director's voice

KOHAN/装身具(金属・ガラス)

Q1
都内で湖畔をイメージさせる名で作品制作、発表をされているKOHANさん。
「工房からの風」には、どのような出品をされますか?

A1
KOHANは、「変化する情景を身につけること」をコンセプトにした装身具のブランドです。
季節や日常の中の変化から着想し、銀、真珠、硝子などを素材に一つ一つ手作業で仕上げています。
また版画作家として版画を再解釈したドローイングを制作し、パッケージなどのアートワークに仕立てています。

今回の出展では「霧」をモチーフに様々な真珠を使って仕立てた[露点|Roten]シリーズや、
小さな観察箱を使って窓から差し込む日差しを記録し、その形を装身具にした[月日|Tsukihi]など、フルラインナップをご覧いただけます。

また、キルンワークで制作した新作の装身具を初めてお持ちします。


露点|Roten (ネックレス・ピアス)


月日|Tsukihi (片耳ピアス)


遠鳴|Tohnari (ピアス)


硝子新作 (イヤーカフ)

Q2
KOHANさんが12歳のころ、将来なりたかった職業について教えてください。

A2
絵を描く仕事に就きたかったことは覚えています。

知っている選択肢が多くなかったのですが、漫画家や画家になりたくて毎日絵を描いていました。
またテレビの5分番組でカナダの吹きガラス工房の特集を観て以降、硝子職人にも憧れるようになりました。
その頃から、ものづくりに対して特別関心があったのかなと思います。


遠鳴|Tohnari (新作)(スタッドピアス)

写真からもその世界観が香り立つようですね。

ニッケ鎮守の杜、手仕事の庭の花壇の前。
湖畔ならぬ、花壇のほとりで、KOHANさんの金属とガラスの装身具がどのように光を放つことでしょう。

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