2023年11月の記事一覧

「庭/工房からの風」New

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風人からの風 映像公開

「風人からの風」テント
このような展開で臨みました。
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制作公開やトークイベントの最中も、オリジナル映像を放映していました。
岡林厚志さん(hyakka)が編集してくださった制作の光景、まさに「工房からの風」。
(木工作家さんですのに、なんでしょう、この映像編集力!!)

内容はこの方々

片田学-木工 ボウル制作
勢司恵美-竹細工
大野七実-陶芸
岡林厚志(hyakka)-木工 家具つくり
香田進・香田佳人(アトリエ)-木工
和泉綾子(RIRI TEXTILE)-染織
鈴木友子(もくのすけ)-木工 挽き物
長野麻紀子(Anima uni)-金工 装身具

なんといったらよいか!
かっこいい。
手や身体の動きが美しい。
テロップに書かれている言葉が珠玉。
・・・
46分と長いものですが、ぜひご覧ください。
こちらです。
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尚、この映像を含め、今年の映像はこちらにあります。
kouboukaranokaze → click

そして、昨年までの映像はこちらにあります。
工房からの風 → click

こちらの都合で分かれてしまったのですが、同じ運営ですので、共にご覧くださいませ。
便宜上、youtubeにあげておりますが、もちろん!ユーチューバーではありませんので(笑)
アーカイブ的に活用できたらと思います。
皆様にもそのようにご活用いただけましたら幸いです。

では、ぜひご視聴くださいませ。

そして、以下は岡林さんが撮影くださった風人さんたちのショット。


すべてphoto by hyakka

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お待ちしています!

第17回「工房からの風」いよいよ始まります。

19日土曜日10時から16時30分まで、
ニッケコルトンプラザ屋外会場で開催します。

荒天予報はありませんので、屋外で通常通り開催します。
(雨天決行・万一荒天の場合は朝8時に変更した旨をこちらで発表します)

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金曜日、日中雨予報でしたが、一瞬パラリとしたくらいで、
路面は乾いたままに準備を終えました。

夜中に降るかもしれませんが、予想よりは路面が保たれているように思います。
予報では、降っても午前中で、午後からは曇り。
日曜日は、曇りと晴れマークです。

先週末を想えば、ありがたいことです。
「工房からの風」予定通りに開催いたしますので、ぜひお出かけくださいませ。

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会場に到着されましたら、「本部テント」が2か所ありますので、
ぜひお寄りください。

案内状(フライヤー)
・ワークショップ、デモンストレーション、トークイベント案内
会場マップ(裏面アンケート:プレゼントあり)

ぜひ、お持ちください。

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チャリティーとトークイベントは日曜日のみです。

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<Craft> 工藝・手仕事・クラフト展示販売
■ 今年度作家の出展50ブース

■ 風セレクションテント
(出展経験作家で企画運営に加わってくださった作家の作品)

<Foods> 食品販売・飲食

■ トキニワカフェ
花壇を愛でながらのヒトトキを。ドリンク+スウィーツ
・CORDUROY
・pâtisserie MiA
・ncafe+tsubomi

■ カフェ ポステン (コーヒー・焼菓子)

■ カナルファーム (野菜・ジャム・焼菓子)

■ 寺田本家 (日本酒・焼菓子)日曜日のみ

■ AGIO 三笠會館

■ 銀座アスター

<ワークショップ>
開催テントにて、開始30分前よりお申し込みを受け付けます。
一度30分より前に開催テントで様子をみてこられることをおすすめします。
詳しくは → click

■ アトリエ倭 (木工)

■ Ohama (革)

■ 大野八生 (植物リース)

■ 今野 恵 (フェルト)

■ 勢司恵美 (竹)

■ 原 真紀 (アロマ)

<素材の学校>
お子様に工藝、ものづくりの魅力を体験いただくプログラム
→ click

■ 磯 敦子 (綿)

■ CHIAKI KAWASAKI (金属)

■ フクシマアズサ (ほうき)

■ 森 友見子 (再生紙)

■ 谷田貝陵子 (革)

<デモンストレーション>
ものづくりの制作公開
→ click

■ hyakka(木工)

■ 吉田慎司(ほうき)

<企画テント>

■  文庫テント
言葉の世界を大切に想う工房からの風ならではのテント
Anima uni (金属)
松塚裕子 (陶磁)

