hoshirou さん(木工)
hoshirouという屋号を持つ木工の高橋裕也さんからのメッセージです。
A1
hoshirou さん、工房からの風にはどのような作品を出品くださいますか?
Q1
木のもつ、色合い、香り、質感やその変化を楽しんで頂けるようなつくりを心掛けております。
ハンガー 、木ヘラ、カッティングボードなど中心に出品します。
主催者さまのご好意により、家具を持参します。
今回に合わせて製作したテーブルや、以前製作した作品など持参していく予定です。
ブース内の空間も楽しんで頂けたら嬉しいく思います。
屋号としているhoshirouですが、保精郎という字を書きます。
モノづくりに携わっていた両祖父が、それぞれ『保七』と『精一郎』という名前でした。
モノづくりの道に進んだことで、あやかり名付けました。
最初はどうかな?と思いましたが、以外と印象に残るみたいで助かっております。
Q2
hoshirou さんが「工房」で特に大切にしている道具をひとつ教えてください。
A2
道具はどれも大切にしている方かと思います。
引退された方や、ご家族のご好意によりやってきた道具が比較的に多いもので、迷います…
強いて言えば、祖父が使用していた砥石ですかね。
使い切りましたけど。
Q3
hoshirou さんがコロナ禍のあと、訪ねてみたい場所を教えてください。
A3
その時に思った場所に行きたいです。
千葉県在住の高橋さん。
工藝作家というよりは、よい意味で職人さんとしてのお仕事だったと思うのですが、
「工房からの風」への出展を機に、そのお仕事が広がっていくとよいですね。
じっくり『hoshirou』ならではのものづくりが展開されますように。
hoshirouさんのブースは、galleryらふとに近い花壇の近く。
什器の多くも自作の家具とのことですので、什器もぜひご覧になってみてください。
hoshirouさんのホームページはこちらです。
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菅原博之さん(木工)
「工房からの風」では、出展をはじめ、風人(かぜびと)さんとして企画運営にもお力をいただいていた菅原博之さん。
久しぶりに出展くださいます。
Q1
菅原博之さん、今回の「工房からの風」に、どのような作品を出品なさいますか?
A1
主に漆仕上げの、お重、弁当箱、角皿、椀、ボウル、カトラリーなどを出品いたします。
Q2
菅原さん、「工房」で特に大切にしている道具をひとつ教えてください。
A1
北海道で馬橇職人だった妻の祖父が、当時使っていた沢山の貴重な道具。
刃物はとりあえず錆を取った状態のままですが、時間がある時に研ぎ、柄を作り、いつか使えるように、手入れをしたいと思っている大切な道具です。
Q3
菅原さんが、コロナ禍のあと、訪ねてみたい場所を教えてください。
A3
今の仕事を志すきっかけとなったイギリスへ、再び訪れてみたいです。
馬橇に使っていた貴重な道具。
縁あって菅原さんの手元にわたって息を吹き返す日も近いですね。
貴重な道具、そしてストーリーを教えてくださり、ありがとうございます。
菅原博之さんの出展場所は、おりひめ神社鳥居前。
わかこさんも来らるそうですので、一層和やかなブースになりそうですね。
菅原博之さんのインスタグラムはこちらになります。
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糸花生活研究所さん(木工・織)
木工の藤原洋人さん、織りの藤原真子さん夫妻による
「糸花生活研究所」さんからのメッセージをご紹介します。
Q1
糸花生活研究所さんは、今回の「工房からの風」に、どのような作品を出品なさいますか?
