2024年 工房からの風

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色校正で感じたこと

書籍の表紙と帯の校正が出ました。

表紙写真には、時計まわりに、舞良雅子さん、大谷哲也さん、熊谷茜さん、井上枝利奈さんの工房で撮影したカットが使われています。

ちなみに、裏表紙も同様のデザインで、小原聖子さん、森文香さん、吉田慎司さん、寺田聡美さん(寺田本家)の カットが入ります。

先日は出版社(アノニマ・スタジオ)で本文の色校正に立ち会いましたが、
本当に細かに感覚的な用語を刷り合わせながら、色出しをしていきます。
印刷所の担当の方、編集者、デザイナー、著者。
おそらく、今出版されている本すべてが、こんなにこまやかに作られてはいないだろうと思います。
『工房からの風』に出展される作家の方々の仕事に通じる「もの作り」への思いだなあ、
ありがたいなあ、と心の中で手を合わせながら、立ち会っておりました。

さて、今日は当日の会場を支えてくださる設備、警備、清掃・・・の方々とのミーティング。
日に日に速度が増していくようですが、当日の笑顔に向けて、スタッフとともに、走ります!

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いよいよあと25日

今年の『工房からの風』まで、いよいよあと25日となりました!
これからは、ほぼ!?毎日こちらからも発信していきたいと思いますので、
ぜひ、チェック、くださいね。

今年は第10回の記念の年となります。
いくつかスペシャル企画がありますので、今日はその予告編を。

1・書籍を刊行します。
工房からの風 – 作る・働く・暮らす・生きる – 20の工房を訪ねて
(稲垣早苗著・アノニマ・スタジオ刊)
今展を含めて『工房からの風』には409名(工房)が参加をしてくださいました。
その中から20の工房をお訪ねして、写真を撮り、文章を綴りました。
北海道から山形、岡山、香川・・と工房を訪ねる旅の中で出合った
ものを巡る風景や言葉をお伝えできたら、と思います。
書店に並ぶのは10月15日くらいからとなりますが、
6日からこちらで先行販売できるように進めています。

2・インフォメーションコーナーを開設します。
工房からの風10回開催記念インフォメーション
場所 : ニッケコルトンプラザ2階タワーコート
日時 : 10月6日(土)~14日(日) 10時~18時
内容 : 書籍の内容を柱として、作品(非売)と写真パネルの展示を行います。
また、6日(土)には、吉田慎司さんのホウキ作り、
7日(日)には、アトリエ倭さんの木のおもちゃ作りのワークショップを開催します。
くわしくは、あらためてご案内させていただきますね。

3・特設サイトを開設します。
名づけて、『風が運んだ「もの」がたり
これは、ご来場くださったお客様との交流サイトです。
『工房からの風』でお求めいただいた作品を、みなさま、どのようにお使いでしょうか?
花入れとして季節をさりげなく楽しんでいます、
とか、
このお皿にこのような料理を盛っています、
とか、
このカバン、使い込んでこんなに味わいが出てきました、
とか、
このマフラーが冬は手放せません、
とかとかとか!
きっと、みなさま、素敵に楽しく作品を毎日の中で生かしてくださっているのでは。。
と推察し!投稿サイトを企画しました。
ご用意いただくのは、『工房からの風』でお選びいただいた作品の入った画像と、
メッセージ。
さあ、何を投稿しようかしら!とわくわくしていただけましたでしょうか。

4・東日本大震災へのチャリティー企画を今年も行います。
ぬくもりを届けよう
今年は、被災地で作られたものの販売の売上金をその作者の方へお渡しすることと、
『工房からの風』オリジナルグッズの売上金と、作家から寄せられた作品売上金を
芸術文化復興ファンド(GBFund) へ全額寄せることを行います。
昨年同様、芸術文化を通して復興支援への思いをつなげていきたいと企画しています。

5・Facebookを開設します。
当日もチェックイン機能を使ったsomethingを企画中です。

3の特設サイトと5のFacebookは只今、水面下で準備中。
近日中に公開できるかと思いますので、ぜひお楽しみに!

