director's voice

平厚志さん・陶芸・千葉

陶芸の平厚志さんは、地元市川在住の方。
けれど陶芸を学んだのは、遠く沖縄という方です。

Q
平さんは『工房からの風』に、どのような作品を出展されますか?

A
赤い土で作って、白い化粧をかけ、灰の釉で艶を出したもの。
絵柄がパリッと浮き出たやきもの。
なるべく同じ柄はつけないようにしています。

食器(皿、飯碗、マグカップ、湯呑み、急須など)をメインに、
陶板、おきもの、花の器などなど。

元気のよい器。
作者、平さんとつながった器ですね。


『工房からの風』は、平さんにとってどんな風になっていますか?

A
昨日より今日つくるものが、もう一歩、もう少し先へ、
よりよいものへ成るように、グイと押してくれる、追い風。

ものを作って生きていくことが、間違ってないぞと肯定してくれる、まっすぐな風。
にしたいと願っています。
いまは受験生のような気持ちで日々を送っています。

平さんは今年の小冊子にも寄稿くださっています。
2012年、今の平さんの心境、通じる方も多いのでは。

平厚志さんのホームページはこちら → 

出展場所はコルトン広場『スペイン階段前』です。