木工の技術を生かして、異素材と組み合わせた制作を展開する作家、
Laboratory ・oto。
フレッシュな作り手からのメッセージをご紹介いたしましょう。
Q1
「工房からの風」には、どのような作品を出品しますか?
A1
木材と樹脂素材を用いた、ピアスやブローチ等のアクセサリー、
ドライフラワー(茎の細いもの)専用の花器を出品します。
木工の技術を習得し、寄木細工も行いながら、
心の適う表現の方向にあった樹脂という素材。
出来合いのパーツではなく、
樹脂自体も試行錯誤を重ねながら
調合、制作を重ねてきた作者が創り出した作品群は、
とても新鮮な表情をしています。
Q2
「工房からの風」への出展が決まった時、どのようなことを思いましたか?
A2
実はこういった大きなイベントに今まで応募した事が無かったので、
応募する1ヶ月前まで応募するか迷っていたんです。
応募締め切りまで2週間を切った頃に都内で展示した時に、
前年度の工房からの風を見に行った際、
現地でばったり遭遇した知り合いの方が見に来てくれて、
作品の作りとかを見て、応募しなよと薦めてくれたんです。
それで自分の気持ちも固まり、応募しようと決心しました。
工房からの風には、毎年行っていたので、
この展示会がどういう目的で行われているのか、
それは自分なりに現地で感じ・理解していたつもりなので、
その思いを応募用紙に書き、写真を同封してすぐに投函しました。
選考通知の封筒が届いた時は、厚みがあったのでもしやと思って開けると、
中には出展の詳細が入っていて素直に嬉しく思いました。
あの時背中を押してくれなかったら応募していなかったかもしれないです。
回りの方々には感謝の気持ちでいっぱいです。
初めての野外展が「工房からの風」というのは、きっといいと思います!
(そう思ってもらえるように企画していますから!!)
出会いの磁力を高めたい、と思っての運営なので、
本人がそう望めば、佳き出会いがじっくりと結ばれていくことと思います。
今まで、そうやってよき仕事、展開につなげた方がたくさんいらっしゃいますから。
もっとも、もちろん全員ではありませんね。
出たから必ず授かるものではなくって、自らが磨いていかねばなのですが。
あ、あたりまえでしたね(笑
Q3
「工房」のある街の好きなものやところ、
自慢できること大切に思っていることひとつ教えてください。
A3
私の作業場から5分ほど歩くと、見渡す限りの美しい田園風景が広がっています。
高い建物が一切無いので、夕方にはとても綺麗な夕焼けが見れます。
特に稲刈りの始まる少し前には夕日に照らされる稲穂と夕日が相まってとても綺麗です。
時より休憩がてらそれを見に行って、写真を撮ったりボーッとしたり。
幼少期から東京都内で過ごしていた事もあってか、
この環境に今とても魅力を感じています。
ものを作りながら親しんだ風景が心の中の大切な風景となっていく。
「工房からの風」での二日間も、
Laboratory ・otoさんの心の風景に重なっていきますように。
Laboratory ・otoさんの出展場所は、おりひめ神社鳥居の近く。
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