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2016年9月の記事一覧
「director’s voice」New
director's voice
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出展作家を公開しました
「工房からの風」まで、あと1か月と少し。
出展作家名を公開いたしました。
展示販売の出展者50組。
ワークショップ、デモンストレーションなども含め、企画運営に加わってくださった作家20名。
食関係で参加くださる方々も。
こちらです。
→ click
いよいよですねー。
:::
今年は、インスタグラムもゆっくりですが始めます。
といっても、当方からの発信だけではなく、
皆さんからの投稿を束ねる感じのサイトのご用意をメインにしています。
#工房からの風
の記事がこちらのページに現れるようになっています。
→ click
今まで「工房からの風」で出会っていただいた作品をこんな風に使っています!
のような画像も、ぜひインスタグラムにあげてみてください。
#工房からの風
をつけて。
皆様方のお手元で奏でられている#工房からの風の姿、
共有させていただけたら嬉しく思います。
ガイドラインもご案内していますので、よろしければご一読くださいませ。
→ click
今月17日18日19日の連休には、プレイベントで
ワークショップやカフェや庭の恵み、
ノベルティーグッズの先行販売行います。
詳しくはこちらの記事を。
→ click
2016年の工房からの風、花開く日が近づきます。
director's voice
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全体ミーティング
10月15日、16日の「工房からの風」も、いよいよあと45日。
8月末、恒例の全体ミーティングの最終回をニッケコルトンプラザで開きました。
台風予想のため、急きょ一日延期しての開催となりましたが、
50組中40組の今年度出展作家に、
風人さんたち出展経験作家14名が加わっての大ミーティングとなりました。
(ちなみに、前日には4名の方が集まってくださいました。
皆さん、全国津々浦々から、万障繰り合わせての集合!
やる気満々なのでした!!)
今までこの日には、出展場所の確認や、当日の流れの説明などを行い、
各自の進捗状況などを語り合っていたのですが、
今年は新たな展開を加えてみました。
それは本ミーティングの前のプレミーティング。
風人さんたちと稲垣による対談トークの時間を設けたのでした。
出展作家にとって、「工房からの風」らしさのひとつは、
展覧会当日までの準備の時間、とも言われています。
ものづくりについてのあれこれ、テツガクの時間。
「考える工芸」の時間を共有してみたのでした。
この日、風人さんから稲垣あてに質問をしてもらいました。
Q
稲垣さんが「工房からの風」に作家に関して、感動した具体的な話を幾つか聞かせてください。
by 箒の吉田慎司さん
Q
藝術、意匠、工芸、を、アート、デザイン、クラフトと考えているのでしょうか?
by 木工、アトリエ倭の香田佳子さん
Q
工房からの風のサブタイトルを、なぜcraft in actionと名付けたのですか?
by 陶芸の大野七実さん
Q
日本の市川で行われる「工房からの風」の意義は?
by アフリカから帰ってきたばかりの金工Anima uni、長野麻紀子さん
Q
仕事を進める中で、今やりたいことと望まれることのズレをどのようにバランスを取っていけばよいのでしょうか?
by 木工の菅原博之さん
Q
作り手、つなぎ手、使い手のこれからって、どんな風になっていったらよいのでしょう。
それぞれが幸せな仕事を継続して、よい循環を作っていくために必要なことって、どんなことでしょう?
by 陶芸の松塚裕子さん
ちょっと、端折った書き方なので、ニュアンスが違ってもいますが、
会話の中でこんな感じの問いかけをいただいたのでした。
2時間ほどをみんなで対話したこの内容は、後日「風の音」にまとめようと思っているのですが、
やり取りの中で出てきた印象的なフレーズをいくつか、メモのように残してみますね。
:::
舵を自らが取ること。
そこには寄る辺なさもあるけれど、
だからこその喜びもある。
言ったり、書いたりすることが苦手でもよいと思う。
でも、ときには感情に正確な言葉を探して、正確に言ったり、書いたりしてみることも大切。
一本一本の糸がつながって、縄になり、綱になる。
作家のどこに惹かれるのか?