A1
私達の活動の中心であるリボン織り機やかぎ針などの木製手芸道具と、
木のボタン、曲木の小さな箱物、今回新しく作り始めたものとして手描きの木製食器、
手製の織り機でつくっているアクセサリーや鞄などを出品します。
今回の作品作りにも使っているオリジナルの手織り機をテントの入り口に配置し、
手仕事のある暮らしの風景を感じていただける展示構成にしたいと思っています。
秋の日のお庭で、心地良い手仕事の音が聞こえてきそうな展示にできるといいなと思っています。
ご覧いただけたら嬉しいです。
Q2
糸花生活研究所さんが「工房」で特に大切にしている道具をひとつ教えてください。
A2
リボン織り機です。
活動をはじめた頃に作った道具で、この織り機を通して沢山の方々と手仕事の楽しさを共有してきました。
私たちの活動を支えてくれている大切な道具です。
Q3
糸花生活研究所さんが、コロナ禍のあと、訪ねてみたい場所を教えてください。
A3
思いっきり深呼吸できる場所に、ピクニックに行きたいです。
この秋もマスクの生活が続いているので、季節の変わり目に感じられる空気の香りや温度感などを感じにくく、うずうずしています。
コロナ禍で益々読書好きになった娘が、物語で読んだイチゴ摘みに行きたいと言っているので、それも叶えてあげたいなと思っています。
藤原洋人さんと藤原真子さん、おふたりのものづくりの世界。
「galleryらふと」と花壇の間に建てたテントに展がります。
ちょっと、今までの「工房からの風」とは異なる風が吹いていそうですね。
nysta o gnola
糸花生活研究所
ホームページはこちらになります。
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作家紹介始まります
10月23日、開園時(10時から10時45分にご入園分)のご予約が定員に達しました。
ご予約をありがとうございました。
もし、ご予約者様がキャンセル処理をされた場合、空きが予約サイトに出てきます。
ご予約ご希望の方は、もしかするとキャンセルのタイミングがあるかもしれませんので、よろしければ時々ご覧になってみてください。
当日は、どなた様も整理券順のご案内となります。
受付の当日整理券というフラッグのところで、スタッフからお受け取り下さいませ。
:::
お問い合わせで多いのが、「ワークショップはありますか?」というもの。
すみません!
今年、ワークショップは行いません。
現在、感染が少し収まってさまざまに規制が解除されていますが、
つい少し前、8月中旬の第五波の頃には、開催自体にも躊躇がありました。
飲食、庭の駅、ワークショップは今年は見送って、シンプルに行うこととさせていただきました。
:::
いよいよ、出展作家からのメッセージをご紹介していきます。
こちらも、今年はイレギュラーになります。
「工房からの風」の特徴は、出展までの時間。
全体ミーティングで作家同士の交流を育み、企画者と作品についてのミーティングを重ねる。
zoomミーティングを行ったりはしましたが、例年の熱量とは比べようもありません。
数名の方とは、個々にミーティングができましたが、通常と比べれば本当に僅かなことでした。
なので、いつものように、私から心で感じた言葉で作家を紹介することができません。
お会いした数名の作家、出展経験のある作家の方へにお寄せする言葉はもちろんありますが、
偏ってしまいますので、今年はシンプルにメッセージをご紹介することに留めますね。
幸いなことに、感染が落ち着いたタイミングでの開催となりました。
とはいえ、つい先日まで、先の予想がつかない不安の中におりました。
今年の「工房からの風」は、いつもの「工房からの風」とは、違うところばかりです。
安心安全に配慮して「開催する」ということにあたたかなお気持ちをお寄せいただけましたら、大変ありがたく存じます。
そして、今年ならではの「工房からの風」が、笑顔の会になるように、
皆様のご理解とご協力をあらためてお願い申し上げます。
いつもと同じことの筆頭!
