青人と書いて、アオト。
新潟市に窯をひらく大山育男さんの工房
青人窯さんからのメッセージをご紹介します。
Q1
「工房からの風」にはどのような作品を出品しますか?
A1
定番で作っている柔らかい質感の白い器と新潟の柿灰釉を用いた黒い器、
今年から本格的に始めた火山灰を用いた若草色の器を中心に出品します。
シンプルでベーシックな形だけに飽きの来ない様な質感が出ていればと思います。
また、おととしから徐々に取り組んでいる地元の原土を用いたぐいのみ作りが
ようやくまとまってきたので今回、お見せできればと思います。
定番のシンプルなラインとは対極ともいえる古風な手廻しロクロによる酒器ですが
こちらも質感を愛でながら育てて頂ければ幸いです。
日々の暮らしの中に美しく添う素直なかたちに、
釉薬に創意工夫をこらして穏やかな色調を奏でる青人窯の陶器。
「工房からの風」は、酒器を探しに来られる男性も多いので、
青人窯は必見ですね。
Q2
「工房からの風」への出展が決まった時、どのようなことを思いましたか?
A2
複数の作家さんから
「作家同士の交流など色んな意味で今後につながるいい展示会だよ」
と言った事を聞いていたので素直に嬉しかったです。
私事ですが青人窯の5周年と会期がほぼリンクするので、
「工房からの風」が今までの集大成として展開できればと思います。
5周年、おめでとうございます。
続けていくこと、続けられていること自体が素晴らしいですよね。
記念のタイミングで、ぜひ「工房からの風」を通じて、
人の輪を広げていただければと思います。
Q3
青人窯の「工房」のある街の好きなものやところ、
自慢できること大切に思っていることひとつ教えてください。
A3
工房のある新潟市の沼垂は「発酵食品の町」として
酒蔵や味噌蔵などの残るレトロな下町です。
この数年間、当工房はじめ、家具や染色、ガラス、
金工などの物作りやこだわりの食、雑貨などの
個性的な小規模店が集まって「沼垂テラス商店街」
という小さいけれど個性的な商店街が誕生しました。
そんな沼垂に集まるお客さんも個性的で
クリエイティブな方々が多く、さまざまな交流を通して
新潟の新しい文化が生まれていく下地が醸成されています。
そのような集まりが徐々にですが力強く動き出している事に
誇りと希望を抱いています。
「工房からの風」での出会いをきっかけに新潟へ、
沼垂へと遊びに来る方があると嬉しいです。
「沼垂テラス商店街」
今年度のグッドデザイン賞を受賞されたのですね。
今日、発表をみてびっくりしました。
「工房からの風」と、一緒!
部門も同じActivity(取り組み)です。
これは、ぜひお訪ねしなければです。
皆様もぜひに。
「沼垂テラス商店街」の前に、まずは「工房からの風」で、
青人窯、大山さんにお会いください!
青人窯のブースは、ニッケ鎮守の杜。
レンガ道の面したちょうど真ん中あたりです。
ホームページはこちらになります。
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