福井県でガラス制作をされる森谷和輝さん。
liir(リール)という工房名で作品発表をされています。
Q
liirさんは「工房からの風」に、どのような作品をお持ちくださいますか?
A
型を用いて電気炉で焼成した皿や、
酸素バーナーを用いて吹いて作った耐熱グラス、
金属と組み合わせたドライフラワー用の一輪挿しなどを持っていきます。
主に扱うガラスは蛍光管リサイクルガラス、耐熱性の硼珪酸ガラス、
吹きガラスで使われる工芸用ガラスの3種類です。
それぞれのガラスの表情、特性、手触りなどを楽しんでいただきたいです。
わぁ、きれいですねー。
写真もどれも美しく。
作品の世界観が伝わってくるようです。
ガラスの素材の違いも、作品から見比べてみてみてください。
Q
liirさんにとって「工房からの風」は、どのような風でしょうか?
A
軽やかな風です。
ミーティングを重ね、「工房からの風」に関わる方々から
そう感じるようになりました。
軽やかさはどこからくるのか、
自分の仕事に向き合い、軽やかな風をまとえるようになりたいと願っています。
遠く福井から何度も市川に訪ねてくださった若き作り手の森谷さん。
今展で出会った方々から、さまざまな風を受けていらっしゃるようです。
Q
liirさんのお名前、あるいは工房名についての由来、
またはエピソードを教えてくださいますか?
A
liir(リール)という屋号は、
一緒にアイディアを出してくれる奥さんと僕の名前から共通する
“り”の文字をliとriとして組み合わた造語です。
実際のガラス制作はひとりでしていますが、
制作のヒントや動機を家族からもらっています。
いずれはliirの屋号のもと、何人かのチームで制作できればと思います。
爽やかで軽やかな音、リール。
まさに作品を表しているようですね。
liirさんの出展場所は、ニッケ鎮守の杜。
ホームページはこちらになります。
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written by sanae inagaki