それは、、出展作家の真剣です。
コロナ禍の中、開催に対して、どんなに不安があったことでしょうか。
そのような中にも、心を整え、手を動かし、美しく、人の暮らしに恵みを与えるものづくりに励まれたこと。
このとびっきりの真剣さはいつもと同じです。
さまざまに通常開催とは異なる中にありますが、この作家の「真剣」に楽しく触れていただけますように。
企画者からそう願いながら、作家からのメッセージをお届けしてまいります。
ご予約状況
開園時(10:00~10:45の間のご入場)のご予約が本日正午から始まりました。
早々にご予約くださいまして、誠にありがとうございます。
現在(10/22 21:50)、土曜日初日はお申込み締め切り、31日日曜日は、10:30~と10:45~のご予約が可能です。
※二名様でご予約の場合、必ず二名様のお名前をお書きください。
→両日定員となりました。ありがとうございます。(10/23 17:00更新)
ご予約のない方は、当日整理券をお受け取りください。
順番にご案内いたします。
ご予約のお客様には、園外でお待ちのお客様の状況によって、
90分で一度ご退園をお願いする場合がございます。
大変恐縮でございますが、お譲り合いの程、お願い申し上げます。
一度園外に出られて、ちょうどランチタイムですので、
お昼やお茶時間にしていただき、再度新たな整理券順にお入りいただけましたら幸いです。
様々に考えながら、皆様に安心安全な会の運営を企画しております。
少しでもスムーズに、ご希望の方にご覧いただけるようでありたいと思っております。
円滑な運営のため、皆様のご協力をいただきたく、どうぞよろしくお願いいたします。
具体的には
大人数でのご来場をお控えいただきますようお願いいたします。
早朝からのご来場はご遠慮ください。
お待ちの際にソーシャルディスタンスをお取りください。
受付ゲートには担当のスタッフがおります。
ご案内させていただきますので、宜しくお願いいたします。
開園時予約のご案内
ご予約は22日金曜日正午から
開園時の混雑を避けるために、両日ともに、10:45の入園までご予約優先とさせていただきます。
皆様のご協力をどうぞよろしくお願いいたします。
10:00~入園
10:15~入園
10:30~入園
10:45~入園
でご予約を承ります。
予約に関しては、ネットのみにてお願いしております。
ネット予約ができない方は、当日10:45~ 園内人数を調整しながら、当日配布する整理券番号順にご案内させていただきます。
(電話等でのご予約はお受けできません。ご了承のほどお願い申し上げます)
ご予約は22日金曜日正午から
30日土曜日分は こちら → click
31日日曜日分は こちら → click
※
お申し込み後、ご本人様確認メールに記載されたURLをクリックしてご予約完了となります。
迷惑メール設定を行っている場合、確認メールが届かないことがあります。
メール受信設定/メールフィルター等から「nikke-cp.gr.jp」を受信できるよう設定した上でお申込みを行ってください。
※
11:00以降は、会場内人数を調整しながらご入園をご案内させていただきます。
状況によって、ご入園をお待ちいただく場合がございますのでご了承ください。
※
ご入園をお待ちのお客様の状況に応じて、90分でのご退場をお願いする場合がございます。
多くの方にご入園いただきたく、お譲り合いの程お願いを申し上げます。
尚、一度ご退場の節は、あらためて当日配布の整理券を受付でお取りください。順番にご案内させていただきます。
よろしければ、ランチやカフェをお楽しみいただき、再度のご入園をお待ち申し上げております。
※
どなた様にも、ご入園時、体温測定と手指の消毒、マスクの着用をお願いしております。
ご理解とご協力をお願いいたします。
:::
今年は2日間ございます。
午後は比較的余裕があるかと思います。
初日午前がもっとも混雑が予想され、90分でのご退園をお願いする可能性もございます。
ご予定組み立てのご参考にしていただけましたら幸いです。
:::
野外で人数コントロールをし、安全対策を行いながらの運営をいたします。
とはいえ、皆様のご協力あっての今年度の「工房からの風」となります。
お待ちいただいたり、お譲り合っていただいたりと、ご不便をおかけする場面があるかと思いますが、
どうぞ笑顔でお過ごしいただけますよう、ご理解とご協力の程、お願い申し上げます。
安全祈願祭
10月20日大安の日、「おりひめ神社」で「工房からの風」の安全祈願祭を行いました。
お天気に恵まれ、安心安全な会となり、ご来場者様に恵まれますようにと
宮司様よりご祈祷いただきました。
出展作家の方々にもお知らせしておきましたので、
きっとそれぞれの工房から想い、祈りが寄せられたことと思います。
前日の雨も上がって、清々しい秋の光に満ちた安全祈願祭となりました。
おりひめ神社の幕。
新たに織っていただきました。
織り手(おりひめ!)は、和泉綾子さん。(RIRI TEXTILE)
工房からの風にも出展いただき、近年は「風人さん」も担ってくださっています。
おりひめ神社の先代の幕は、私の記憶では20年以上使われていたような気がします。
絹も使われた(混紡かもしれませんが)織り文様の入ったものでした。
虫にも少し食べられていましたし、シミも気になっていましたので、
今年思い切って和泉さんにお願いしたのでした。
糸は経糸、緯糸ともに大麻。
古来より神社では、神力があると思われていた大麻が使われています。
確かに光り輝く美しい糸。
これを和泉さんがおりひめ神社の幕に織り上げてくださったのでした。
緩やかな平織で、糸の美しさと織る手の澄んだ想いが伝わるような布に仕上げていただきました。
全貌はこのような感じ。
手に持つのは織り手の和泉綾子さん。
西日がオーブ(玉響 たまゆら)のように。
デザイナーの宇佐美と共に設えました。
設置後の記念撮影。
りりちゃん(皆さんにそう呼ばれています)いつもながらの全力の笑顔!
