director's voice

moe matsuda/金工・装身具

Q1
現在は都内で制作をされるmoe matsudaさん。
「工房からの風」には、どのような出品をされますか?

A1
「moe matusda」は、「島の時間を思い出す」をコンセプトに、彫金技術を使い、出身地である沖縄で過ごした時間をアイディアの源にしたジュエリーを制作をしています。
また、沖縄の陶芸家である父と兄のうつわに合うようなカトラリーの制作もしています。

工房からの風での出展では、moe matsuda 定番のジュエリーアイテムをはじめ、2024年度の新作アイテムも並ぶ予定です。
デザート用のカトラリーも準備しております。
ぜひお手に取ってご覧ください。


月甲丸リング(人差し指)こよりリング・チェーンリング(薬指)


太陽と月マンテルネックレス


波と地層ネックレス


父の魚文のお皿とデザート用刻印カトラリー

Q2
moe matsudaさんが大切にしている工藝品(古いものでも、新しいものでも結構です)をひとつ教えてください。

A2
柚木沙弥郎さんのハンマーの版画です。

彫金でよく使う仕事道具の1つである金槌(ハンマー)が、柚木沙弥郎さんらしい愛らしい佇まいの版画になっているのがたまらなく愛おしく、大切にしているものです。

陶芸家のお父様のもと、自らも手でものを生み出す仕事をしていきたいと学生時代から願っていた萌さん。
金属という素材と出会ったことで、その夢を現実にかたちにしてこられました。
ものづくり、工藝の心がきっと心身に染みわたっていらっしゃることでしょう。
そして、今も、これからもお父様やお兄様との交流から、ジャンルは違えど地に足がついたものづくりの道を歩まれるように思います。
「工房からの風」を通して、同世代の作り手、そしてさまざまなお客様との交流にも広がって、ますます豊かな制作が進むことを願っています。

moe matsudaさんの出展場所はコルトン広場。
染織の谷口亜希子さんのお隣。
本部テント1の正面です。

moe matsudaさんのインスタグラムはこちらです。
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