月別アーカイブ: 10月 2017

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ふたつぼし

大分県竹田市で、木、漆、竹を使ってのものづくりをする
中山秀斗さんと阿部麻海さん。
ふたつぼし
という工房名で出展くださいます。

Q1
「工房からの風」にはどのような作品を出品しますか?

A1
「ふたつぼし」では竹の作品を中山秀斗、
木の作品を阿部麻海、
漆はふたりで制作しています。

今回は籠、ブックスタンド、小箱、アクセサリーなどを出品予定です。
木も竹も漆も、大量生産とは逆行するものです。
ひとつずつ、ひとつずつしか出来ません。
ジレンマはありますが、素材の時間に合わせながら作っています。
くすりと笑えるもの、触れていると元気がでるもの、
持っていると楽しくなるものを
「木と竹と漆」という素材から手 の力で生み出していきたいです。

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ふたつぼし
とってもこのおふたりらしいネーミング。

『くすりと笑えるもの、触れていると元気がでるもの、
持っていると楽しくなるものを』
おふたりとお会いすると、いつもそんな気持ちになります。
ものとお人柄が一致しているんですね。

自然の恵みと共に生きることを仕事にされたふたつぼしの作品。
滋味深いので、ぜひゆっくりとご覧ください。

Q2
「工房からの風」への出展が決まった時、どのようなことを思いましたか?

A2
私たちは
「時間がかかっても自分たちが良いと思うものを作ろう。
きっと誰か気に入ってくれる人がいるだろう」
というスタンスでやってきました。
決まった後もその部分が大きく変わったわけではありませんが、
「よし、あなたたち、それでやってみなさい!」
と背中を押されたような気がしました。

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Q3
ふたつぼしさんの「工房」のある街の好きなものやところ、
自慢できること大切に思っていることひとつ教えてください。

A3
炭酸泉で有名な長湯温泉があります。
びっくりするぐらいシュワシュワの泡が出てきて、
体がぽかぽかします。

毎週、2時間ぐらい温泉に浸かりに行くのですが、
「工房からの風」が決まってからは回数が減ったので、
終わってからの温泉を楽しみに作品づくりをしています。

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温泉の回数を減らして制作に励んでいただいているのですね!
あと、もう少しですよ。

ふたつぼしさんの出展場所は、ニッケ鎮守の杜。
フレルさんと Lille og Storさんの間です。

きっとお客様、周りの作家の方々を
ほっこり、にっこり、和ませてくださる展開になることと思います。

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空想製本屋

空想製本屋
イメージ広がる工房名で制作を続ける
本間あずささんからのメッセージをご紹介しましょう。

Q1
「工房からの風」にはどのような作品を出品しますか?

A1
生活の中にある工芸としての製本、をお伝えしたいと思っています。

私にとっての製本は、記憶の宝箱を作ることに似ています。
そのままではばらばらになってしまう記憶や思いを集めて、
編んで、本という形の中に収め、
いつでも見て触れて読んで大切にできる形にする
—「記憶を綴じ込める」手製本の魅力を知っていただきたい。
宝箱を覗くように、
本を触って読んで、楽しんでいただけたらと思います。

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・庭の本
季節を綴じ込めた本。
移り行く季節を本にして表現したい。
そう願いながら、庭の草木で紙や糸を染め、
四季の言葉を編み、春夏秋冬の「庭の本」が出来上がりました。

平安時代から近代までの、
季節を詠んだ古い俳句や短歌、詩をテーマを決めて集め、
造本も四季により異なります。
読みながらページを切り開いていく、アンカットという仕様です。
季節をともに過ごす歳時記のように、
手から言葉から、四季を感じていただけたら嬉しいです。

余談になりますが、草木染めを始めたのは5年前、
工房からの風にワークショップで参加した際、
教えていただいたのがきっかけでした。
今回こうして形になった庭の本を、
工房からの風の庭でお見せできることを嬉しく思います。

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・旅の本
土地の記憶を綴じ込めた本。
古い外国の地図やパンフレットを国や地域ごとに編み、
9冊の旅の本が出来上がりました。

昔の紙はデザインや紙質も独特で、
書き込みがあったりするものも。

半世紀近く前に、欧州やアメリカを旅した人たちの記憶が、紙に宿っています。
地図やパンフレットは大きく広げられるように綴じているので、
本を開いて、9つの旅先への紙上旅行を楽しんでいただけたら。

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・古書の仕立て直し
古書が経て来た時間を綴じ込めた本。
価値はあるけれど壊れてしまった古書を、
修理しあらたなデザインで仕立て直した特装本も数冊お持ちします。

