director's voice

髙際紡糸製作所さん(羊毛など)

2018年、3年ぶりに出展くださる髙際紡糸製作所さんからのメッセージをご紹介します。

Q1
髙際紡糸製作所さんは、今回の「工房からの風」に、どのような作品を出品なさいますか?

A1
羊毛を紡いだ「手紡ぎ糸」、草木染め、藍染した「モヘア」、「麻糸」など一手間加えた天然素材を編み、ニット作品に仕上げています。
ニット帽、ミトン、靴下など。

ニッケ鎮守の杜「手仕事の庭」の藍で、生葉染したモヘアのニット帽、
コブナグサで染めたアルパカのターバンなど、優しい色合いをお楽しみください。
カラードウールは染めず羊そのものの色なので、全て1点ものです。

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(残り糸を巻いた糸巻きは非売品です)

Q2
髙際紡糸製作所さんが、「工房」で特に大切にしている道具をひとつ教えてください。

A2
紡ぎ車が大切な道具なのですが、以前出展した時に紹介したので今回は編み針を。

手作りの木彫りの編み針がお気に入りです。
作られた作家さんの丁寧な手仕事が感じられる作品です。
その道具を使い一編み一編み仕上げていく。
紡いで編んでいるのは自分達だけど、それまでの過程で、道具を作ってくれた方、羊を育て羊毛を生産してくれた方、草木染に使う草木を育ててくれた方、多くの人の手により作品が生まれているのだなと感じます。

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Q3
髙際紡糸製作所さんがコロナ禍のあと、訪ねてみたい場所を教えてください。

A3
大阪と北海道です。
夫婦の実家なのですがコロナが流行りだしてから帰省できていません。
私の両親はもう他界していますが、お墓参りをしたいし、姉妹、友人にも会いたいです。

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木彫りの編み針をはじめ、素敵な道具ばかりですね。
会場では、ぜひこの道具も展示してほしいですね。

髙際紡糸製作所さんのブースは、入り口側の中央花壇の手前。
綿の実、コブナ草など、糸にまつわる植物と共に作品をご覧ください。

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