和泉綾子さん、ご制作、ほんとうにありがとうございました。
こうして、ひとつひとつ、粒子のようなことも含め、想いを込めて行い、形になって残っていくことが(いや、形に残らないものごとも)とても豊かで大切なことなんだとあらためて思ったのでした。
主催者のニッケコルトンプラザの役職の方々、
バックヤードを支えてくださる設備運営関係の方々、
そして、風人さんからは、陶芸作家の大野七実さん、木工のアトリエ倭、香田夫妻も和泉さんと共に参拝くださいました。
いよいよあと10日。
22日金曜正午からは、開場時のご予約も始まります。
あと数時間後には、ご予約サイトのリンクもいたしますね。
コロナ禍の中、五里霧中を初めてのことも多く進めてきましたので、至らぬ点もありますが、開催に向けてひとつひとつ進めています。
皆様、どうぞよろしくお願いいたします。
開園時のご予約について
開園時のご予約についてご案内いたします。
開催日|10/30(土)・31(日)
時間|10:00〜16:00
会場|ニッケコルトンプラザ屋外会場「ニッケ鎮守の杜」
出展作家|公募によって選ばれた首都圏在住の26作家
https://www.kouboukaranokaze.jp/cia/creator_2021
両日、開園時10:00〜11:00は予約された方から優先入場となります。
それ以降は、会場内人数調整をしながらご案内いたします。
ご予約は10/22(金)12:00よりインターネットで受付開始予定です。
ただいま準備を進めております。
ご予約専用サイトなど詳しくは、近づきましたら改めてお知らせします。
第19回工房からの風のお知らせ
※10月1日公開文章を、画像の下の部分を加筆して整え直しました。
10月に入りました。
皆様、お元気にお過ごしでいらっしゃいますか。
今年、10月30日、31日の土日に「工房からの風」を開催いたします。
昨年は1日限りの風人さんを中心とした小さな会「工房からのそよ風」でしたが、
本年度は2日間「工房からの風」を行います。
もちろん、コロナ禍の中にありますので、一昨年までのような規模での開催は出来ませんが、
現在の状況下の中、感染拡大防止に努めながら、作り手と使い手をつなぐ会を展きたいと企画しました。
開催日 : 10月30日(土)31日(日)
時間 : 10時から16時
会場 : ニッケコルトンプラザ屋外「ニッケ鎮守の杜」
出展作家: 公募によって選ばれた首都圏在住の26作家
〇会場を「ニッケ鎮守の杜」のみとして、庭園内人数を調整して運営いたします。
開場時は混雑を避けるために、予約優先といたします。
ご予約方法など詳細は、追ってお知らせいたします。
〇感染拡大防止のため、平熱でのご来場、アルコール消毒へのご協力、
少人数でのご来場などご協力をお願いいたします。
ここに至るまでの経緯を記録いたしますね。
長くなりますので、ご興味のある方はよろしければお読みください。
+++
昨年はコロナ禍元年の中、余りに不確定要素が多かったために、通常開催は見送らざるを得ませんでした。
全国から50組の出展作家が決定しておりましたが、出展を辞退される作家が多数いらっしゃいました。
総合的に判断して、出展予定作家のうち千葉、東京、神奈川、埼玉、茨城在住の「工房からの風」出展経験作家5名と、風人さん(企画運営にお力をいただいている出展経験作家)10組による会、名付けて「工房からのそよ風」といたしました。
開催予定の土曜日は雨予報でしたので、順延として日曜日の開催となりましたが、
日曜日はお天気に恵まれて、穏やかながら、ものづくりの静かな熱が会場に行き渡る「そよ風」そよぐ1日となりました。
+++
今年度、第19回に関しては、主催者ニッケコルトンプラザとしては、通常開催を目指して準備を始めました。
・工芸作家の作品発表機会の創出を継続したい。
・今展を心から楽しみにしてくださるお客様のお気持ちに応えたい。
という想いを抱きつつ、コロナ禍の推移をみておりました。
けれど、感染終息の予想が立たず、例年のような年末の一次募集、春の二次募集のタイミングでも公募ができる状況ではありませんでした。
公募時期を延ばしながら推移を見守っておりましたが、出展作家の制作準備を考えるとこれ以上は先延ばしに出来ないと、6月に公募をすることといたしました。