紙、革、布、糸…様々な素材を用いてその本の世界を表す、
手製本の醍醐味を感じていただきたいです。

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・紙のおもちゃのような本
紙の手触りを綴じ込めた本。
紙の色や質感、造形を楽しむ紙のおもちゃのような本を作りました。
折り畳んだ三角形の紙を綴じたシンプルなものですが、
四角、台形、平行四辺形、船、家、うさぎ…などなど、
紙を組み替えて変形折り紙のように、色々なかたちに変化します。

紙は身近な素材ですが、最近は大人はもちろん、子どもでさえも、
紙そのものの触感を楽しむ機会が減っているように感じます。
スマホをタップする指先よりも、紙を繰る手指の感覚に、
敏感であって欲しい。そんな思いから、ささやかな本ができました。

本間さん、ご丁寧にご案内をありがとうございます。
手製本の世界もいろいろですが(もっとも、陶芸も、木工も、染織もいろいろですね)
『本と人とのあいだを繋ぐ製本屋』という想いを軸にして、
磨いたセンスと技術を活かしてのものづくりなのだということが伝わってきます。

こういう奥行のある、知の楽しさを叶えてくれるものづくりを
「工房からの風」でご紹介できること、
大きな歓びです!

Q2
「工房からの風」への出展が決まった時、どのようなことを思いましたか?

A2
こんどは風を起こす側になれる!と、とても嬉しい思いでした。
「工房からの風」はお客さんとして通っていた場所でもあり、
いつも制作を刺激し励ましてくれる「追い風」でした。

その人と人、作品を結ぶ場にずっと憧れていましたが、
受注制作の他に自身の作品を作りはじめて、今回初めて出展が叶いました。
空想製本屋は、手製本で本と人とのあいだを繋ぎたいと願い、
仕事をしています。
本と人、人と人の関係性が手製本を通じてより深くなったり、
変わっていく現場に立ち会うのが大きな喜びです。

これまでの受注制作ではお客様との一対一のやりとりが多かったのですが、
より広やかに人と関わる中で作品や制作を育てていきたいと思うようになりました。
工房からの風からもらった様々なよき思いを、
今度は私が作り出し、循環させていくことができれば幸せです。

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励まされ、応援される「追い風」と捉えていただくこともありがたいことですが、
「風を起こす側になれる!」という主体的な気持ちで工房からの風に取り組む
空想製本屋さんの心意気にぐっときます。
こういう循環っていいですよね。

Q3
空想製本屋さんの「工房」のある街の好きなものやところ、
自慢できること大切に思っていることひとつ教えてください。

A3
自宅兼アトリエは、東京の武蔵野市、
武蔵境駅からしばらく歩いた住宅街の中にあります。
都心からそう遠くないのに緑のたくさんあるところが気に入っています。
果樹園では梨やぶどう、柿が実り、直売所のある農家さんもたくさん。
近くの野川公園では川遊びが楽しめ、アトリエの庭ではタヌキを見かけたことも!
また、駅前にあるカフェ併設の図書館や、
国立天文台の絵本の家など、
子どもも大人も読書を満喫できる場所があるのが自慢です。

今回、空想製本屋さんの出展場所は、トキニワカフェのすぐ近く。
DOUBLE=DOUBLE FURNITURE さんの隣です。

空想製本屋さんのアドレスは、honno-aida.com
本 間 
これはまさに、本間あずささんならではのお仕事なのだわーと
膝を打ちました。
そのホームページをご覧いただくと、空想製本屋さんの想いや、
世界観にぐんと近づけられることと思います
→ click

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toelle

今回革の作家が4名(組)出展くださいます。
どなたもがそれぞれの世界観があって、
技術的にもすぐれ、とっても見応えある作品群を構成されています。

toelleさんは、今回鹿児島からの出展。
遠くはるばるありがとうございます!
今年は他にも北海道、沖縄、奄美と遠方から参加くださる方が多いのも特徴です。
にもかかわらず、ミーティングにも皆さん出席くださるのです。
「出会いの磁力を高めたい」
そう思い続けてきたことが、少しずつ叶ってきたのかもしれません。
展覧会当日、使い手の方、つなぎ手の方との出会いも豊かでありますように、
私たちも最後の準備にスパートをかけています。

Q1
「工房からの風」には、どのような作品を出品くださいますか?

