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千種さん(フェルト)
ニッケ鎮守の杜も、さまざまな鳥がやってきます。
ハトやムクはもちろん、オナガやツグミなども。
今日はそんなこのお庭に、たくさんの小鳥たちなどを連れてきてくれる
千種(ちぐさ)さんからのメッセージをご紹介いたしましょう。
Q
千種さんは、「工房からの風」にどのような作品と一緒にやってこられますか?
A
羊毛フェルトで作った小物を出品します。
暖かみのある色合いの木の実や落ち葉、
ふわふわした毛並みの動物と、たくさんの鳥たち。
それらをブローチやインテリアアイテムに仕立てて出品します。
世界中の鳥を中心に、新作の動物や植物も。
会場と季節にぴったりですね。
Q
千種さんにとって、「工房からの風」は、どんな風ですか?
A
だんだんと強さを増して近づいてくるような風です。
思っていたより強い風の気配を感じて、ハラハラドキドキしています。
けれど風に逆らうことなく、普段と変わらずに身をゆだねていたいです。
ええ、その作品同様に、自然体でお客様と出会いの時間が生まれるといいですね。
Q
千種さんは、小学生の頃、何になりたいと思っていましたか?
A
童話作家になりたいとか、コックさんになりたいとか、
さまざまに夢をみていました。
夢は今もその手から生み出されているようです!
千種さんのホームページはこちらになります。 → ☆
出展場所は、コルトン広場からニッケ鎮守の杜に入ってすぐ。
少し小高いエリアで、織りのnomamaさんとお隣です。
カラフルで楽しげなおふたりの作品が、桜の木のふもとに並びますね。
director's voice
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京野桂さん(陶芸)
三重県伊賀市で、古民家を生かして素敵に暮らす陶芸家の京野桂さん。
おいしいもの好きなご夫婦は、器使いから楽しむ日々を送っていらっしゃいます。
Q
京野さんは、「工房からの風」にどのような作品を出品くださいますか?
A
コーヒーのための道具や、皿・鉢・土鍋など、
普段使いの食器類を出品します。
土そのものの味を出した焼締めと、色化粧で仕上げたシンプルな器です。
京野さんは二回目の出展。
前回は焼き締めの小ぶりな花器が特に人気でした。
それから年月を経て、器のバリエーションがとっても広がりました。
コーヒーのための道具、なんて、そそられますよね。
そして、土鍋類も充実なのは、さすが土鍋の産地伊賀の窯ならでは!
そして、京野さん、時間によって轆轤引きの実演もしてくださいます。
お子さんをはじめ、意外と見たことのない方もいらっしゃるのではないでしょうか。
こちらもぜひご覧くださいね。
Q
京野さんにとって、「工房からの風」は、どんな風ですか?
A
さまざまな「きっかけ」を与えてくれる楽しい「風」です。
前回出展されたとき、見てもらえたら、、という思いで出品した
大き目の自信作が初日に完売して、嬉しい驚きの表情だった京野さん。
お客様のそのような反応が、作家にとって、何よりの励みになるのですね。
この風に集まってくださるお客様を思って、
きっといろんなきっかけが、京野さんに生まれたことでしょう。
なんだか、とってもうれしいです。
Q
京野さんは、小学生の頃、何になりたいと思っていましたか?
A
科学者(両親が共に理系人間だった影響でしょうか・・・?)
でも焼き物作りって、以外に科学実験的みたいな側面も多いのです。
そうですね、陶芸って、ほんとに科学であり、化学ですよね。
毎日実験ができて、幸せそうな京野さん。
(得意のお料理も、実験みたいなものですし!)
さて、京野さんのホームページはこちらから → ☆
出展場所は、コルトン広場モニュメントエリア。
皮革の大濱由惠さんの間になります。
角のテントで、轆轤引きの実演もときどきしてくださいますよ。
director's voice
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内田美紗子さん(金属・七宝)
しばらく器の作家のご紹介が続きましたね。
今年も器の作家、とても充実しています。
そして、彫金・アクセサリーのお仕事もさまざな素材や技術を持った方が
たくさん出展くださいますよ。
その中のお一人、内田美紗子さんは、群馬県桐生市で
kusumiという工房名で作品を制作されている方です。
Q
内田さんは、「工房からの風」に向かって、どのような作品を作られましたか?
A
七宝焼きという工芸の技法を使った色とりどりのアクセサリーです。
金属板を一枚、一枚切り出して、少しずつ丁寧にガラス質の釉薬を焼き付けています。
出来上がった小さな七宝焼きの粒を、花や実に見立ててピアスやネックレス、
ブローチなどに仕立てたものを出品します。
花びらのような、涙粒のようなちいさな金属を切りだし、
七宝に焼き付ける内田さんのお仕事。
そのちいさなパーツが、集まってひとつずつの形となっていきます。
内田さんの七宝(エナメル)は、その色合いが特徴的。
ちょっとスモーキーなニュアンスカラー。
Kusumiという名前が表しているように、ちょっとくすみを含んだ素敵な色調なのです。
Q
内田さんにとって、「工房からの風」って、どんな風でしょうか?
