月別アーカイブ: 10月 2013

ワークショップ/らふと | コメントする

らふと、秋冬のワークショップ

らふと秋冬のワークショプのご案内です。

キャンセル待ち受付も終了とさせていただきました。
たくさんのお申込みをいただきありがとうございます。 (10/7 追記)

■11/30 (土)「竹の小籠を編む」
講師:勢司恵美
四海波の部:10 時半〜12 時半 定員 各回8 名 会費 3500 円
→受付終了しました  
四つ目編みの部:14 時〜17 時  定員 各回8 名 会費 4800 円
→受付終了しました  

竹で民具を編む勢司恵美さんと小さな籠を編みます。
四海波籠の部、四つ目編み籠の部からお選びいただきます。
竹が暮らしの道具へとなる過程をご一緒しませんか。

四海波(しかいなみ)籠。ガラスの器と合わせて花籠に。

四つ目編み籠。お結びが3つ程並ぶサイズです。

■12/7 (土)「クリスマスのしたく-手仕事の庭のハーブを添えて」
講師:大野八生
第1回:10時半~13時 →受付終了しました  
第2回:14時半~17時 →受付終了しました  
定員 各回10名 会費3800円 

冬の気配を感じたら、クリスマスのしたくを始めましょう。
大野さんセレクトの植物と合わせて、
手仕事の庭の藤蔓をベースに、ローズマリーなどのハーブ、
綿の実や木の実を添えたクリスマスリースを作ります。

◎ご応募は、HPお申し込みフォームから。
◎定員に満たなかった場合、開催を見送ることがございます。予めご了承くださいませ。
◎大人対象となります。

[受付期間] 
第一次:10 /3(木)10 時〜5(土)12 時 
この期間は、お一人様ひとつの催事のみ受付いたします。
応募多数の場合は抽選となります。
第二次:10/6(日)10 時〜 
定員に空きのある場合は先着順に承ります。


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たくまポタリーさん(陶芸)

たくまポタリーさんは、石川県で作陶する方。
「工房からの風」へは、二回目の出展です。

釉薬や土を変えて白の表情も豊かな器や、つややかな飴釉(あめゆう)、
口べりに茶の筋を引いた皮クジラと呼ばれる意匠の器など、
日々の器に定評のある作家です。

Q
たくまポタリーさんは、「工房からの風」にどのような作品を出品されますか?

A
生活の器を色々持っていきます。
ご飯茶碗やお皿色々、鉢や花活けなど。

前回出展から1000日あまり。
”自分の真ん中にあるもの”に向き合い続けると、
磨いていきたいもの、手放していいもの、努力しなければいけないこと、
自分のものにしなくてもいいことがわかりやすくなって、
静かな気持ちで制作を続けてこれたような気がします。

それと同時に、”自分の真ん中にあるもの”と作品がちゃんとつながるように、”
もっと使いやすくなきゃ”、”もっと暮らしに馴染むように”、”もっと情緒があればなぁ”・・・
と、たくさんの”もっと”があふれ続け、一窯ごとに探り探り制作していたら、
あっという間に今年の工房からの風の直前です。

器制作業として、しっかりとした”定番”を作れるようにと励んでいるけれど、
天然原料であることや、サイズやフォルムの改良、窯の具合など、
様々な理由により、作品は常に流動的です。

工房からの風の二日間、今年の収穫をたくさんの方と分かち合えたら・・・と思います。

たくまポタリーと、工房名での出展ですが、制作されているのは、ゆうこさんおひとり。
「器制作業」と、明言されるように、作家というよりは、使う道具を作る、
という気持ちが前面にあるように思います。

その作り出すものへの責任感のような思いは、静かで美しいなあと、
やりとりをしながらいつも感じます。
私見ですが、皮革の大濱由惠さんや、クッキー・ジャムのn*cafeさんの制作姿勢と、
とても響くような・・・。
いずれの方も、働き者で、誠実なお仕事ぶり。
(そして、素がお茶目さんです!)

Q
たくまポタリーさんにとって、「工房からの風」って、どんな風ですか?

A
3年前と同じく、”工房からの風”に吹かれることによって、
自分の仕事の輪郭がはっきりするような・・・そんな風です。

一方で、自分が今立っている足元から、ふわっと巻き起こり、
思いがけない景色を見せてくれる風、のような気もします。
綿毛や種をとばす、あの風。


「工房からの風」という場、機会を長く大切にしてくださる方は、
強風というより、ふわっと感じられる方が多いような気がします。
直後の感想よりも、じわじわと寄せてくるような風や波。
たくまさんも3年の間、工房の、心のどこかにそよそよとわたる風を生かして制作を続け、
波を生んでこられたのですね。
その波に乗って、ふわっと、どんな器が生まれているのでしょうか。

Q
たくまさんは、小学生のころ、何になりたかったのでしょうか?