それは思いの深さ。
けちにならない。
いじけない、すねない。
生きている人の仕事は、点でとらえていない。
営みの中で、そのひとがどんな花を咲かせていくのか、実りを成すのかを観ようと思う。
アクションは営み。
生身であること。
自分が縁を得た庭を丹精すること。
ここではないどこか、ではなく、ここを愛すること。
自分の尺度をリスペクトすること。
・・・
ああ、うまく書ききれなくって、もどかしいです。
でも、こんな感じのことを、具体的な話を通して語らいました。
これらが即効的に何かになるわけではないでしょうけれど、
じんわり作る人生の養分になっていったら、お互いに幸せだと思っています。
こーんな、わはは、もあり
こーんな真剣もあり。
スタッフ宇佐美もこんなに立派になりました(感涙
さあ、いよいよあと45日。
豊かな風がそよぎますよー。
director's voice
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日本橋三越本店催事後期
「『工房からの風から』」
日本橋三越本店5階
前期が2日火曜日で終了いたしました。
そして、後期がいよいよ始まります。
8/3(水) – 8/9(火)
10時30分~19時30分です。
後期は前期以上に作家数が充実しています。
詳しくはこちらを
→ click
作家と工房からの風スタッフともに、皆様のご来場をお待ちしております!
director's voice
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日本橋三越にて
10月の本展を前に、「『工房からの風から』」展という催事を開きます。
「工房からの風」出展経験作家24名と今年度出展作家6名、計30名による作品展です。
前期 7/27(水)~8/2(火)
後期 8/ 3(水)~8/9(火)
10:30 – 19:30
日本橋三越本店 本館5階スペース#5
出展作家をご紹介します。
前期独立ブース 7/27(水)~8/2(火)
(おひとりずつ広やかなブース構成。
作家による立ち合いがあります)
アトリエ倭 木工
うだまさし 木工
LCF 金属・石装身具
佐々木ひとみ 装身具・スカーフ
TETOTE 布・革・刺繍
前期セレクションブース
(代表的な作品を展示するブース)
武井春香 布バッグ
今井なお子 染織
色葉工房 染織
堀江悦子 染織
安齋新・厚子 陶磁器
大野七実 陶磁器
中本純也 磁器
松塚裕子 陶磁器
花岡央 ガラス
:::
後期独立ブース 8/3(水)~8/9(火)
岡野達也 木工
加藤キナ 革バッグ
sun and snow 染め布
uiny by nakamurayui 金属装身具
初雪・ポッケ 木・金属装身具
羽生直記 鍛鉄
後期セレクション
Awabi ware 陶磁器
伊藤環 陶磁器
梅田かん子 磁器
大谷桃子 陶磁器
小澤基晴 陶磁器
清岡幸道 陶磁器
瀬川辰馬 陶磁器
菅原博之 木工
橋本晶子 すず竹
角舘徳子 こぎん刺し
イベントやワークショップもありますので、あらためてお知らせいたします。
まずは、前期後期、どちらも!ぜひ、ご来場いただけますように!
手帳にチェック、お願いします!!
director's voice
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風の予感vol.2
週末、galleryらふとで「風の予感vol.2」を開きます。
6 / 4 (土)・5 (日)・1 1 (土)・1 2 (日)
色葉工房 庄子葉子|染織
金城貴史|木
瀬川辰馬|陶磁
pupila カミツレ 小出仁美|装身具
momoendo 遠藤 桃|金属
〇作者在廊日
6/ 4(土) pupila カミツレ 小出仁美 /momoendo 遠藤 桃
6/ 5(日) 色葉工房 庄子葉子
6/11(土) 金城貴史/ 瀬川辰馬
:::
「工房からの風」の企画も現在進行中。
今回は特に熱心な作家の方が多く、
今現在3分の2ほどの作家の方と個人ミーティングを行いました。
これは行なわなければならないものではなくって、
ご希望に応じての任意のものなのですが、
おひとりおひとりの真剣な思いを受け止めるべく、
じっくりお話をお聞きしています。
「ああ、すっきりしましたー」
っておっしゃるのが、なんだか終了時のお決まり!のような一言。
ご自身のことって、こんがらがってしまいがちなのかもしれません。
私はそれを少しでもほぐして、その作家の喜びの制作に向けて、
一緒に道筋を探ることができれば、と思っています。
風の予感vol.2の期間中も数人の方々がアポイントを取ってくださいました。
榎の木漏れ日を浴びて、シンケンなやりとりの様子も、
工房からの風を創りだす断片のような光景なのかもしれません。
director's voice
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風の予感Ⅰ
今年度出展作家から5名の展示を行います。
岡野達也|木 5/8(日)
田中友紀|金属 5/8(日)
nagamori chika|染織 5/5(木祝)・8(日)
フジタマリ|木 5/8(日)
モノエ 尾上耕太|陶磁 5/8(日)
岡野達也さん
田中友紀さん
nagamori chikaさん
フジタマリさん
モノエ 尾上耕太さん
さくっと画像で恐縮ですが、実物の作品、ギャラリーでぜひご覧くださいませ。
:::
お庭はバラの季節到来!
今日は嵐のような風でしたけれど、しなやかに揺れてしのいでくれました。
ありがとう!花々!!