と、今日の画像は、案内状の送付のひとコマ。
コルトンプラザから出展作家へ送り、出展作家から全国へ。
もちろん、 コルトンプラザからも順次発送しています。
10月に入って朝日新聞夕刊の首都圏版や、
直近には近隣のお客様へは新聞折込も入ります。
ご紹介くださった雑誌や駅張りポスター、そして、インターネット。。。
なにより、みなさまからの熱い!インフォメーションが、
当日の 豊かな時間を生み出してくれることを、ありがたく感じています。
10月13日(土)・14日(日)
ぜひ、ニッケコルトンプラザへお出かけくださいませ。
出展作家とともに、心よりお待ちしております!

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出展者、集まりました。

北は秋田、南は宮崎から。
今年度の出展作家48名のうち、41名が集いました。
オブザーバーの作家も加えると49名の作り手が、
ニッケ鎮守の杜に集合です。

いよいよ一ヶ月半後となった「工房からの風」。
出展場所を確認して、展示風景をふくらませて。。。
この日を起点のひとつとして、またそれぞれの工房で制作に励まれることと思います。

ミーティングのあとは、懇親会。
おおいに盛り上がって、英気を養いました。

それにしても、ほっんとに暑(熱?)かった!
信州などから来てくれたひとなど、参ったでしょうね。
暑気払いのビールも、ぐびぐび、進んだのでした。

NEWS
出展作家が公開となりました。
こちら、ぜひご覧くださいませ。
→ 
10月13日(土)14日(日)
ベストの作品と最高の笑顔でお待ちしています。

 

 

 

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寺田本家さんへ行ってきました

寺田本家さんへ行ってきました。
千葉県神崎町で「香取」「五人娘」などの日本酒をつくる蔵元さんです。

工房からの風には、今まで数回「放浪食堂ちゃんぷるーの素」
として、寺田優(まさる)さん、聡美さん、杉山薫さんの3人を中心に、
おいしいものをたっぷり作って出展くださいました。

「工房からの風」で出会った頃、優さん、聡美さんはまだ新婚さんでしたねー。
その後、ふたりのお嬢さんにも恵まれ、日本酒つくりにもますます力を注いでいらっしゃいました。

今春、23代目当主のお父様が急逝されて、優さんが24代目当主になられたところです。
発酵道を進まれた23代目の啓佐さんには、私たちも何度かお話を伺う機会をいただきましたが、
なんと言えばよいでしょう。
パイオニアとしての道を拓きながら、
自然体で、静かで、けれど懐の深さを感じさせてくださる大きな方でした。

発酵とは腐らないこと。
うきうきわくわくすることも生きる発酵!

心に灯したいですね。

さて、現在制作中の書籍では、24代目を継がれた優さん、聡美さんのお話、
そしてそこには、23代目が遺した、次世代につなぐべき言葉を綴らせてもらっています。

画像はちょうど玄米酒のための、米が蒸しあがった ところ。
若き蔵人さんが、ぱらぱらと熱を冷ましている瞬間に立ち会うことができました。

そうそう、今年の「工房からの風」。
14日(日)のみとなりますが、寺田本家さんのお酒の販売と、
優さんの発酵のギャラリー・トークを行います。
利き酒もご用意くださるそうですので、どうぞお楽しみに!

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書籍作り進行中

佳境、という名でお尻に火がついています!

10回展を記念して制作している書籍。
昨日はそのブックデザイン(装丁)を担当してくださるデザイナーさん
との初打ち合わせをgalleryらふとで行いました。

編集者さんが引き合わせてくださったのは、
以前『 Esquire(エスクァイア-)』のブックデザインをされていて、
今は文芸書、お料理本、児童書なども手がけられている方。

25人ほどの作家の取材記事という濃い!内容を、
すっきり、クールに、でもそこはかと可愛らしくデザインして
一冊のかたちにしてくださる 。
そんな予感、確信を抱けたミーティングでした。

編集者さん、デザイナーさん、イナガキ、ウサミと
チームワークよく進められそうです。

本で書かせていただいた作家の方々、お訪ねした工房のご紹介も、
この場で綴っていきますね。
どうぞお楽しみに~

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心を染めて

先日、「galleryらふと」で藍の生葉染めのワークショップをしました。
2004年に初めて行ったときは、葉っぱも細くって頼りなげだったなぁ、
と思い出しました。
今は、ふさふさ葉っぱが、シゲシゲです。
時間ってありがたいなぁ。

