Q1
今野恵さんは、「工房からの風」に、どのような作品を出品されますか?
A1
ショールやバッグ、帽子、アクセサリーの身につけるフェルトと、モビールやクッションなどお部屋に飾るフェルトを出品します。
蝶々のモチーフが付いた立体的なベレー帽やフェルトボールのモビールは新しい試みで制作しました。
ブースの中にモビールを飾りますので、ゆったりとゆらめく様子を楽しんでもらえたら嬉しいです。
フェルトのクッションや猫型クッションも出品しますので、フェルトの温もりを体感していただきたいと思っています。
Q2
今野恵さんが、工房の中で特に大切にしている場所、あるいは部分、印象的な場所、空間、または、道具の写真を1カット撮ってください。
そして、その説明をお願いします。
A2
祖母と母から譲り受けた年季の入ったお茶箱です。
羊毛を入れてます。
フェルト前の羊毛を湿気から守ってくれます。
乾燥剤を入れなくてもいつもカラリとしてふわふわの状態を保ってくれます。
「さて、今日は何を作ろうかな」とお茶箱の蓋をあけるときに宝箱を開ける気分になるのも良い感じです。
Q3
今野恵さんが、大切にされている、あるいは、愛用されている工藝品をひとつ教えてください。
A3
アトリエ倭さんの「森のスピーカー」です。
制作時間に聞くラジオや音楽の音が耳触りの良い優しい音になります。
壁掛けにもなりますが、私は作業場所を移動するときは連れていき、いつも一緒に制作を見守ってくれる相棒のような存在です。
好きなラジオ番組は、「武田鉄矢の今朝の三枚おろし」です。
今野恵さんのフェルトは、野性的というか野性をしっかり作り手が受け止めて形にしたもの。
その形が、力強さの中にも愛らしさがあふれているのが、他の作家の作品にはない独特な魅力です。
久しぶりの大きな野外展にむけて、新作も豊かに構成されているようで、とても楽しみですね。
今野恵さんの出展場所は、コルトン広場で、ニッケ鎮守の杜の入り口の近く。
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