director's voice

次回開催のご案内

これを書いているのは、11月3日金曜日16:00を過ぎたところ。
1週間前には、開催前日の準備がほぼ整って、薄暗くなる会場の庭で、明日からの成果を祈るような気持ちで過ごしていました。
早いですね、1週間。

余韻に浸っている間もなく時は進み、出展作家、風人さんたちも、次の活動に入っていくことと思います。
今年の「凪ぐ浜の宝物」は、この前の記事、風人長野麻紀子さん(Anima uni)の文章と、岡林厚志さん(hyakka)の写真で〆たいと思います。
味わい深い文学な文章と、芸術な写真。(あえて「的」とは書きません・・・)
才ある方々が心をくだいて風人さんとして臨んでくださること。
「工房からの風」の財産だと思っています。

そして、ここにはすべてを掲載はしませんが、出展作家の皆様から丁寧なお心のこもったメールをいただきました。
どのメールも、これからのご自身の丁寧なお仕事につながっていく内容に拝読いたしました。
今回の経験が、皆様のこれからの制作、発表、そして人生に、何らかの佳き潤いとなりますことを心より願っています。
また、折々、お会いできますことを。

さて、来年第22回「工房からの風」に向けてのご案内です。

開催は、2024年10月26日(土)27日(日)
募集は、4年ぶりに1次、2次の二回募集形式に戻します。
1次は、本年12月1日から20日着
2次は、来年3月予定
1次で出展が決定すると、来年の予定が立ちやすく、準備もより豊かにすることが出来ます。
また、1次で選外であっても、2次に再応募も可能です。
詳細は11月20日以降に「工房からの風」HPにてお知らせします。
2022年と2023年に出展された方は応募できません。

尚、来年は、食品販売ブースと、大人対象のワークショップブースを復活させます。
コロナ禍の余波を意識して、本年は控えた企画も復活させて、全面的に通常開催に向けて準備をいたします。
出展を検討されている方、ご応募をお待ちしています。
そして、出展に適した方をご存知の方は、ぜひおすすめくださいませ。

第21回工房からの風
終了後も、こちらの記事までご覧いただき、ありがとうございました。
こうして、丁寧にフォーローしてくださる方々がいて「工房からの風」が豊かに成立しています。
皆様方も「工房からの風」の中の大切な存在です。
あらためて、心より感謝申し上げます。

迎える第22回「工房からの風」が、関わる方々の心に、佳き風をそよがすものでありますように。
日々、庭に触れながら、スタッフ一同精進してその日を迎えたいと思います。

感謝を込めて
工房からの風ディレクター 稲垣早苗