director's voice

空想遊牧民 仔山羊/金工

Q1
初出展の空想遊牧民 仔山羊さん。
「工房からの風」には、どのような出品をされますか?

A1
手仕事の金工装身具と皿。
真鍮や銀から、個々の暮らしに寄り添う自由な装身具や皿などを制作。
金属に触れ、火を灯し、手を動かす。そして、美しい瞬間に息を呑み、手を止める。
こうして生まれた手仕事の金工装身具たちと共に、草原が風に吹かれる頃、私は時間と空間を放浪する。



Q2
大切にしている工藝品(古いものでも、新しいものでも結構です)をひとつ教えてください。

A2
ナガ族の刺繍布。
ナガランドに行ったことのある知り合いに、これは牛だと教えてもらった。
そこに描かれているのは人々の暮らし。
ただ美しいだけではない、手仕事の温度が伝わってくる。
私はそんな刺繍布を、いつも触れるものを包み持ち歩いている。

昨年、初めて試みて好評でした館内のデジタルサイネージで放映した映像。
今年も空想遊牧民 仔山羊さんをはじめ、数名の作家で構成しました。
こちらのブログからも後日ご覧いただけけるようにしますので、どうぞお楽しみに。

空想遊牧民 仔山羊さんの出展場所は、ニッケ鎮守の杜に入って右側。
銀座アスターを背中にした4つ並んだテントの中のひとつです。

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