但し、全国からの移動を伴う出展は避けざるを得ないと判断して、首都圏一都六県在住の作家限定として公募を行いました。
その結果、48組の出展作家を選出させていただくことができました。
(以下、文章を追記して整え直しました10/11)
48組の出展予定作家でZoomミーティングなどを行ってきましたが、
東京都で1日5000人を超える感染者が続く夏の第5波の中、
主催者としては、感染症対策を講じるために、出展作家数を確定して、会場構成を確定していかなければならない時期になりました。
それは、出展作家数によって、会場を庭だけにするか、または通常開催時のオープンスペースの広場も使用するかによって、運営方法が異なるためでもありました。
そこで、9月に入って全出展予定作家に希望をお尋ねしました。
・出展する
・出展を見送る
昨年の場合は、翌年(2021年)の開催の目途が立たなかったので出展権利をお渡しできませんでしたが、
今年は来年の開催を予定しているために、出展権利をお渡しすることといたしました。
会場構成を確定するためにも、直前キャンセルが極力発生しないように、確実な人数で進行していく必要がありました。
応募要項を公開した時には想定できなかったことですが、ひとえに、感染拡大を防ぎながら、安全度を高めて会を実行するために考慮いたしました。
出展権利をお渡ししたことには、さまざまなご意見があることと思います。
結果としては22組の方が出展を見送られたことで、オープンスペースの広場を使わずに、会場を庭だけで行うことが決定し、出入り口を一か所として人数コントロールができる構成で展開することが決まりました。
但し、2022年度に応募を検討くださっていた方には、狭き門となってしまい申し訳なく思っております。
:::
そのような経緯で、26組の作家の方が出展を希望されて、今年度の開催に向かうこととなりました。
まもなく出展作家のご紹介も始めますが、とても魅力ある新鮮な作家の方々に出展いただけることとなりました。
人数規模は通常開催よりは小さくなりますが、26組の個展!と考えていただくと見ごたえ充分と感じていただけるかと思います。
会場は「ニッケ鎮守の杜」のみとさせていただくことといたしました。
会場内ゾーニングを行いましたが、ちょうどよい会場構成となっています。
秋の庭園の中で、新鮮な手ごたえ豊かな工芸品とその作り手との出会いをお愉しみいただきたいと思います。
密を避けるために、会場内は人数コントロールをさせていただきます。
また、開場時はご予約優先でのご入場となります。
ご予約はネット経由で、開催の前週からを予定しています。
ご予約方法など詳細は、追ってこちらからご案内をさせていただきますので、
10月はこちらのサイトぜひマメにチェックしてみてください。
・工芸作家の作品発表機会の創出を継続したい。
・今展を心から楽しみにしてくださるお客様のお気持ちに応えたい。
このふたつの想いを核として、「工房からの風」が培ってきた大切なものごとを育み続ける
「機会」を今年度に出来ることを模索しながら実行いたします。
この実行は、主催者だけでも出展作家だけでも果たすことができません。
「工房からの風」にお心を寄せてくださる皆様の想いと響き合わせて初めて実行できることと思っております。
ぜひ、皆様のお気持ちとお力をお寄せいただき、第19回「工房からの風」を開催したいと存じます。
未経験のコロナ禍の中、「正解」を見出すことは大変難しく、ご迷惑やご不満に思われる方がいらっしゃるかと存じます。
現在少し感染が収まっている状況にはありますが、さまざまな決定を第五波という感染者数が増大している状況の中で行わねばならなかったことを申し添えさせていただきます。
通常開催とは異なりますが、今年ならではの一期一会の心豊かな展覧会となりますよう、
皆様どうぞよろしくお願い申し上げます。
応募期間延長しました
今年度の出展作家の応募期間、延長しました。
6月末日着までとしましたので、あらためてぜひご検討ください。
ご質問いただいた幾つかにここからもお答えしますね。
:::
Q テント、什器の準備はどのようにしますか?
