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メタ情報
月別アーカイブ: 11月 2017
ワークショップ/らふと
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11/26 リフ編みのワークショップご予約の皆様へ
11月26日(日)
はまやまいさんによるワークショップ
「リフ編みのオーナメント-白い雪」は、
予定通りに開催をいたします。
冬のはじまりの庭にて(スノードロップが咲きました)、
皆様のお越しをお待ちしております。
director's voice
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一次募集へ
「第16回 工房からの風」は、
2018年10月13日(土)14日(日)に開催します。
○
一次募集
2017 年12 月1 日(金) ~ 12 月20 日(水)
25 工房を最大にして、確定予定です。
年内に応募者へ結果発表をいたします。
○
二次募集
2018 年3 月10 日(土) ~ 3 月30 日(金)
一次決定作家と合わせて50作家となるように出展者を確定します。
4 月上旬に応募者へ結果発表をいたします。
詳しくはこちらをご覧ください。
→ click
一次では出展経験作家への応募を特に促しています。
(もちろん、初出展の方の応募も歓迎です!)
年内に出展が確定すると、2018年秋冬の予定が立てやすいと思います。
以下、ちょっと長くなりますが、出展経験作家の方の応募を促す理由をお書きしますね。
:::
「工房からの風」は、出展すると2年は応募ができません。
その理由は、新たに世に出ていく作家への登竜門として
新人の方に門戸を開いていこうという想いと、
次の進化、深化へのステップには出展からある程度の時間が必要という想いからです。
出展作家メンバーがマンネリしてしまうこともよしとしませんし、
常によき緊張感があることが「工房からの風」ならではと思って構成してきました。
その趣旨は変わらないのですが、10回展くらいから、
複数回出展作家の「工房からの風」との関わり方に新しい展開が表れてきました。
作家自身の新たなステップとして、
個展の気持ちで「工房からの風」を活用される方が現れたのです。
その方々が、見事に結果を実らせて、作家活動を推進していかれる姿を、
毎回見られるようになってきました。
新人作家の登竜門と、出展経験作家が進化・深化の機会となるような場。
このふたつを明確に「工房からの風」への出展作家募集の柱としたいと思っています。
そのために、募集を一次、二次と二回に分けることも始めました。
すでに展覧会活動をされている方にとっては、
秋の予定は早く決定するのに越したことはありません。
2018年秋のメインの個展を設定する気持ちをもって、
「工房からの風」への出展、ぜひご検討ください。
:::
このひとつ前のブログの加藤キナさんや
山形で籠を編むkegoyaさんをはじめ、
今回複数回出展となった作家の方々、どなたもよい機会にしてくださっています。
12 月1 日(金) ~ 12 月20 日(水)の一次募集。
ご応募お待ちしています。
director's voice
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加藤キナさんより
おりひめ神社のほとり。
片流れのちいさなテントに美しい手仕事の革作品が灯るように展示されていました。
その隣には、影絵にもなるオブジェも。
加藤キナさん。
鹿革を中心とした制作をされる夫婦ユニットのおふたりです。
第15回展、本当にお世話になりました。
2回目の出展である私たちは、初回に感じた思いを再び掘り起こし、
「鹿」に焦点を絞った展示をすることにしました。
飛び地で、木立の中にひとつポツンとあるブース。
少し寂しい印象です。
ならば、その空間を生かそう。
霧の中に見たスクと立つ鹿の佇まいのように、
木立の中に大きな鹿シェット(革のオブジェ)を飾ろう。
そして、その続きとして暗さを生かした影絵を革で作ってみよう‥
そんな風にして、私たちの15回展の準備ははじまりました。
もちろん、オブジェを飾っても、しっかりと作品も仕上げて、
作品が伝わってこそ意味のある挑戦だと思いました。
当日は、雨。
でも、それはずっと予感されていたこと。
今年はずっと、不安定な天候だったのだから、台風が来ていないだけまだ良いと思いました。
蓋を開いてみると、あのような空模様の中、多くのお客様が足を運んで下さいました。
作品もたくさんお選び頂き、ほっ‥と胸を撫で下ろしています。
ですが、自分たちの展示が完璧だったとはとても言いがたく、
力不足にスッキリしない思いも心に残りました。