■ 五行テント
今回は、五行のうち「火」がテーマ
・トークイベント(20日(日)12時~13時)
「火を巡るものづくりの旅」
大野七実 × 岡林厚志 × 吉田慎司 × 稲垣早苗

■ 庭の駅
・庭で育てたハーブでつくったバス用ドライ
・ミックスシード
・ブーケ
・ミニ盆栽
・草木染め素材
・草木染めハーブサシェ
・オリジナルTシャツ
・オリジナル手ぬぐい

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お伝えしたいことはいくらでもあるのですが、あとは会場でぜひご体験ください。
五感を通して、「工房からの風」をお楽しみいただけますように。

出展作家、主催者ともに、皆様のご来場を心よりお待ち申し上げております。

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トキニワカフェ

年に2日間だけ出現する「トキニワカフェ」。
今年は、こんなすてきな絵を大野八生さんにお描きいただいて、
ティーマットを作りました。

カフェ

トレイに敷いてお出ししますね。
花壇のほとりのお席で、植わっている草花を見ながら、
茶菓を楽しんでいただけたらと思います。

今年のメニューの予定はこちらです。

ドリンク
〇あたたかいハーブ紅茶
〇つめたいほうじ茶

スウィーツ
〇CORDUROY
・塩バターかぼちゃパン
・ショコラパン

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〇ncafe+tsubomi
・みつ梨と杏の米粉パウンド/クルミ
・みつ梨と杏の米粉パウンド/チーズ

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〇pâtissier MIA
・ミルクシフォンケーキ
・りんごキャラメルケイク

リンゴキャラメルケイク

ニッケ鎮守の杜、galleryらふと近くに販売テントが建ちます。
お席はスタッフがご案内いたします。
(通年でお庭の手入れをしてくださっている庭人(にわびと)さんが担ってくださっています!)
皆様のお越しをお待ちしております。

※なくなり次第終了とさせていただきます。
※台風の影響で輸送の遅延の可能性があり、一部のお菓子の到着が遅れる場合がございます。
※ほか、急な変更の場合は、現状に応じてご容赦くださいませ。

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お庭ととのえ

今日は水曜日。
明日、木曜日のテント建てを前にお庭の整備。

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とびっきり好きなシュウメイギクが、見ごろ!
なかなか、工房からの風にぴったりって難しいので、今年はやったっ!!ていう気持ち。

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藤袴も満開。

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セイヨウフジバカマも満開。

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ホトトギスも満開。

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ガーデンシクラメン!も満開!って、なんでもかんでも満開じゃないですか!!
すばらしすぎるー。

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なんでしょう。

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砂利の補強。
雨が降った時に、少しでも歩きやすいように・・。

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土も補強。
くぼんだところや、根っこが張ったところに盛っています。

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小枝拾いも。
台風のあと、大枝拾いはしたのですが、あんがい、こういった小枝拾いが重要なんですよねー。

というわけで、会場整備は順調です。
いつもこのあたりの日程では、パソコンでの頭脳労働!が主力なのですが、
今年は肉体労働もいい感じで行っています。
筋トレの成果!か、結構できるわ、わたし(笑)と、軽やかに動けております。
なんといっても、全国からはるばる目がけてやってきてくださる作家の方々、
そして来場くださる方々を想うと、ほんとうに心が弾みます。

土曜の傘マークがうらめしいですが、降ったとしても予定通り、屋外での開催を目指して準備中。
きっと、全国に散らばる工房から、作家の方々、そしてお気にかけてくださる方がいらっしゃると思い、レポートでした!!

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花吹雪ランチ

「工房からの風」の会場にもなる「ニッケ鎮守の杜」。
ここには、「手しごとの庭」という花壇をはじめ、
高木、灌木、宿根草の数々が緑の空間を育んでいます。

そのお手入れをしてくださるのが「庭びと」さんたち。
地域にお住いの方々が私たちスタッフとともに手入れをしてくださっています。
4月末が区切りとなって、5月から新しい年度になりますので、
只今、絶賛新人庭人さん募集中です。
(詳しくは、こちらをご覧ください。
→ click 

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お庭を囲む13本のソメイヨシノと、真ん中に伸びる一本の八重桜。
4月15日は、はなびら降り注ぐに日の手入れ日となりました。