A 出展場所は主催者で指定して、テントは主催者負担で設置します。
什器は安全なものを出展作家が持ち込みます。
会議用テーブルのリース代行を承ります。(費用は全額出展作家負担)
:::
Q キャンセル料は発生しますか?
A コロナ禍の中、当日の健康状態で出展を見送る場合もあるかと思います。
今回に関しては、キャンセル料の発生はありません。
また、状況に応じては、主催者の判断で中止の可能性もありますが、その場合は出展料はお戻しいたします。
:::
前の記事でもお書きしましたが、今年は特殊な状況ですので、よい意味でシンプルに行いたいと思います。
作家が作品を持ち寄って集まる機会を創ること。
その場を安心安全に整えること。
そのことで作る人、使う人の心が満たされるような機会になればと思っています。
また、今回の出展でつながるご縁や、次年度以降にも「工藝」を通したよき営みが続いていくような、つながっていくことをイメージして企画をしています。
特に、出展経験のある作家の方々で、タイミングが合うようでしたら、ぜひよい意味で軽やかに出展を検討いただければと思います。
周りの方に、今展の趣旨に合う方がいらっしゃいましたら、ぜひお薦めください。
尚、2019年、2020年に出展された方(出展が決定していた方)もご応募可能です。
また、今年出展された場合でも、来年度の応募は可能です。
豊かなご応募をお待ちしています。
応募受付中~21日まで
応募受付が始まりました。
イレギュラーな時期に、イレギュラーな応募要項だからでしょうか。
現在のところ、応募数は少なめです。
(いつも、ギリギリ最終日近くで増えるのではありますが)
今年度は、新人作家の登竜門的な在り方というよりも、首都圏在住の工藝作家が展示のために集う、というイメージです。
以前(だいぶ前であっても)出展された作家が、展示の機会の一つとして、応募くださることなど、大歓迎です。
野外展、クラフトフェアにはあまり出ないような作家の方も、今年ならではですので、ご応募検討されてはいかがでしょうか。
応募用紙は、前回を踏襲しているところもありますので、書き込みスペースも多いと感じる方もいらっしゃるかもしれませんが、
ご自身のお仕事を整理するよき機会ととらえていただき、良い意味で難しく考えずに、のびやかに綴ってみてください。
現在少な目、とはいえ、活躍中の実力作家の方々からのご応募も届いています。
今年ならではの出会いがきっとあるかと思います。
昨年、一昨年の出展作家もご応募可能です。
また、今年出展された方も、来年ご応募いただけます。
2021年の「工房からの風」。
意欲的なご応募お待ちしています。
2021年度開催と応募について
2021年も6月に入りました。
director’s voiceではご無沙汰しておりました。
2021年の「工房からの風」の運営について、主催者、事務局で常に話し合いを重ねておりました。
コロナ禍の収束がなかなか見えない状況の中、応募要項の公開ができずにおりましたが、
ようやく定まりましたので、本日お知らせいたします。
・工芸作家の作品発表機会の創出を継続したい。
・今展を心から楽しみにしてくださるお客様のお気持ちに応えたい。
この想いを両輪としつつ、感染拡大防止に努め、今年度に可能な「工房からの風」の姿を想い描きました。
なので、2021年度は、今年限定の特別なスタイルでの構成となっております。
:::
開催日時
2021年10月30日(土)31日(日)
10時~16時
応募要項について
< 今年度特有のもの > 新型コロナウィルス感染症の状況が不透明のため
・首都圏1都7県(東京都・茨城県・栃木県・群馬県・埼玉県・千葉県・神奈川県・山梨県)在住(または実質の工房所有)の作家。
(広範囲での移動を抑えるため)
・2021年10月23日(土)~11月7日(日)の期間に、個展、規模の大きな合同展への出展がないこと。
(「工房からの風」への充実した内容、作品数での出品をお願いしたいため)
※ 希望の出展場所別の選考とさせていただきます。
※ 昨年までは過去2年間の出展者の募集はしておりませんでしたが、今年度は2020年、2019年の出展者の応募も受け付けます。
※ 本年度出展した作家も、来年度の応募が可能です。
※ 出展料を1名様(組)33,000円申し受けます。
