木工のご紹介を続けますね。
東京の西側、福生で独自のものづくりを続ける加治佐郁代子さん。
かじさ かよこ、さんとお呼びします。
鹿児島県のご出身で、なんでも「北の国から」の蛍ちゃんのような子供時代を送ったと。。
80年代生まれで、薪割り、風呂焚きが日課って、なかなかいらっしゃいませんね。
(薪に火をつなげられない人が多いのでは。)
生活経験がベースになって、さまざまな出会いや学びを経て、
今のものづくりにたどり着かれたようです。
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Q
加治佐さんは、「工房からの風」にどのような展開をしてくださいますか?
A
今回は手製ガゼボ(西洋東屋)を中心に展示させていただきます。
その空間に植物ではなく、家具や雑貨が並びますが。
中でも木製の底に革と麻で制作した、がま口のバッグ「もくもくがま」がずらりと並びます。
ガゼボって、ご存知ですか?
「西洋あずまや」のことを、そう呼ぶのだそうです。
たとえば、wikipediaには、このように書かれています → ☆
加治佐さんの椅子づくりなどの木工も、所謂、木工家具作家の作り方とは異なったもの。
独自の制作を重ねながら、ものづくりを進めて得やきた集大成が
この「ガゼボ」ではないでしょうか。
今年の「国際バラとガーデニング賞」では、企業が多く出品する中に混ざって、
個人でこのガゼボを出品されて、見事奨励賞を受賞されました。
「工房からの風」では、このガゼボを会場内に建ててくださる予定!
見ごたえありますねー!!
(ちなみに、わたしはつい「ガゼボちゃん」と呼んでしまいます・・・)
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Q
出展が決まってから、加治佐さんご自身やお仕事など、何か変化はありましたでしょうか?
A
たくさんの人に出会いました。
心くすぐられたり、気づかされたり、いろんな刺激が流れ込んできました。
今は少しづつ消化して、これからの変化に繋げていけたらと思います。
加治佐さんも、「galleryらふと」のプレ企画展「風の予感展」に参加くださいました。
すでにたくさんの個性豊かな方々と出会っている加治佐さんですが、
また、あらたに、異なったタイプの人も含めて、幅広く出会いを得られたみたいですね。
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Q
加治佐さんの好きな言葉、座右の銘、何気なく工房の壁に貼りとめているフレーズなど、
大切にしている言葉を教えてください。
A
「急がば回れ」
制作にとっても、生活にとっても、大事にしている言葉です。
完成、結果ばかりを求めずに、過程をこそコツコツ丁寧に楽しく味わって!
加治佐さんの作品は、そんな時間に満たされているようです。
ガゼボが建つのは、おりひめ神社鳥居のしも手。
galleryらふとの前方です。
きっと、すぐ、わかりますね!
そして、ホームページは、こちらになります → ☆