Q
箱根で寄木細工の作品作りをされるOTA MOKKOさん。
「工房からの風」にはどのような作品を出品くださいますか?
A
天然有色木材の色、木目を生かしてつくった寄木細工の作品です。
使っているのは主に日本で育った木材、約20種類。
一つ一つ模様や色合いを変えることでその表情は異なります。
木材が持つそれぞれの素材感、個性を手にとって感じてもらえたら嬉しいです。
Q
OTA MOKKOさんとって「工房からの風」はどんな風でしょうか?
A
「工房からの風」に出展が決まる前までは、
ゆっくり地に足をつけて暮らしていきたいと想いながらも、
慌ただしい毎日を過ごしていました。。
しかし、出展させていただく事が決まり、
あらためて自分がものづくりをして暮らしていく事、
自分のつくりたいモノを見つめる時間を大切にしよう
という気持ちが生まれました。
そんな中で、今の自分の中にはゆっくり落ち着いた風が流れています。
Q
OTA MOKKOさんの初めての「ものづくり」は、なんでしょう?
印象的なもの教えてくださいますか。
A
小学校低学年の頃、近くの沼でザリガニ釣りが流行り、
学校から帰ってきてすぐに、駄菓子屋さんにザリガニのエサとなるスルメを買い、
日が暮れるまで釣りをしていました。
そこでライバルに差をつけるために初めて「ものづくり」
をしたのが割り箸を繋げてつくるザリガニを二匹同時に釣れる特製の釣竿でした。
そのおかげで大物が釣れたり、小刀を使い指を縫ったりと思い出がたくさんあります。
その時の記憶が、ものづくりへの追及する事、
独自性を大切にする事を学ばせてくれたのかもしれません。
寄木細工で有名な箱根に工房を持つ太田憲さん。
山形生まれ、埼玉育ちながら、木工への想いが募り、
箱根に家族と共に移り住み、技術を習得して、独立されました。
寄木ならではのものづくり、そして、今の人の心に響くものづくり。
熱い想いを秘めながら、さまざまな方たちとの出会いを重ねられて、
OTA MOKKOさんならではのオリジナリティー豊かな作品を作られています。
ぜひ、お手に取ってその不思議な美しさに触れてみてくださいね。
OTA MOKKOさんのブースは、ニッケ鎮守の杜花壇の奥。
陶芸のヤマジョウさんとお隣です。
HPはこちらになります。
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