尚、今年度は主催者による売上金管理は行わず、全額出展者の管理とします。
出展料の納付時期はあらためてお知らせいたしますが、9月以降を予定しています。
< 従来と同様のもの >
・展覧会として充実した作品内容、点数を当日に出品し、展示販売ができる人。
(目安として、1800mm×3600mm程のスペースで、2日間充実した作品展示ができること)
・会期中、会場で自らのブースに滞在し、搬入、搬出を自らできる人。
・野外展であることを認識の上で展示構成ができる人。
・趣味としての制作ではないこと。 作り手本人の作品であること。
・作品は展示販売のみで、受注販売ではないこと。
・今回が「工房からの風」に初出展となる場合、開催当日が50歳未満であること。
:::
まず、大前提として、10月の開催時の状況によっては、中止を含めてさまざまな変更の可能性があることをご理解の程お願いいたします。
上記文章を、もう少しわかりやすく書きますね。
・広範囲からの移動を抑制することを考慮した結果、今年は首都圏一都七県の作家による構成といたしました。
・通常、出展後は二年間の応募いただけない期間がありましたが、今回はその期間を設定しないこととしました。
また、今年度出展された方は、来年度に応募ができるようにいたしました。
・応募段階で、「ニッケ鎮守の杜」と「出展場所を主催者に一任」のいずれかを選んでいただき、分けて選考させていただきます。
(予想としては、「ニッケ鎮守の杜」の倍率の方が高くなるかと思っております)
・納金時の密を避けることなどの理由から、主催者による売上金管理は行わず、全額出展者の管理とします。
但し、出展料(1名(組)33,000円)を頂戴いたします。
尚、出展料の納付時期はあらためてお知らせいたしますが、9月以降を予定しています。
:::
「工房からの風」の心がけていることのひとつに、出展までの時間の充実があります。
全体ミーティングを行って、意識の向上や、作家同士のつながりを生み出し、切磋琢磨できる状況を創る。
ディレクターとの事前ミーティングなどを通して、制作、仕事を整え、工藝作家としての在り方を進化させていただく。
これらのこと、今年は出来ないことばかりとなりました。
なので、中止をする、という選択もあるのでしょうが、
『出展までの時間の充実』が「工房からの風」のすべてではない、ということもあらためて思ったのでした。
今、作家や「工房からの風」を楽しみにしてくださっている来場者などの方々にとって、必要なことってなんだろう?
そう思ったときに、「リアルに作品や作家との出会いの場があること」は、大きな要素だと思いました。
そのことを真ん中に据えてみたとき、どんなことができるだろう。
そう考えました。
その結果はとてもシンプルなものとなりました。
感染拡大に努め、安全に配慮し、その上で作家が丹精込めた作品を持ち寄り、展示し、それを見ていただく「機会を創る」。
このことに注力して、時空を創る。
このシンプルで、願わくば上質なものが今年の「工房からの風」の目指すところです。
:::
ということで、今年は「工房からの風」に出展経験のある方で、久しぶりにクラフトフェアに出てみよう。
という方にもおすすめします。
オンライン中心となっている昨今、リアルな場で出展してみてはいかがでしょう。
「密」にならないために、懇親会など集まることはできませんが、
会場で爽やかに笑顔を交わすひとときは、きっと作る心の栄養になるはず。
そして、その心の栄養に向かって作られた作品を巡って、使い手の方々が喜んでくださるような機会を創りたいと思います。
「新人作家の登竜門」としての要素は今年はお休みになってしまうかと思いますが、
今年の「工房からの風」が、アフターコロナ時代の工藝、ものづくりを巡る人たちの佳き営みにつながっていく一滴になれたなら。
そう、願っています。
正解はきっとないですし、10月の状況も予測できません。
状況によっては、中止になる可能性がゼロではありません。
(なるべくそうならないように、工夫をしています)
けれども、秋の日の実り、未来の実りに向けて、まず応募用紙へ綴ってみませんか。
そして、今年ならではの「工房からの風」を、ぜひ、一緒に創ってくださいませんでしょうか。
画像は、昨年の「工房からのそよ風」より