director's voice

studio fujinoさん(木工)

出展作家ご紹介のトリは、studio fujinoさんです。
神奈川県藤野町制作をされています。

Q
studio fujinoさんは「工房からの風」に、どのような作品をお持ちくださいますか?

A
2013年に出展させていただいた際には、
箱や花器など比較的小さな作品を出させて頂きましたが、
今回は家具を中心に持って行きたいと思っています。

展示会に家具を出す機会はほとんどないので、
初めての試みで楽しみです。

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樹木特有の表情をこよなく愛するstudio fujinoの藤崎均さん。
日本の伝統的な技術と7年間を過ごしたミラノで培ったセンスを響かせて、
独自のものづくりをなさいます。

期間限定で開いている藤野町にある
藤崎さんのgallery&cafeで出会ったテーブル。
シンプルながら独特のライン、存在感に圧倒されて、
藤崎さんの作る家具の美しさを想いました。

今回はその家具が中心ということで、とても楽しみにしているのです。

Q
studio fujinoさんにとって「工房からの風」は、
どのような風でしょうか?

A
長年、木工に携わって来て、新しい道に促してくれる春風のような。

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日本の建具、木工芸の基本を身に付けられた後、
2001年にイタリアに渡られ、ミラノに工房を構えた藤崎さん。
特注家具を製作する傍らエンツォ・マーリ氏をはじめとする
力のあるデザイナーたちのプロトタイプの製作も手がけてこられました。
デザインと技術ともに豊かな力をもつ藤崎さんに、
ますます新鮮な木工の世界を見せてほしいと思っています。

Q
studio fujinoさんのお名前、あるいは工房名についての由来、
またはエピソードを教えてくださいますか?


2007年に帰国する際に、移住地として選んだ藤野町。
多くの作家やアーティストが移住して来る町です。

2010年に合併して「藤野町」の名前はなくなってしまいました。
ちょうど、その少し前に屋号を考えていたタイミングだったので、
町の名前が残ると良いなとと、名前を拝借させていただいています。

今でも、旧藤野町では、多くの作家さんが元気に活動しています。

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優秀なグラフィックデザイナーでもある裕子夫人とともに、
新たな地元となった旧藤野町での活動も精力的に展開する
studio fujinoさん。
これからの作家活動と共に、ギャラリーなどでの活動からも目が離せません。

studio fujinoさんの出展場所は、おりひめ神社の奥。
陶芸の瀬川辰馬さんの隣になります。

ホームページはこちらになります。
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