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1年のお礼をこめて、庭びとさんへ心ばかりですが、スタッフでお礼のランチをご用意しました。

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お庭で育ったレタスなどのサラダがメイン!
ルッコラのお花をトッピング。

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らふとで仕込んだ2年味噌のスープ。
味噌汁、ではなくってスープ。
セロリ、玉ねぎ、長ネギ、キャベツを炒めて、
そのあと、レンコン、サツマイモ入れて煮込みました。
お庭のローリエと一緒に。
仕上げにさっぱりと薄めに味噌を溶いて、
吸い口のように、これまたお庭の三つ葉を散らしました。
天からのご褒美?に、桜の花びらまで紛れ込んで。

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らふと茶菓部謹製!の桜と抹茶のマドレーヌや、
大野八生さんからの差し入れの立派なイチゴ。
鴨川の路地の夏みかん。
デンマークのバターやチーズ、ノルウェーのクラッカーなども加わって、
花吹雪と木漏れ日の中で、庭を丹精する仲間!のような
あたたかな方たちとのひとときが流れていきました。

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ランチのあとには、八重さくらの収穫を。
塩漬けにして活用します。

花壇の中では・・・

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ヒヤシンスとチューリップの盛りが過ぎて、白山吹や変わりスイセンの白が輝くお庭です。
クリスマスローズもしげしげと。

この場では、いよいよ月末に今年度の工房からの風の全体ミーティングも行われます。
50名の出展作家のうち、北海道から沖縄まで、46名がこの場に集っての初めまして!を。
その頃、桜の木には、色づき始めた葉っぱが揺れているでしょうか。

皆様も折々、ぜひニッケ鎮守の杜でリフレッシュをしにお立ち寄りください!

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トキニワカフェ

ニッケ鎮守の杜では、年に二日間だけのカフェが開きます。
その名も「トキニワカフェ」

運営するのは庭人さん。
このお庭を四季を通じて共に丹精してくださる方々。
それはもう素敵な方々!(私たちの自慢です!!)
秋に入ってからは、このトキニワカフェのために、
ハーブブレンド作りなどにいそしんでくださっています。

トキニワカフェ名物のハーブブレンド紅茶。
このブレンド、毎年テイスティングを重ねて生み出しているんです。
何しろ、年によってハーブの味わいが異なるので。
ハーブティーは苦手、という方が
「ここのは大好き!!」と言ってくださるくらいの美味しさなのです。

お飲み物は、温かいものがこの「らふとハーブブレンド紅茶」、
冷たいものは、水出し加賀棒茶です。
(コーヒーは、コルトン広場で「カフェポステン」さんが
とっておきのを出して下さいますので、そちらをおすすめ!)

小腹がよろこぶスィーツ!として、今年は4つの制作者から届きます。

pâtisserie MiA
→ click

りんごとルバーブのケイク (2)
りんごとルバーブのケイク

ミルクシフォンケーキ(1)
ミルクシフォン

パテシエールの川端美愛さん。
滋賀県で木工作家の川端健夫さんとともにマンマミーア!を開いています。
もう、すっかりおなじみですよね!
今年も「工房からの風」に向けて、おいしいケイクをお届けくださいます。

CORDUROY
→ click

自家製グラノーラキャラメルのベンチ
自家製グラノーラキャラメルのベンチ

お庭のあんぱん
お庭のあんぱん(13日のみ)

自家製パンチェッタの切り株
自家製パンチェッタの切り株(14日のみ)

今年度出展作家の革のOhamaさんに数年前に教えていただいた
江戸川区のパン屋さん、コーデュロイ。
お店自体が(ディスプレイとかも!)なんとも素敵なので、
ぜひお訪ねくださいね。
今回は、メインビジュアルのベンチやお庭にちなんで、
オリジナルを考案くださいました。
粉からスペシャル(あんぱん、おいしかったぁー)なんです!!

ncafe+tsubomi
→ click

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米粉の薬膳パウンドケーキ

今年の工房からの風ではワークショップも開いてくださる峰島直美さん。
小麦アレルギーの方向けに、米粉のお菓子を焼いてくださいました。
現在、薬膳教室、そしてピラティス講師(ともに健康という共通点があるんですよね)
としてお忙しい日々の中、特別にこの会用のパウンドを焼いてくださいました。
以下は峰島さんから