それでも、やりたかったことをお伝えすることはできていたようで、
何人もの方から、温かいお言葉や勇気の出るエールをいただくことが出来ました。
この数日間は、竹が節目を迎える前にギュウと締まるあの感じ、
濃縮された日々だったように思います。
ご恩返しがしたい‥
そう願った出展でしたが、今回もまた、多くの方のお力をお借りし、
愛情で満たしていただく事になりました。
なかなか、ご恩返しするのはむずかしいなぁ〜と幸せに満ちながら感じている風の余韻です。
心に残った宿題は、
これからの作家生活を、より豊かにしてくれる糧となりうることを私は知っています。
そしてそれは、自分がどう臨むかによって、
栄養にすることもできるし、全く身につかないことも知っています。
これから。
自分次第です。
たくさん悩んで、たくさん笑って、彩り豊かな作家人生にしていきたいと思います。
心に刻まれる数日間、本当にありがとうございました。
風50+ やっと読むことが出来ました。
それぞれの作家さんのお人柄が滲み出る文章に、引き込まれています。
言葉は違っても、吉田さんの言葉「世界は美しい」ということを信じ、
日々制作をすすめている作家さんたちが、この一冊に編まれているのを感じました。
世界は美しいですね。
雨もまた、美しいです。
そういえば、「ヨガの世界では、雨は清浄なモノなのよ。」と
おっしゃって去って行かれたお客様がおられました。
制作の節目の時を迎えているとおっしゃっていた加藤キナさん。
次の段階に踏み出すために、
この数年取り組んで来た仕事の集大成の場にしたい。
と、今回出展くださいましたが、見事に達成されていましたね。
雨の中、初日から作品をめがけてたくさんの方がブースに集ってこられていました。
その作品を巡って、おふたりとお客様との会話は途切れることがなかったですね。
作家としての人生を十全に味わいながら進もうと志すおふたり。
二回目となった今回の出展を竹の節目のようにして、
じっくり、そしてぐんぐんとそのお仕事を深め、伸ばしていかれることと思います。
:::
図録冊子「風50+」にも、加藤キナさんの頁があります。
また、12月2日の展示即売会にもご参加くださいます。
詳しくはまたこちらのブログでもご案内させていただきます!
director's voice
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フクシマアズサさんより
海。
大波が去った後に、浜辺には貝殻やガラスのかけらが打ちあがって輝いていますね。
「工房からの風」という大きな「風」がひいたあとに残った作家の心に残った煌めき。
凪ぐ浜の宝物のような想いを、毎年ご紹介しています。
今年は初出展作家と複数回出展作家それぞれ1通ずつ、この場でお伝えいたします。
(作家から稲垣宛に私信で送られたメールを、一部抜粋して、
作家の許可を得て転載していきます)
おりひめ神社の正面あたり、「galleryらふと」の前方。
若い女性がほうきを編みながら、
テントの中でたくさんの来場者の方々と言葉を交わしていました。
そのテントの中には、爽やかな今年収穫したばかりの
ホウキモロコシで編まれた美しい編みたてのほうきがずらりと。
壮観といえばそうなのですが、なんとも優しく和やかな佇まいの空間でしたね。
フクシマアズサさん。
つくば市でホウキモロコシを育て、その素材でほうきを編む方からのメッセージです。
ほうきのフクシマです。
「第15回 工房からの風」
あらためまして大変お世話になりました。
「後日改めてご連絡いたします」とメールしてから、
時間が空いてしまい申し訳ありません。
なんだかこのメッセージを書き終えてしまうと、
本当に「第15回 工房からの風」が終わってしまうのだと思うと、
なかなか書き進めることができず、今に至ります。
出展が決まってからの約10か月間と、当日2日間は、
私にとって人生の宝物のような時間だったと思います。
「工房からの風」という向かうべき目標がなければ、
梅雨の間引きや真夏の収穫のような厳しい農作業を、
手抜きせずキチンとこなすことはできなかったと思います。
その反面、正直に申し上げますと、終わってしまうのが怖かった気持ちもありました。
私の場合はこの10か月間をほとんど
「工房からの風」のために使うことができたので、
燃え尽き症候群と言いますか、
この大きな目標が終わってしまったら、
ほうきを作らなくなってしまったりしないだろうか?という不安です。
でもその不安は杞憂だったようで、
現在は日々日常を取り戻しつつ、
次のほうき作りやワークショップの準備などを進めることができております。
当日は、とにかくお客さまの笑顔が有難かったです。
たくさんの方々が、ほうきを目にした瞬間に顔がほころんで、
手を伸ばして近づいてきてくれました。
“作品にまつわる喜びを、誰かと共有できた!”
