director's voice

増子浩代さん・金属・神奈川

今回、金属での作家がとても充実しています。
毎年、ジャンルの当たり年!のようなものがあるのでしょうか。
増子(ますこ)浩代さんは、テーブルウエアや暮らしまわりの道具を中心に、
アクセサリーにも取り組む方。
さあ、どのような作品なのでしょうか?

Q
『工房からの風』に、増子さんはどのような作品を出展されますか?

A
銅、洋白、真鍮、ステンレス、アルミ、ピューター、純銀、
色々な金属で作った茶さじ、スプーン、器等と、
七宝のお皿や蝶のオブジェやブローチ、ゴールドのジュエリーを出展いたします。
色々な金属があり、質感や性質も様々です。
素材感の違いを感じていただきたいです。

カラフルな上の写真の作品が、七宝、エナメルですね。
金属のそれぞれの性質、肌合い、表情、
どれが自分は好みかしら?と比べてみるのも楽しいですね。

Q
『工房からの風』は、増子さんにとってどんな風ですか?
そして、どんな風になったらよいでしょうか?

A
今回、初めて出展させていただきます。
「工房からの風」という晴れやかな場所に参加できることを
大変嬉しく、有り難く思っています。
無事終了した時に、新たなる一歩を踏み出せるような風が
背中に吹いているといいなと思います。

出会いの磁力を高めたい。
そんなことを思って企画しています。
増子さんにとっても、よい磁力が効くといいのですが!

増子浩代さんの出展場所は、『ニッケ鎮守の杜』手仕事の庭の花壇のほとり。
棉の実弾ける空間です。