A
わたしにとってはわくわくした気持ちと、不安と緊張が入り混じった強風ですが、
来場されたお客様には、手しごとの楽しさやおもしろさが伝わるような、
ふわふわと温かく心地いい風を出展作家のみなさんと吹かせられればいいなと思います。
内田さんは、初めて来場者としてこの場に立ったとき、とっても感動したんです!
と伝えてくださいました。
その日から年月を経て、ご自身としてはやっとの思いで「工房からの風」の出展が決まったとき、
自分が感じたように、誰かを感動させたい気持ちが揺るぎなく芽生えた、、とも。
いつも控えめに微笑んでいらっしゃる内田さんのその熱いメッセージは意外でもあり、
その内に秘めたパッションが、あのこまやかな仕事の熱源でもあるのかもしれない、
そんなことを思ったのでした。
Q
内田さんは、小学生の頃、何になりたいと思っていましたか?
A
具体的になりたかった職業はなかったのですが、
遺跡発掘作業や、古い絵画の修復する映像をみて、
繊細な作業を慎重に丁寧にこつこつと進めて、
少しずつ形が見えてくる仕事にとても憧れていました!
このこつこつというのが大好きで!
七宝焼きも出来上がるまでにたくさんの行程を経て形になるので、
自分の憧れていたようなこと(こつこつ)が出来る、
七宝焼きに出会えてよかったなあと思っています。
子どもの頃から、繊細でこつこつと積み重ねていく仕事に憧れていたとは!
制作の時間が、内田さんの内なる幸せな時間なのでしょうね。
そんな幸せな時間を経て出来上がった作品を身につけた人にも、
内なる幸せ、つながっていきそうですね。
内田美紗子さんのホームページkusumiはこちらになります。 → ☆
director's voice
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加賀雅之さん(木工)
岡山県美作市から参加くださるのは、木工の加賀雅之さんです。
「Semi-Aco」(セミ・アコ)という工房名で制作されています。
Q
加賀さんは、「工房からの風」にどのような作品を出品されますか?
A
イスやスツール、タオルハンガーなどの小さな木の家具と、木の小物を出品します。
昔から、シンプルな形がたくさん並んでいる様が好きだったので、
そんなイメージを投影した製品をお持ちします。
「セミ・アコ」とは、セミアコースティックギターから引いてつけられた名前とのこと。
プロダクト製品でもなく、手工芸一辺倒でもなく。
人の手で、作り手の気持ちの速度で作られたものでありながら、
そのことの特異性を訴求するようなものではない仕事。
そんな加賀さんの目指すところを表したのが、「セミ・アコ」なのですね。
今回は、「galleryらふと」の形から、片流れ屋根のバードコールも出品予定とのこと。
会場でキュルキュル、鳴らしてみたいですね。
そして、タオルハンガー、とっても素敵ですねー。
Q
加賀さんにとって、「工房からの風」って、どんな風ですか?
A
ものづくりの世界に足を踏み入れて以来、実に沢山の魅力ある人々と出会うことが出来ました。
そんな諸先輩方の共通点を思う時、「工房からの風」というキーワードが常にありました。
僕に取っての「工房からの風」は、憧れた場所へ向かうための、
優しくも厳しい追い風のような気がしています。
会社勤めを経験し、家族を得て、木工で生活をしていく方たちが、
たくさん「工房からの風」にやってきてくださいました。
なんとなく、近年の傾向として、結果をすぐに求める方も増えたような気がします。
結果はもちろん大切ですけれど、加賀さんたちのような来し方でものづくりをされている方は、
案外、直接的な結果(売上だとか、ギャラリーとの出会いなど・・)よりも、
ちょうど把握できる人数の最大限くらいの出展者同志との出会いの中から、
ご自分の仕事を客観的に感じ取ったり、
日ごろ会う機会のない多くのお客様からのささやかな反応の積み重ね
のようなものから得るものがとても大切なような気がします。
会社勤めを経験した人は(わたしもですが)、まじめに課題をこなそうとしてしまうのですが、
すぐに出る結果に振り回される生き方から離れてみると、
案外自分ならではの芽に気付くことって、あるような気がします。
それこそを求めていたわけですしね。
なーんて、まじめな加賀さんとお話しているような気持ちになって、つい筆が滑りました!
Q
加賀さんは、小学生のころ、何になりたかったのでしょうか?
A
小学校の文集に書いた記憶があるのは「サラリーマン」です。
ズバリ、父の影響です。
ですが思春期を過ぎ、大人になるにつれ、
実は父も作家という生き方に強い憧れを持っていたことを知りました。
結局は父の影響を、今も受け続けているようです。
お父様との関係がとても豊かでいらしたんですね。
きっと、加賀さんの息子さんにも大切な何かが、脈々と受け継がれていくんでしょうね。
さあ、加賀さんのブログをご紹介しましょう。 → ☆
加賀さんの出展場所は、コルトン広場モニュメントエリア。
お庭に入っていくちょうど境目の広やかな場所です。
通路を挟んで東側には、日本酒の寺田本家さんのテントもありますよ。
director's voice
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田中啓一さん(陶芸)
今日ご紹介するのは田中啓一さん。
モノトーンでシンボリックな造形が、今回の出展者の中でも印象的な作品です。
Q
田中さんは、「工房からの風」にどのような作品を出品されますか?