ワークショップにふたりの小さな女の子さんと一緒に参加くださった若いお母様。
伺えば、「工房からの風」の初期に、出展者のお手伝いでテントの中にいらしたのですって。
「結婚・出産・子育て・・としばらくご無沙汰していましたが、
また、伺えるようになって、うれしいです!」
と、こちらこそ、うれしくなるメッセージをくださいました。

藍染めのあとは、スイカをがぶり!
藍に染まった小さな愛らしい指。
今年の夏の思い出のひとつとして、心にも染まってくれるでしょうか。

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クウネルに

「工房からの風」の会場の一部でもある「ニッケ鎮守の杜」。
このお庭の取材をいただき、クウネル(マガジンハウス)で掲載されました。

「季節の庭の連絡帳」
メインビジュアルのイラストを描いていただいている
大野八生さんが綴る「庭日誌」と、
一緒に庭つくりをしてくださる「にわびと」さんたちとの交流を、
12頁にわたって掲載くださっています。

あの金環日食の日。
瑞々しいお庭を、カメラマンの長島有里枝さんが撮影くださいました。
5月のお庭の緑。
10月の「工房からの風」の日には、どんなでしょうね。
そんな想像もしながら、頁をめくってみてください。

皆様へのお知らせ/工房からの風 | コメントする

10!

こんにちは!
新しいサイト、そして、director’s voiceへようこそ!
あらためまして、総合企画の稲垣早苗です。
今年の「工房からの風」も、ぜひご期待くださいね。

今回は記念の第10回展。
(10周年、ではなく、10回展、です。
当初は隔年開催でしたので。
これ、よく間違われてしまうのですが(笑))
なので、メインビジュアルも、10をモチーフとしてみました。

イラストは今年も大野八生(おおのやよい)さん。
会場の一部でもある「ニッケ鎮守の杜」のガーデナーもしていただいています。

庭の緑と、作品と、そして人のつながり。
これらを、秋の桜紅葉で染めた色で表した今年のメインビジュアル。
これから開催まで、あちらこちらでお気に留めてくださいますように!

プレス/工房からの風 | コメントする

プレスの皆様へ

今秋10月13日(土)14日(日)
第10回工房からの風を開催いたします。

魅力あふれる出展者とその作品を広くご覧いただきたく、
ご紹介をお願いしております。
広報資料のご用意もございますので、
ぜひご検討お願い申し上げます。

お問い合わせは

メールはこちらのフォームから → 

お電話は、047-370-2244 galleryらふと

でお待ちしております。

どうぞよろしくお願いいたします。

出展作家紹介/工房からの風 | コメントする

夏の終わりのお楽しみ?

今年の出展作家のご紹介は、会がいよいよ近づきましたら、
勢いよく!行いますね。
今しばらく、お待ちください~
そして、お手伝いくださる「オブザーバー」さんと呼んでいる出展経験作家の方。
また、10回記念出版書籍でご紹介する作家の方々も、
こちらでご紹介していきますね。

庭/工房からの風 | コメントする

夏の庭当番

「工房からの風」の会場の一部、「ニッケ鎮守の杜」。
その中の花壇を「手仕事の庭」と名づけて、さまざまな植物を育てています。
一年草としては、藍、棉、とろろ葵、ほうききび、といった手工芸と結びついた植物をメインに。
今年も、ぐんぐん育っています。

「工房からの風」のメインビジュアルを描いていただいている
大野八生さんに月に3回ほどお庭に来ていただいています。
そして、庭人(にわびと) さんという名!の地域のボランティアさんも一緒に。
いよいよ来週からは、私たち工房からの風スタッフと、
庭人さんが組んでの水撒き当番も始まります。

みなさんにほっこりしてもらえるような、瑞々しいお庭つくり。
楽しく励んでいます!

出展作家へのお知らせ/工房からの風 | コメントする

出展作家の皆様へ

暑中お見舞い申し上げます。

先日皆様あてに通信をお出ししました。
いよいよ案内状などの制作が始まりました。
皆様も当日に向けて、制作に熱の入る頃と思います。
(暑い中ですが!)

8月の第二回全体ミーティングも、ご都合がつくようでしたら
ぜひご出席くださいね。
お互いに気持ちのよい気を持ち寄って、
いっそう素敵なパワーを響かせましょう!

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この画像は2010年の手ぬぐい。
今年はサーモンピンクかな?どうかな??