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つなぐ、藍の生葉染め
7月18日、藍の生葉染めワークショップを開催しました。
雨天にも関わらず、皆様お元気な笑顔でご参加いただけましたこと、
心より嬉しく、感謝申し上げます。
藍の葉をミキサーにかけて漉した染め液をつくり、
シルクスカーフをムラなく染まるように動かし続けます。
真っ白なスカーフが10分もたつと翡翠色に。
染め液から出し、空気に触れると(酸化)、爽やかな水色にかわっていきます。
木々の間でふんわりはためく、生葉染めスカーフ。午後の会で。
2003年から続いてきた藍の生葉染めのワークショップ。
この夏もつなげることができました。
◯
今年の春先の種まきのことをよく覚えています。
春分の日を少し過ぎた頃。
その日は大野さんと庭人さんとの庭仕事の日で、あたたかく、種まき日和。
いつもよりちょっと早いけれど…と冬の間かけていた稲わらをはずし、
畝を立てて(庭人さんたちの畝立ての手早さと美しさといったら!)、
藍、綿、ムギワラナデシコ、ポピー、春菊など、たくさんの種をまきました。
そして週二日、かわるがわる水撒きをして、観察をして、芽吹きを一緒に喜んで。
ほどなくして庭をしばらく閉じることとなりました。
種をまいた時には想像もしていなかったこと。
あの種まき日和があって、季節の庭の営みが途切れずに、今も続いています。
ゆっくり育った藍は茎も太く、葉も大きく。
藍の生葉染め、この夏もう一度開催できたらと思っておりますが、
状況をみて、開催が決まりましたらご案内いたします。