この確かな実感が、なによりも嬉しく、有難くありました。
当日を終えてからは、自分の中でじわじわとした小さな変化
(それは渦のようなもの)を感じております。
春の個人ミーティングでは、“作家の軸”について諭してもらいましたよね。
その軸というものに、9月末頃まではなかなか自信が持てずに揺れていました。
「工房からの風」は、経験豊富な作家さんたちと肩を並べる場。
「ちゃんとしなきゃ!」
(ここでいうちゃんととは、体裁を整えるということ)
という気持ちが勝っていたのだと思います。
でもふと、工房で独りほうきと対面しているとき、
「やっぱり自分らしいのが正解かも」という考えが降ってきました。
『大きなプレッシャーのある中で、
それに呑まれず、どれだけ自分らしく走り抜けるか』
これができたら自分自身の「工房からの風」は
成功なんじゃないか!と思うようになったんです。
がむしゃらだった気持ちが、すーっと伸びるような。
そこからは、あまり余計なことを考えず、
作りたいもの・見せたいものを作り、『惜しみなく』やることができました。
もちろん、もっといい草を作りたい、いい形を作りたい、など、
自分自身の課題はまだまだたくさんあるのですが、
前向きに、自分らしく考えられるようになったことが、
「工房からの風」で得られた大きなものだったと思います。
この気持ちを忘れず、
今後も日々ほうきに向き合って進んでいきたいと思います。
朝夕めっきり冷え込む時候となりました。
稲垣様をはじめ皆さまお元気に過ごしていらっしゃいますでしょうか?
ほうき畑はもうすぐ土づくりの季節です。
またお目にかかれること、心より楽しみにしております。
今後とも、どうぞよろしくお願いいたします。
フクシマアズサ
“作品にまつわる喜びを、誰かと共有できた!”
コツコツと汗だくになってホウキモロコシを育て、
モクモクとほうきを編む時間が、確かに誰かに届いた!
それも喜びを持って!!
二日間フクシマさんを満たしていた笑顔の源はこれだったのですね。
フクシマさんが葛藤を経て、自ら導き出したもの、尊いですね。
「やっぱり自分らしいのが正解かも」という考え。
『大きなプレッシャーのある中で、
それに呑まれず、どれだけ自分らしく走り抜けるか』
これができたら自分自身の「工房からの風」は
成功なんじゃないか!と
・・・
作りたいもの・見せたいものを作り、
『惜しみなく』やることができました。
惜しみなく。
ミーティングでも何度か出てきた言葉でしたね。
フクシマさんの惜しみなくの焦点は、今のフクシマさんにとって的確で、
それをご自身で導き出したことがこれからのご自身の養分になっていくのだと思います。
こうして出展された方からの感想を伺って感じるのは、
「工房からの風」は、二日間だけのものではない、ということ。
二日間だけのもの、と捉えた作家がいたとしたら、もったいないですね。
応募用紙を書く時から、出展を終えて感想をまとめるまでの時間が、
作家に与えられた育みの時間であることを、あらためて願った今回でした。
フクシマさんの「工房からの風」は、これからも吹き続けて、
そのお仕事を推し進めていくことと思います。
折々、あちらこちらで、
フクシマアズサさんの生き生きとしたお仕事に触れることが楽しみでなりません。
ワークショップ/らふと
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リフ編みのワークショップ
今日はなんて爽やかな晴れの日でしょう。
ニッケ鎮守の杜は赤、黄色、橙色の落ち葉が積もりはじめ、
しずかに冬に向かっています。
〇
11月26日開催、かぎ針編みワークショップのご案内です。
■11/26 (日) 「リフ編みのオーナメント-白い雪」
講師:naal maal/はまや まい
第1回:10時〜13時 終了しました
第2回:14時半〜17時半 終了しました
定員 各回6名様 会費2500円 お茶菓子つき
服飾作家naal maal/はまやまいさんによるかぎ針編みワークショップ。
リフ編みとはトルコに伝わる編み方で、