『洋酒をいれていないのに、実のおいしさと種のこくとでこくのあるパウンドケーキに。
トキニワカフェのハーブティーにもあいそうです(^^
今回は贅沢にたっぷりと
棗、くこの実 、レーズン  
クランベリー、胡桃  
アーモンド、南瓜の種  
松の実、杏、白木耳を。
小麦粉は入っておりませんが、
卵、乳製品は入っていますのでアレルギーの方はご注意ください』

らふと茶菓部
→ click

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栗の渋皮煮とクルミのパウンドケーキ
13(土)のみ

夏みかんピールパウンドケーキ
夏みかんピールのパウンドケーキ
14(日)のみ

らふと茶菓部とは、galleryらふとスタッフ本間由美子と夫君の豊久氏によるユニット。
和菓子洋菓子、どちらも得意として、galleryでのワークショップ時と
「トキニワカフェ」で提供しています。

galleryらふと脇のテントでご注文を承り、お庭に近いお席にご案内いたします。
心を込めて作られたお茶とお菓子。
お庭でほっこり和んでいただけますように!

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お迎え準備

出展作家の方々からのメッセージ紹介を一呼吸。
今日は台風一過の穏やかな日でしたので、
会場の一部、お庭のニュースを。

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いつも庭人さんたちと整えている花壇。
今日は、大野八生さんが終日入って手と心をこめて手入れをしてくださいました。
大野さん、とぉーーてもお忙しく、イラストのお仕事たっぷり抱えられる中、
終日のお庭手入れはどんなに時間のやりくりが大変だったことでしょう。
けれど、そんなことおくびにも出さず、
黙々と植物と信頼の会話を交わすように手を進めてくださいました。
大野さんが入ってくださった後の庭って、ほんとうにぴかぴか輝くんですよね。
本展の前日もはいってくださるので、きっと輝きの庭、
みていただけますよ
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庭の補修、保全。この場に合った土を入れて、その上に砂利を載せていきます。
昨年の雨天のことを想い、うんとたっぷり土と砂利を入れてもらいました。
いいかんじですー。
画像上は、Ohamaさん、CHIGUMAさん、佐藤亜紀さんのあたり。
お足元がうんとよくなりましたし、美観もうんとあがりました!

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こちらは先日おりひめ神社で執り行われた安全祈願・晴天祈願、千客万来祈願祭です。
宮司さんにお越しいただき、清々しき日に行いました。
コルトンプラザの代表者や警備、保全担当の方、
そして、作家代表で大野七実さん、稲垣が玉串奉奠もさせていただきました。

今のところ、予報はよい感じです。
あと10日。
日々粛々と、作家の方々、そしてご来場者様をお迎えすべく
スタッフ一同心を込めて整えています。
10月13日14日の土日、工房からの風へぜひご来場くださいませ。

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予感の9月

いよいよ9月!
今年の「工房からの風」は、10月13日、14日の土日です。
もうすぐですねー。
カレンダー、手帳に、スマホに!
ぜひぜひチェック入れてくださいねー。

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8月最終週には、ニッケ鎮守の杜で、出展作家ミーティングも行いました。
北海道から沖縄まで、9割以上の作家が集合!
風人さんもあわせて60名以上の作り手が集って、
10月の本展に向けて、気持ちを整える時間を持ちました。
本気!は整えてこそ!!ですものね。

5日には、出展作家をホームページで公開いたします。
そして、恒例となったブログも始まります。
今年は、風人さんたちのメッセージからスタートです。
どうぞお楽しみに~

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galleryらふとでは、9月に「工房からの風」の関連ワークショップを開きます。

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■9/15 (土) 「陶のワークショップ ふたものを作る」
講師:大野七実
第1回:10時半~13時 第2回:14時半~17時
定員:各回5名様 会費:5000円

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■9/17 (月祝) 「手製本ワークショップ 庭の本 – 風 を綴じる」
講師:空想製本屋
第1回:10時半~13時 第2回:14時半~17時
定員:各回5名様 会費:4000円

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■9/22 (土) 「染色ワークショップ 秋いろコブナグサ」
講師:RIRI TEXTILE
第1回:10時半~13時 第2回:14時半~17時
定員:各回6名様 会費:4000円

