お待たせしました、いよいよ最南端、沖縄からの出展者、
たま木工商店の玉元利幸さんです。
Q
玉元さんは、「工房からの風」にどのような作品を出品されますか?
A
沖縄の木で作った木の器、カトラリーを制作しています。
今回の工房からの風では、色々なカタチの「木のカップ」を
楽しんでもらえるようにと準備しております。
相思樹、オキナワウラジロガシ、福木、イタジイ、ヒメユズリハ…
と聞き慣れない木の名前だと思いますが、
僕の暮らすやんばるの森(沖縄本島北 部にあります)や、
その周辺で育った木々を使用して制作したものです。
ほんとうに、私には耳慣れない木の名前。
でも、沖縄に生まれ育った玉元さんには、馴染み深い木なのでしょうね。
そんな身近な木を使って制作をされていること。
木のことも、それにまつわるお仕事のことも、
当日いろいろお話を伺ってみたいです。
そして、なかなか見たことのない、木の取っ手付きのカップ。
こちらも、ぜひお手にとってみてくださいね。
玉元さんの手を通して木の器にじんわりと、
沖縄に流れる時間のようなものが伝わってくるような・・・。
Q
玉元さんにとって、「工房からの風」って、どんな風ですか?
A
木工の仕事を始めて10年目になります。
がむしゃらに仕事に取組んだ日々の風が、やっと最近になり小さな自信へと変りました。
その小さな自信と共に、吹き始めるのが
今回参加させていただく「工房からの風」だと思っています。
凛とした穏やかな風を目指して。
沖縄からの出展は、準備から搬入搬出まで、ほんとうに大変なことと思います。
しかも、玉元さんの工房は、空港からもかなり離れていて・・・。
そんな大変な思いをしても、この場に来たい!
そう思ってくださる気持ちに応えたいってほんとうに思います。
もちろん、私たちスタッフも張り切ってお迎えしますけれど、
来場者の皆様の反応が、何よりの手ごたえですね。
木の器を真ん中に、作る人と、使う人が、豊かな時間を紡げますように。。
そんな場づくり、がんばりますね!
Q
玉元さんは、小学生のとき、将来は何になりたかったのでしょうか?
A
家族が言うには「コックさんになりたい」と話していたそうです。
とても単純に、レストランに行き美味しい料理が食べられるのが楽しみでした。
(今、思えば母は料理が得意な方ではなかったからかな…)
今の仕事には、あまり影響していない気がします(笑)。
コックさんのお仕事って、ものづくりとつながっていますよね。
どちらも、誰かの幸せな時間を作り出す仕事。
玉元さん、今も厨仕事もお好きでしょうか?
さて、玉元利幸さんのホームページはこちらになります。 → ☆
楽しくって、お人柄やお仕事がよく伝わってくるデザインですよ。
そして、出展場所は、ニッケ鎮守の杜、手仕事の庭に入って花壇の奥。
ちょっとシャイな玉元さんが、居心地のよいように、緑に囲まれた空間です。
にこにこはきはきとされた奥様かよさんと一緒に、
あったかな空間を作ってくださいますね、きっと!