A1
手縫いで仕立てたバッグ・サイフ・小物類を。

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手間暇を惜しまぬ伝統製法で作られた
上質なイタリアンレザーを使用しています。
素材に負ける事のないよう、
こちらも手間暇を惜しまず、
革という素材が持つ魅力を十分に伝えられるよう心掛けて制作しています。

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Q2
「工房からの風」への出展が決まった時、どのようなことを思いましたか?

A2
自分の創作活動においての新たな一歩を踏み出す為の
展示に出来るよう取り組みたいと思いました。
人類にとっては小さな一歩だが、
一人の人間にとっては、大きな飛躍になると感じています。

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人類!
そうですね、ひとりひとりの進化が結果大きな飛躍につながっていく。
toelleさんがこの日のために取り組んだこと、
いつか実を結ぶ日がきますように。

Q3
「工房」のある街の好きなものやところ、
自慢できること大切に思っていることひとつ教えてください。

A3
自宅の庭。

雑草だらけで近隣の方々には
よほどの不精者だと思われているかも知れませんが、
微生物や昆虫たちのオアシスになっており、
食物連鎖の一端を垣間見る事ができます。

また季節毎に果樹や草花が芽を出し、
咲きほこり、実りを迎え種をこぼすという当たり前の事を、
あらためて神秘的で驚異的に思える環境です。

『花はその花弁のすべてを失って 果実を見いだす』
という詩聖 タゴールの詩が深く心に染み入ってきます。

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自分の庭を丹精しよう。
ミーティングでは、そんなお話しもします。
よその庭を見てうらやましがったり、
自分を過少に想ったりしないで、
自分の庭にこそ、育つべき種や芽があるのでは。
と。

『花はその花弁のすべてを失って 果実を見いだす』
というタゴールの言葉には、深く掘るほどに滋味深い意味が見出せますね。

toelleさんの出展場所は、コルトン広場スペイン階段前。
ブログはこちらになります。
→ click

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Lille og Stor

Lille og Stor
なんて読むのでしょうか?

デンマーク語。
カタカナで強いて書けば「リレ オウ ストー」
「小さいと大きい」と言う意味です。

『「コドモトオトナヲカンガエル」をコンセプトに活動を開始しました。
北欧の生活空間からインスパイアされた場を彩るデザインを提案し、
モノづくりを通して生活に寄り添い、学びと育みのある環境づくりを目指しています。』
ホームページで、制作への想いをこのように公開しています。

Q1
「工房からの風」では、どのような作品を出品されますか?

A1
ユニセックスで年代も問わず持てるボーダーレスなデザインで、
見た目、用途もシンプルなプロダクトの提案を意識しています。

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牛ヌメ革本来の特長である柔軟性や張りを活かし、
組み立てや形状記憶などで制作しております。

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クールなデザインと有機的な素材感が心地よく一体化した
Lille og Storの革。
素敵な写真にその世界観がとても表れていますね。

Q2
「工房からの風」への出展が決まった時、どのようなことを思いましたか?

A2
良い出会いや、これからのお仕事に繋がれば良いなと思いました。

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Q3
Lille og Storさんの「工房」のある街の好きなものやところ、
自慢できること大切に思っていることひとつ教えてください。

A3
工房として活動しているシェアアトリエには様々な方々が出入りしていて
異なった職種の方との交流や情報を収集できる貴重な場となっています。
また、革の産地としての文化がある為、買い付けや工具、パーツなど
とても豊富に揃っていて最適な環境で活動できることを嬉しく思っています。

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工房でのものづくりはひとりや少人数での仕事ですけれど、
その仕事を広やかにしていくのには、人の輪のつながりがとても大切ですね。
ものづくりに心を置く人々が行き交う様子も、
確かな光景のひとつ、人も自然の一部なのだとあらためて思いました。

Lille og Storさんの出展場所は、ニッケ鎮守の杜。
ホームページは、こちらになります。
→ click

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kegoya

久しぶりに「工房からの風」に戻ってきてくださいました。
山形県で籠編みをするkegoyaさんです。

Q1
今回の「工房からの風」には、どのような作品を出品しますか?

A1
あけびのつるやくるみの樹皮など山の材料のかごを作っていきます。
手提げから収納用の大きなかごまで、用途も色々なかごを作りました。

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長年、ふと美しいと思っていた球根の形をかごにしてみたりと、
このタイミングで挑戦できたかごもあります。
藤棚のブースに吊り下げられるようなイルミネーションも新たに編んでみました。
シャンデリアをイメージしたかご細工にアレンジしています。

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前回出展いただいて以来、すっかり籠編みのお仕事が忙しくなったkegoyaさん。
それでも、鶏を飼い、小麦を収穫し、お連れ合いの炭焼きや山菜取りの仕事も充実し、
今ではふたりのお子さんのおかあさんとなって、
日々の暮らしもますます豊かになりました。
そして籠編みへの情熱はますますふくらみ、
限られた時間の中でも、意欲的な制作を続けています。

球根の形の籠は、底のいくつものR(曲面)が
なんとも素朴な優雅さを醸し出しています。

また、シャンデリア!とは!!
kegoyaさんには脱帽です。

Q2
「工房からの風」への出展が決まった時、どのようなことを思いましたか?