どれも心のこもったこの場ならではのワークショップです。
詳しくはこちらをご覧ください。
→ click

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選考結果を投函しました

先週末、今年度「工房からの風」の選考結果を投函いたしました。
全国から豊かな応募をいただきました。
ありがとうございます。

今日からお手元に届きだすかと思います。
もし今週末までに配達がなかった場合は、ご連絡をお願いいたします。
メール → click
電話 047-370-2244

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galleryらふとでは、風のケミストリー展が始まりました。
→ click
土日、土日の4日間の開催です。
1週目の土日には、たくさんのお客様と作家の方々が、
小屋のようなギャラリーに集って、作品を介して交流くださいました。

今回出展くださっている作家の方々は、今年度の風人さんの一部の方々。
さっそく、今年度の企画についても、お話しが始まっています。

桜が零れ、秋の実りに向かって、始動ですね。
今年度の「工房からの風」も、ぜひお楽しみに!
おっと、その前に、14日、15日のgalleryらふとでの
「風のケミストリー展」も、ぜひに!

サービスショット??は、オープン前、ほうきを使ってのお掃除の様子。
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前にあるもの

 その時、私は車の中にいた。庭仕事から抜けて小さな用事を済ませ、再び庭に戻るところだった。あと十分足らずの所まで来ていながら、余震に渋滞となった道を一時間半かけて『ニッケ鎮守の杜』に辿り着いた。

 それは、不思議な光景だった。いや、正確に言えば、思い返すと不思議な光景だった。被災地はもとより、首都圏でも帰宅パニックになったあの日、庭には変わらぬ穏やかさがあった。避難してきた人たちの表情は動揺しながらもどこか静かで、庭がそれを懐深く受け止めていた。私たちも庭人さん(ボランティアの方々)と共に、庭仕事を続けた。

 この場の揺れが深刻ではなかったからだろう。けれど、混乱を鎮めるラジオの喧騒と渋滞の道から抜けてこの庭にやってきたとき、木々と土と草花、人々の表情の普通さに包まれ、心底ほっとした。そしてその時の状況を知った今となってみれば、その光景が夢の中の映像のように思えてならない。

 今展でも被災された出展者がいた。スエトシヒロさんの工房は、原発のすぐ近くの浪江町にあって、連絡が取れたのは震災の六日後だった。その後、出展を迷っているのではと慮り、来年の参加になっても待っているからと伝えた。少し日を置いて、瀬戸に移ったスエさんからのメールが届いた。

 「・・・今年の『工房からの風』、参加させてください。まだ何も作品が揃っていない今の状態でこうお伝えするのも勝手で申し訳なくもあるのですが、私の、前にあるもの、にさせてください・・・」

「前にあるもの」。そうとらえた人の心を想った。思ってみても遠く及ばないのだけれど。

 震災の後、多くの作り手の手が止まった。ものを作っていて意味があるのだろうかと。そして多くの作り手の手が再び動き出した。やっぱり自分は、この手でものを作り続けていきたいと。美しいもの、誰かの心に喜びを与えるものを作ること。それを過大評価することもないけれど、過小評価することもない。過去にどんな過酷な歴史をくぐり抜けても、それらが久しく絶えたことはないのだから。

 けれど、作り手の心には、あの日、確かに何かが蒔かれた。それは使い手の多くの心にも、私にも同じように。前にあるもの。そして、心に蒔かれたもの。それらを宿して、今年の工房からの風が、この庭にそよぐ。
                    2011年10月 稲垣早苗 記

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震災から6年が経ちました。

今日のお昼過ぎ、片付けものの中から出てきた小冊子。
何気なく開いたのが、2011年のものでした。
ほんとうに、偶然に。

読みながら、6年前のことが昨日のことのように思い出されました。
でも、昨日、のことではないんですよね、やっぱり。
忘れていることもたくさんあるのでした。

忘れることは決してわるいことばかりではなく、
「忘れる力」が「進む力」にもなります。
もちろん忘れるどころか、
まだ大変な日々の渦中にいらっしゃる方々も多いのですが、
もし、忘れている時間が多くても、
時々思い出しながら進むことも必要なんですね。

前にあるもの。
切実なこの思いを、今あらためて心においてみたいと思います。
もの作る仕事について、必死に考えたあの時を思い返して。