Q1
コルトンプラザのある市川市で作陶する荒井彩乃さん。
「工房からの風」には、どのような作品を出品されますか?
A1
スリップウェアと和紙染めの技法を用いた陶器の食器とアクセサリーや小物入れを出品いたします。
スリップウェアとは、クリーム状の化粧土の上に化粧土で重ね掛けをし装飾をして焼き上げた陶器全般のことを言います。スリップウェアのやわらかくぽってりとした表現と化粧土を伸ばして出来た細い線組み合わせ、豊かな動きの植物模様をうつわに描いております。
和紙染めとは、下絵付けの一種で筆で直接描かずに型紙に絵の具を染み込ませて模様をつける技法です。
花畑や草花の茂みの一部を切り取ってうつわの上に乗せたような、色とりどりで華やかな雰囲気のうつわを作成しております。
2つの技法を使い、自分の思う植物模様で陶器に落とし込んでみました。
それぞれ雰囲気の異なる陶器をお楽しみいただけますと幸いです。
Q3
お手持ちの「工藝品」で愛用、または大切にされているものついて1点教えてください。
A3
スリップウェア作家、小島鉄平さんの角皿です。
小島さんの器に描く生き物はとても生き生きとし、スリップウェア特有の化粧土の流れを上手く利用した作品だと思います。
自分もいつかこの様に生き生きとした作品作れるよう、普段からなるべく目の届く場所に置いて、自分を鼓舞しております。
スリップウエアと和紙染めのふたつの系統のお仕事を進める荒井彩乃さん。
以前、他の作家の方のサポートでお客様をお迎えする側も経験されたようですが、ご自身のお仕事、どのように見て、受け止めていただくのか、きっとドキドキされていますね。
荒井彩乃さんの出展場所は、ニッケ鎮守の杜、galleryらふとの近く。
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