「工房からの風」に出展経験があり、企画運営に力を寄せてくださる作家の方々。
風人(風人)さんと呼んでいます。
今年は13作家。
それぞれ本業!のものづくりがありますので、ご負担のないように関わっていただくようにしています。
なので、全体ミーティング2回と準備日と当日含めた3日、計5日を活動いただく方。
ほかに、企画テント(風人テント、素材の学校テント)を担当くださる方は、準備制作など、かなりがっつりと。
今回風人テントは、大野七実さん、岡林厚志さん、吉田慎司さん、本間あずささんが中心となって担ってくださいました。
深く関わってくださる分、この回を通して、ものづくりのこと、工藝のこと、社会のこと・・・・
たくさん、考え、語り合い、哲学を深めていらっしゃいます。
先日は、本間あずささんからのメッセージを共有しましたが、吉田慎司さんからのメールも一部共有いたしますね。
長いですけれど、ほんものはもーーっと長いです!
・・・僕たち手仕事をする人のほとんどは、自身の絶え間ない成長と、その仕事が永く遺(のこ)り続けることを願っています。
成長は、半ば自身の努力であっても、周囲の助けや関わりがなくては独りよがりになっていくと思います。
また、遺すこととなると尚更で、自分の手を離れた場所や、時代へ繋ぐには他力を願うしかなく、とても心許ない。
そこで根の確かさをあらため、時間や場所を越えた循環を結実してくれるのは、作家や繋ぎ手、使い手の皆様との心からの繋がりであるように思いました。
植物が影響しあい、循環し、豊かに、そしてどんどんと更新されていくように、僕たちも必死で伸びて、芯から関わり合うことで命を全うできるように思います。
1本だけの草や、貰ってきた土壌では、大きくなることはあっても一時的なものでしょう。
僕たちが人と繋がる最大で最適の方法は至ってシンプルで、やはり仕事でしかありません。
必死に伸びて種を遺す草木のように、必死の仕事が誰かに響いた時、その恵みを足がかりにして初めて次の場所が見えてくる気がしています。
人の生きた足跡は、そういう所に遺るのではないでしょうか。
自力で目立ったり、表に出る方法は無数に増えてきましたが、本当に大きくなり、仕事を遺すには、血の通った場が必要であると、改めて確信した次第です。
また毎年ながら、輝く作家さんに触れて、自身の仕事への戒めにもなりました。
自力で目立ったり、表に出る方法は無数に増えてきましたが、本当に大きくなり、仕事を遺すには、血の通った場が必要である・・・
そうですね。
僕たちが人と繋がる最大で最適の方法は至ってシンプルで、やはり仕事でしかありません。
その仕事の発露の場として、「工房からの風」は、もっとよりよくしていきたいです。
この写真の表情もとtれもいいですね。
「素材の学校」のツアーでの一コマ。
木工作家の岡林厚志さんが撮影してくださったもの。
岡林さん撮影の画像、この「凪ぐ浜の宝もの」でもたくさん掲載させていただいています!
ほうきを作る吉田慎司さんのインスタグラムは、こちらです。
→ click