星型の文様が連なりふかふかとした厚みと手触りが特徴です。
クリスマスに向けて、雪の結晶をイメージしたオーナメントを
デザインしてくださいました。
素材はオフホワイトのウール糸。サイズちがいで二つ編みます。
大/最大幅 約 11cm
小/最大幅 約 7.5cm
ツリーにはもちろん、壁飾りに、窓辺に、扉にも。
大きなサイズはコースターにもなります。
リフ編みの基本を覚えたら、マットや、ネックウェアにも応用ができます。
小さなサイズは、クリスマスプレゼントのラッピングに添えても素敵ですね。
今回は特別に、ご参加の皆様に手仕事の庭のミニハーブスワッグをプレゼント。
ローズマリー、ティートリー、ローリエなどを束ねます。
レモンマリーゴールドも入れられるかな、と、お庭と相談中。
爽やかでほんのり甘い冬のスワッグになりそうです。
ぜひオーナメントとあわせて飾ってお楽しみください。
らふと茶菓部によるお茶菓子つきです。
お申込みは、HPお問い合わせフォームから承ります。
お問い合わせ、お待ちしております!
director's voice
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ブログの予定
今年の「工房からの風」が終わって早20日以上が経ちました。
季節はすっかり秋が深まり、冬の気配が増してきましたね。
director’s voice、少しお休み状態になっていました。
お訪ねくださった皆様、申し訳ありません。
いつも終了後は様々な業務がたっぷり!あって、なかなかに忙しいのですが、
今年はちょうどグッドデザイン賞関連の行事が重なりもしていて、
それらに集中しておりました。
出展作家の方々からも、たくさんのメール、お便りをいただきました。
その中から毎年「凪ぐ浜の宝もの」として、
一部メッセージを共通させていただいています。
今年も行おうと思っていますが、お選びするのが難しかったです。
というのも、ある種同じ響きのメッセージが多かったのです。
雨だったけれど、ほんとうに出展できてよかった!
雨だからこそ、感じられたことがあった!
という何とも清々しい感想、出展作家の方々の心映えに心打たれる文面が続々でした。
と同時に、個人的な今後の展開に向けてのディープな文面も多く、
掲載して共有することとは別のお便りだったりもしました。
これも、会の成熟なのだと感じています。
とはいえ、その中から、初出展作家の方と複数回出展作家の方、
おひとりずつからのメッセージをこれから掲載させていただきますね。
どうぞお楽しみに!
:::
12月2日には、図録冊子「風50+」掲載の作品展示即売会を行います。
販売方法や展開について、現在わかりやすくまとめておりますので、
この記事も今しばらくお待ちください。
:::
2018年の「工房からの風」の応募要項を更新しました。
こちらをご覧ください。
→ click
:::
ということで、さっそく「凪ぐ浜の宝もの」お伝えいたします。
director's voice
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グッドデザイン賞受賞展開催
director's voice
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次回出展者募集について
「第16回 工房からの風」の一次募集のご案内をいたします。
開催日は 2018年10月13日(土)14日(日)です。
○
一次募集
2017 年12 月1 日(金) ~ 12 月20 日(水)
25 工房を最大にして、確定予定です。
年内に応募者へ結果発表をいたします。
○
二次募集
2018 年3 月10 日(土) ~ 3 月30 日(金)
一次決定作家と合わせて50作家となるように出展者を確定します。
4 月上旬に応募者へ結果発表をいたします。
詳細はこちらのページをご覧ください。
→ click
2018年の工房からの風、佳き出会いの風をそよがせましょう。