風人さんからのメッセージ。
金工ジュエリーの川崎千明さんからのメッセージをご紹介します。
Q1
川崎さん、今年の「工房からの風」では、何を担当くださいますか?
A1
「風セレクション」と、「素材の学校」で「金属の時間」を担当します。
風セレクションとは、風人さんの作品の販売テント。
素材の学校は、お子様向けのワークショップテントです。
素材の学校では、打ち込み象嵌キーフォルダーつくりの授業を受け持ってくださるんですね。
Q2
川崎千明さんは、何年に出展されましたか。
その時の印象に残る体験(感想)をひとつ教えてください。
A2
2014年に出展しました。
メインビジュアルは葡萄の年です。
工房からの風初出展だったので、本展の前、5月にギャラリーらふとで
風の予感展に参加させていただいたのですが、
その時に見に来てくださったお客様が、10月の本展でも覚えていて
テントをのぞきに来てくださったのがとても嬉しかったです。
緊張していたので、見知ったお客様にお会いできて、
なんというかほっとしたのを覚えています。
工房からの風のお客様は、あたたかな方が多いです!
ここを起点に、作家の方々のファンになられる方も多いですね。
はんぎんぐパンダのネックレスは、この時から人気の作品でした。
(今回の販売はありません)
Q3
木を素材として作られたもので、心に残るもの、または、大切にしているものを教えてください。
A3
子どもの頃に、父がお土産で買ってきてくれた木彫りの熊のおもちゃを
気に入って、今も本棚に飾っています。
ひとつの器をはさんで、スプーンを持った2匹の小熊が
交互にスプーンを口に運ぶという動くおもちゃです。
台座の下に木の丸い球が糸でぶら下がっていて、
その球をゆらゆら揺らすと糸にひっぱられて熊たちが動くという仕掛けです。
当時読んでいた「3匹のくま」という絵本に、木の器に木のスプーンで
スープを飲むシーンがあって、なぜかそれに憧れていまして・・・
「まさにこれは!」と思ったのでしょう。
スープを飲む小熊たちの表情が楽しげで、今見てもやっぱり好きです。
川崎千明さんは、今もこのおもちゃを大事にされているんですね。
動物園通いが大好きで、動物モチーフの装身具を作る想いの底には、
このようなエピソードが息づいているのでしょうか。
川崎千明さんは、当日モニュメント周りの「風セレクション」、
または「素材の学校」にいらっしゃいます。
HPはこちらになります。
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