前回、8年前になるのですが、
山形の木小屋をイメージした壁をブースに再現して
風や木漏れ日の中、作品もお客様もとても心地よさそうでした。

展示が決まった時は、
「またあの場所で展示ができる!」といううれしさで、
やってみたい展示イメージをあれこれ考えはじめてしまいました。

鎮守の杜は何でもない場所のようですが、
手入れをされたささやかで美しい場所に
工房村が2日間現れるというイメージがあります。
普遍的な場所だからこそ、
遠い異国にも通じてどこにでもなれる気がする、
作家にとってもあり難い展覧会だと思っています。

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ありがとうございます。
二日間の工芸村。
まさにそのようなイメージで私たちもいます。
物語の中でのようなことが、確かに行われている。
そんな広がりの心を持つ人が集って、あの二日間が生まれるのですね。

Q3
あなたの「工房」のある街の好きなものやところ、
自慢できること大切に思っていることひとつ教えてください。

A3
工房のある山形県小国町は、
アルプスのような岩山と空が工房のすぐ裏に広がります。
下には畑や植えた花木や果樹、絵本のような世界が目前にありますが、
地元の人が夏の草刈や冬の雪囲いを何年もしてできた風景です。

何でもない美しい風景は高齢化で維持できなくなるかもしれないけど、
風景にかご細工をプラスして美しさや気持ち良さを感じて暮らすことで、
維持することにつながるかも、と思っています。

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東京に生まれ育ったkegoyaさんが縁あって移り住んだ土地。
そこで出会ったおじいちゃんやおばあちゃんの素晴らしさに惹かれ、
根をおろして人生を編み続けていく中で、
この愛らしいくるみやあけびの籠も編まれていくんですね。
これからはkegoyaさんがそのすばらしさを継いで、
その姿に憧れる次の世代の方が現れていきますね、きっと。

kegoyaさんの出展場所は、ニッケ鎮守の杜に入って右側すぐ。
藤棚の下にkegoyaさんの世界が広がります。

二日目だけになりますが、ワークショップの予定しています。
『あけびのペンスタンドを編む』
10/15(日)のみ 11:00〜12:00   定員6名様
14:00~15:00 定員6名様

(※ワークショップのお申込は、
開始30分前より開催ブースで行います。
ワークショップ専用のプリントを当日テントで配布します)

ホームページはこちらになります。
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高木剛さん

二回目の出展となる京都の高木剛さんからのメッセージをご紹介します。

Q1
高木さんは「工房からの風」にどのような作品を出展くださいますか?

A1
薪窯と灯油窯で焼いた、粉引き、灰釉、三島、焼締などの器を出展します。
皿、鉢、注器、ふたもの、花の器など、暮らしの器を幅広くお持ちしたいと思います。

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美しい画像ですねー。
焼き物っていいなぁ、という気持ちにあらためて立ち返らせてくれるような佇まい。
実際に触れるて、その風合いの確かさを味わいたいです。

Q2
高木さんは「工房からの風」への出展が決まった時、どのようなことを思いましたか?

A2
とてもうれしかったです。
4年前に参加させていただいた経験をいかして、
より良い展示にしたいと思いました。

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Q3
高木さんの「工房」のある街の好きなものやところ、
自慢できること大切に思っていることひとつ教えてください。

A3
とにかく自然がいっぱいの所です。
工房の前には小さな川が流れていて、
川のせせらぎを聞きながら制作できます。

裏山にはお茶の木があって今年は教わりながら青茶(烏龍茶)を作りました。
こちらに住んで10年程になりますが、
身近に自然の移ろいを感じながら生活できる事は
心を穏やかにしてくれて、とても気にいってます。

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工房で感じられる風の音や匂い、光、草やけものたちの息吹き。
高木さんの作品には、それらがすうっと染みこんでいるのでしょうか。
工房からの風では、手仕事の庭の花壇のほとり。
棉やとろろ葵の花や実が揺れる空間にその作品がやってきます。

ホームページはこちらになります。
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阿部有希さん

陶芸作家もご紹介していきましょう。
愛知県から出展くださる阿部有希さんです。

Q1
阿部さんは「工房からの風」に、どのような作品を出品しますか?

