director's voice

長谷部陽子さん/ガラス

Q1
はるばる秋田県から初出展くださる長谷部陽子さん。
「工房からの風」には、どのような作品を出品くださいますか?

A1
吹きガラスとカットワークを組み合わせたうつわを制作しています。
ガラスという素材の中の色彩で誰もが心の中に記憶している風景や時間、季節を表現したいと思っています。


霧の朝(グラス)


霧の朝(フラワーベース)


帳 花器 ーいつかの夕暮れー


真夜中の雨(ロックグラス)

Q2
長谷部陽子さんが12歳のころ、将来なりたいと思っていた職業はどんなものですか?

A2
地球の歴史や化石に興味があったので将来は研究者になりたいと思っていました。
まさか将来ものづくりをなりわいにしていくなんて全然思ってもいませんでした。


帳 花器

吹きガラスの制作はアスリート的な感覚、意識が多いように思いますが、長谷部さんは研究者の心をどこかに持ちながら制作されているのかもしれませんね。
帳シリーズや霧の朝、真夜中の雨、など詩情ある作品とそのタイトルにも興味深いです。

ニッケ鎮守の杜に入って、レンガ道を進む途中、庭園のおへそのような場で色彩豊かなガラスがきらめいていることと思います。

長谷部陽子さんのインスタグラムはこちらです。
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