A
日常の生活で使われるものということをいつも意識して作品を制作していて、
そういったものを今回も出品したいと思っています。
僕の作品が日々の生活を少しでも豊かな気持ちにさせることが出来たらいいなと思っています。
フランスに滞在して制作をしていたこともある田中さん。
シックな器や空間にアクセントをつける花器など、モダンな雰囲気の作風です。
個性的でありながら、使い人の感覚でさまざまな表情を見せてくれる陶器です。
Q
田中さんにとって、「工房からの風」って、どんな風ですか?
A
自分の作品を新たに見てくれる人々との繋がりをもたらせてくれる風だと思います。
田中さんのブースでは、いろいろな角度で作品を見ていただくと、楽しいと思います。
作品を介して、イメージが広がるような・・・。
そんなあれこれを、伝え合えたらいいですね。
この作品、こんな空間にあったら素敵!というような空想も芽生えたり。
Q
田中さんは、小学生のころ、何になりたかったのでしょうか?
A
読書が好きで、本屋になりたかったです。
どんな本がお好きなんでしょうね。
本好きな方、来場者に多いと思いますので、お尋ねしてみては。
そして、田中さんは武蔵野美術大学で陶芸を学ばれた方。
今回も含めて、「工房からの風」には、多くの方が出展くださっています。
来場者の方にも多いかもしれませんね。
田中啓一さんの出展場所は、コルトン広場モニュメント周り。
木工のふるいともかずさんと、陶磁器のJUNIOさんの間になります。
director's voice
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浅井洋子さん(織)
石川県のたくまポタリーさんに続いては、富山県で制作する浅井洋子さんです。
2回目の出展。
染織のお仕事です。
Q
浅井さんは、「工房からの風」にどのような作品を出品されますか?
A
ノッティングという技法で織った椅子敷きを持って行きます。
ノッティングとは、たて糸に毛糸の束を結びつけて作るやり方で、
毛足のあるフカフカしたものです。
そしてとても丈夫で長持ちです。
定番の椅子に敷くサイズをメインに、変形サイズや少し大きなものも用意していきます。
すわり心地や踏み心地を体験しにいらしてください。
浅井さんは、前回はキッチン周りのものから、多種の織物を出品なさっていました。
その中に椅子敷きもすでにあって、ぴかっと輝いていましたね。
制作をいちど絞って(また、将来的には広がることもあるでしょうけれど)、
今回はこの作品群を集中して制作しようと手を動かす浅井さん。
ぜひ見て、触れて、布の感触味わってみてくださいね。
(踏むコーナーも登場するかもですよ!)
Q
浅井さんにとって、「工房からの風」って、どんな風でしょうか?
A
3年前に初めて出させていただいたときは、
「自分が一番得意な事ってなんだろう?」と真剣に考えるきっかけになりました。
工房からの風に関わる全てのひとに、だらっとした所がなくて、真剣で、さらに楽しそう!
だったので、自分と向き合わないわけにはいかなかったのだと思います。
自分の小さな部屋から押し出されるくらいの、勢いのある風です。
真剣に楽しそう!
って、たしかに作家もスタッフも、関わる人たちの共通な感じかもですね!
小さな部屋から押し出されて3年ののちのお仕事。
とっても楽しみですね。
Q
浅井さんは、小学生のころ、何になりたかったのでしょうか?
A
父方のもう亡くなった祖母が多才な人で、革細工、絵、書、お裁縫、なんでもする人でした。
祖母を知る人に会うと、「踊りが上手だった」、「着物を着るのがほんとに早かった」、
「しばらく軽食屋をやっていた」・・・などと、皆さん口々に違うことを言われます。
ずいぶん年をとってからは「ばっちゃま劇団」という、お年寄りばかりの劇団を立ち上げて、
脚本から人形制作から皆やっていたようで、本当にパワフルな人でした。
自分では覚えていないのですが、「将来なりたいものは?」という作文に
「おばあちゃんの作ったものを売るお店がしたい」と書いていたみたいです。
あと私が小さい頃は、まだ個人商店(駄菓子やさんとか、小さい本屋さんとか)が普通にたくさん
近所にあって、そのなかでも「クリーニングやさん」にちょっと憧れていました。
業務用のアイロンで、大量のシャツに黙々とアイロンをかけているのを見て、
漠然といいな~と思っていた気がします。
なんだか、いいですねー、浅井洋子さんがおばあ様のことを綴られている文章。
おばあ様のお話、今度もっと聞かせてくださいね。
そして、業務用アイロンに憧れるところなど、働き者の片鱗がすでに表れているような・・。
:::
では、浅井洋子さんのホームページをご紹介しましょう → ☆
出展場所は、モニュメント周り。
たくまポタリーさんと鳥居明生さんの間のテントです。
ふかふかと、お尻に!心にあたかな文様も楽しい椅子敷き が待っていますよ。