A1
土が自ら動いてつくり出す、形や質感、模様のおもしろさを大切に作陶しています。

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白化粧を施し、白化粧土の罅(ヒビ)で模様を描いた花器やカップ、陶板。
土に土を押し付けて模様を描いたプレート。
少し低い温度で焼きしめた器に漆を施した菓子皿。
これらの技法を織り交ぜた装身具などなど。

ぜひ、直接手にとって、土が魅せる表情を感じていただけると嬉しいです。

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端正なフォルムに、味わい深い風合いのある器。
盛ってみると懐深くいろいろ受け止めてくれるのは、
おはぎの画像からも感じられますね。

Q2
「工房からの風」への出展が決まった時、どのようなことを思いましたか?

A2
背中を押す風が吹いてきた!

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Q3
阿部さんの「工房」のある街の好きなものやところ、
自慢できること大切に思っていることひとつ教えてください。

A3
葦毛湿原に自生している白玉星草(シラタマホシクサ)
子供の頃から大好きな植物です。
細長い茎のてっぺんに、小さくて白くてギジギジした、
金平糖のような花がちょこんと咲きます。
東海地方の湿原など、一部地域にしか生息できません。
年々減少しているようなので、大切に見守っていきたいです。

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白玉星草とは、なんて素敵な名前でしょう。
子どもの頃から阿部さんが親しんだというこの美しい花は絶滅危惧種になっているようです。
絶えることなく咲き続けてほしいですね。

育った地に構えた工房から生み出される阿部さんの果実のような陶器は、
ニッケ鎮守の杜レンガ道の近くにやってきます。

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田井将博さん

今回も器などを制作する素晴らしい作家が集まりました。
陶器、ガラス器、木の器・・・。
ガラスの田井将博さんからのメッセージをご紹介します。

Q1
田井さんは「工房からの風」に、どのような作品を出品しますか?

A1
去年の後半からちょっと真面目に制作に打ち込もうと少し作風を変えたので
今一番力を入れて作っている輪花のシリーズの器を中心に持っていく予定です。

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器の縁に琥珀色のガラスを巻いたちょっとレトロで懐かしい感じの、
年中使ってもらえるような日常に取り入れやすい器です。
(と自負してるだけですが)

その他の物は会場でのお楽しみです。

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私たちのサイトにある「#工房からの風」を括るところで、
新作を発見! → click
うっとり・・・。
すてきですねー。

Q2
田井さんは「工房からの風」への出展が決まった時、どのようなことを思いましたか?

A2
届いた封筒を開けてみたとき一番に思ったのは、
千葉まで車か!マジか〜ちょっと遠いぞ運転していけるのか・・・です(笑)。

決まったときに思ったのは、
どんな作家さんたちと出会えるのだろうかという、わくわくドキドキです。

それと僕の器をどんな方が気に入って使ってくれるのだろうか、
もう既に使っていただいている方にも会場で
初めましてとお会いすることもあるかもしれませんし
これは楽しみで仕方ありません。

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田井さんはすでに関東での展覧会で作品発表もされていますので、
使い手の方々との出会いも楽しみですね。

Q3
田井さんの「工房」のある街の好きなものやところ、
自慢できること大切に思っていることひとつ教えてください。

A3
僕は今工房のある場所がとても好きです。
そんなに田舎ではないのですが、表も裏も田んぼに囲まれています。
春になれば、土筆が生え5月頃には田植えも始まり家の近くでは蛍も観れます。
夏の終わりにはヒグラシが鳴き始め秋の夜には鈴虫の鳴き声が聞こえます。
香川県は暖かなとこなので雪はあまり降りませんが・・・。

工房の隣が中学校で朝夕は登下校の子供達が通り賑やかです。
4月は初々しい新入生が真新しい学生鞄を持って歩いてたりしてなんだかほのぼのとします。

自然からも人からも五感で季節を感じながら生活できるこの環境がここちよく大切なものです。

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『工房のある場所がとても好きです』
このシンプルなフレーズがとても好きです!
いいですね、そのような環境の中で生み出される作品。

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『これは頂き物のブロッコリー。旬のものもいただけますし。』
というキャプション付きで、この画像もくださいましたので、
共有しますね。

田井将博さんの出展場所は、手仕事の庭の花壇のほとり。
草花と光と美しいガラスが、今年ならではの光景を生み出すことでしょう。

ホームページはこちらです。
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