director's voice

大谷房子さんより

テントの天井にロープをめぐらせて、爽やかな布を仰ぐブース。
愛知の大谷房子さんからもメッセージをいただきました。


(photo usami)

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工房からの風、お疲れ様でした。
まだまだお忙しいことと思います。

二回目の出展。
前回は自分らしさ、
今回は自分の成長はあるのかと考えることが多かったです。
そしてあっと言う間に当日。
頭の中にあるものを形にしてアイテムを増やしましたが、
お客様に満遍なく選んでいただけました。
ストールは明るい色を幅広い年代の方の元へ。
長さも短いものも反応がよかったように思います。

嬉しかったのは、使っていただいている方にお会いできたことです。
確かに見覚えはあるのですが、
あまりに馴染んでいて目を凝らしてしまいそうでした。
何とも言えない幸せな時間でした。

また他の出展者との出会いもまた支えになりました。
『こうゆうストール織ってる人って大谷さんしかいないのよね。』
と言われたときに、
誰もしていないことをしたい訳ではないのですが、
ひとつ自分らしさを見つけた気がしました。

そして出展者、お客様を迎えるために多くのスタッフの方に支えられていたこと、
感謝しています。
つくり手も身を磨り減らしているところがあると思いますが、
この会をつくる側も同様なのではと察します。
縁の下の力持ち?!がいてこその展示会になったのだと思います。

10回目に参加でき、とても満たされた幸せな気持ちでいっぱいです。
この経験を踏まえ、慌てず迷わず一歩づつ前へ進みたいと思います。
ありがとうございました。
またお会いできる日を楽しみにしています。
どうぞご自愛ください。

大谷 房子

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ひとりひとりの作家にとって、それぞれ風の音色は違うことでしょう。
房子さんは、この風を次への糧に制作を進めていかれるようですね。

大谷房子さんの開催前のメッセージはこちら → です。