A
サーカスの空中ブランコの人、だったかなぁ・・・。

えっ!
ちょっと、びっくりです。
イメージと・・・ ・・・

そんなギャップ?のあるたくまポタリーさんのホームページをご案内しましょう。 → 

出展場所は、モニュメント周り。
陶磁器のJUNIOさんのお隣です。
このゾーン、特に器の選び応えがありますよ。

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コルトン広場スペイン階段前ゾーン

ご紹介も進んできましたので、わかりやすくご案内も進めますね。

「工房からの風」の会場は、つながったひとつの空間ですが、
大きく分けて4つのゾーンがあります。

コルトン広場 ・ スペイン階段前
コルトン広場 ・ モニュメント周り
ニッケ鎮守の杜・手仕事の庭
ニッケ鎮守の杜・おりひめ神社

このうち、ご紹介が進んできた、スペイン階段前の方々の一覧を。

本八幡駅方面から(会場西側)
denさん(染)
市岡泰さん(陶芸)
ふじい製作所さん(木工)
飯野夏実さん(陶芸・ピサンキ)
深堀知子さん(陶芸)
吉田崇昭さん(陶芸)
ヌイトメルさん(皮革)
accessories mauさん(金属・装身具)
瀬戸晋さん(木工)
microsa by sowacaさん(金属・石)
西山雪さん(ガラス)
高木剛さん(陶芸)

です。
西山さん、高木さんのテントが開けている方向に、
モニュメントがあります。
次回は、そのゾーンの方からご紹介してきますね。

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10月になりました!

いよいよ10月!
開催は12日、13日ですから、も、もうすぐ!!ですね。
このブログでの作家紹介も、これから益々ピッチがあがります。
(というか、あげなければ!!)

先週まで、水面下で 進めていた大きなことのひとつが、「風の音」の入稿でした。
前号より8頁増えて24頁。
これが、いよいよ明日刷り上がってくる予定なのです!
ああ、ドキドキです!!!

そして、その刷り上がった「風の音」を同封して、出展作家に最終の案内便をお送りします。
出展作家の皆様、もう少しお待ちくださいね。
(万一土曜日までに届かなかったら、一報くださいね@業務連絡)

今回の「風の音」の内容を少しご紹介いたしましょう。

「工房からの風」として、4人の作家の取材記事を掲載しました。
佐藤祐子さんstudio fujino さん羽生直記さん吉田麻子さん

井上陽子さんからは「カケラでコラージュ」という見開き頁。
Anima uniの長野麻紀子さんからは「ピアニシモ」という見開き頁。

森友見子さんのアトリエを取材した「素材の学校」
「箒職人・吉田慎司・棒屋を訪ねる 」は、吉田さんによる取材記事。

今回の出展者
microsa by sowacaの小岩佐千子さんと、Awabi wareの岡本純一さんからは
作家からの800字として、寄稿文を。

ほかに、大野八生さんの庭日記、らふと茶菓部のお菓子レシピや、ハーブノートなどの連載も。
(裏表紙は、どどーんと星野道夫展の案内写真です)

この「風の音」は、当日会場本部テントで販売(500円)いたします。
ぜひぜひ、お求めくださいませ!

:::

ほかにもご案内を。
来る3日木曜日の朝日新聞夕刊(首都圏版)には、広告出稿もしています。
出展作家のお名前もすべて出ていますので、こちらもぜひご覧くださいね。

明日は、トキニワカフェと庭の駅のミーティングなどなどと
皆様に思いっきりよい時間を過ごしていただこうと、ひとつひとつ進めています。
あとはお天気を祈るばかり!
Everything is be all right ! ですよね。

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高木剛さん(陶芸)

今回も「工房からの風」に出展される陶芸の方々は、
その作風が幅広く、多くの方に見応えがあることと思います。
今日ご紹介する高木剛さんは、その中でも、所謂、陶芸、焼き物っていいなぁ、
と味わい深い作品を作られる方。
粉引きや刷毛目など、伝統的な趣のある作品です。
鹿児島生まれで、現在は京都で作陶されています。

Q
高木さんは、「工房からの風」にどのような作品を出品されますか?

A
白化粧や鉄釉の器を。
急須やポットなどのお茶まわりの器を充実させた展示になります。

お茶の時間は、和みの時間ですね。
なごみは、和、と書きますが、まさにその豊かな時間が手元に添ってくるようです。

Q
高木さんにとって、「工房からの風」って、どんな風でしょうか?

A
「ハラハラ」「ドキドキ」な風です。
今回が初めての参加で「ハラハラ」「ドキドキ」が止まりません。
今の自分から出てくる器を見ていただけたらと思います。

ハラハラ、ドキドキって、きっと期待が大きいっていうことですね。
期待は夢や目標に向かう火種にもなりますね。
高木さんの火に向かうお仕事に、その期待がいっぱい込められているようですね。

Q
高木さんは、小学生のころ、何になりたかったのでしょうか?

A
世界中を旅してまわりたかった。
旅人…?

わ、出ました、旅人!
先日、福岡の陶芸家吉田崇昭さんも、そのようなことを・・。
高木さん自身がこれから旅人になるかもしれませんが?
その前に作った器が世界中を旅していくかもしれませんね。

さて、高木さんのホームページはこちらになります。 → 

出展場所は、コルトン広場スペイン階段前。
モニュメントゾーンに向かって広やかな空間です。
個性的なまん丸眼鏡の優しい表情の方ですよ。
お隣は、夕張から来られるガラスの西山雪さんです。