緑の恵みと、フレッシュな作家たちの仕事。
皆さまのご来店をお待ちしております。
director's voice
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個別ミーティング始まりました。
ニッケ鎮守の杜では、八重桜「関山」の収穫時期になりました。
6,7年になるでしょうか。
八重桜の若木を植えて、その数年後から花を収穫して、塩漬けを作るようになりました。
さくらの季節には、ギャラリーのお客様に桜茶をお出ししたり、
茶菓部でお菓子を作ってもらったり。
5月発売の雑誌で、お庭の取材をいただいたので、
ちょうど収穫も撮影となりました。
丁寧にじっくり取材いただきましたので、どうぞお楽しみに!
「工房からの風」の会場、
庭人さん、大野さんたちとこんな風に日々手を入れています、
という様子が伝わるでしょうか。
発売されましたら、こちらからもお知らせいたします。
:::
今年の出展作家との個別ミーティングも始まりました。
当日の展示に向けて、お一人お一人のお仕事を立ち上げていくようなお手伝いをしています。
今年は、例年以上に熱心な作家の方が多くて、アポイントもすでにたくさんいただき、
うれしくも圧倒されております!
秋の実りに向けて、本気度益々高まる今年の風ですね。
おととい、きのう、そして今日と、ここのところ毎日行っているミーティング。
お互いほぼ初めまして!なので、作家の方は少し緊張気味ですが、
お話しを終える頃は、霧が晴れたようにさっぱり、
きらきらっとした表情になられる方が多いように感じます。
別にヘンに鼓舞したり、ヒトタラシなことをしているわけではなくて
(それが一番キケンと思うので)
「聞く」ことを大切に、心がけています。
まず要素をいろいろ伺って、客観的に整理してみる。
そのうえで、私の経験則から引き出せるものがあったら、お伝えする。
この繰り返しで得たものも、「工房からの風」の実り、財産のひとつですね。
実りは、惜しみなく今年の出展者に還元していきましょう。
こうして構成された、おひとりおひとりのブースが、
10月15日16日の土日に、皆様の心によき風となって届くように。
その日の輝きを願って、出会いの時間を重ねています。
director's voice
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今年度第一回出展者ミーティングを開きました。
満開の桜のもと、今年の出展作家が集まりました。
51名中44名が全国から。
そのうち、複数回出展作家は4名でしたから、40名が初めましての方々。
満開の桜、だったのですが、あいにくの雨。
せっかく万障繰り合わせて集まってくださったのに、
申し訳ないような、不安になられるのでは?と案じるような、
何とも言えない空模様でした。
でも、そんな私の心配は杞憂でした。
44名の今年度の出展作家。
小さな不安よりも、大きな期待や希望がふくふくふくらんでいくような時間でした。
ひとりひとりの前向きな気持ちが相乗効果になっていくようで。
51名中、1度以上(多い方は5度)選考を通らずに、チャレンジを続けてくださった方が21名。
そのせいでしょうか、工房からの風への出展の想いをしっかり持ってくださっている方が多く、
ミーティングでも今まで以上に、私たちのメッセージがちゃんと届いている実感がありました。
初回にして、同志感芽生えたような。
当日の天候ばかりは、どうすることもできません。
でも、その日を目指して制作に向き合う半年ほどの時間の濃密さこそ、
工房からの風の醍醐味。
その時間は、これからの作家人生の宝ものになる可能性がいっぱいです。
工房での時間はひとりきりでも、51人、そして風人さんたち、私たちスタッフが、
励まし合い、切磋琢磨しあって、過ごす時間はかけがえのないものになることでしょう。
この日の雨は残念ではありましたけれど、
そんなことが全く気にならないミーティング時間だったことに、じんわり感動してしまいました。
:::
一夜明けて、今日の桜。
吹雪始めました。
土日は、天に地にはなびら巡る、夢の世のような時間になるでしょう。
galleryらふとでは、Anima uniさんの展覧会。
ひかり ひかる
→ click
お庭では、桜の他にも、たくさんの春の花々。
クリスマスローズ
アーモンド
バイモユリ
ヒュウガミズキ
ミモザブリスベン
ルッコラ
ムスカリ
月桂樹
チューリップは、多種たくさん。
ニッケ鎮守の杜は、一年でも特に美しい週末の二日間になることと思います。
名残の桜をたっぷり浴びにお出かけください。
そして、10月15日16日の土日。
「工房からの風」、その秋の実りも、どうぞお楽しみに!!
director's voice
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選考結果を投函しました
2016年秋開催の「第14回工房からの風」。
選考結果を投函いたしました。
ご応募くださいました作家の方々ありがとうございました。
お勧めくださったり、情報を広げてくださいました皆様、
ありがとうございました。
昨年度よりも応募数自体は減少しましたが、
応募くださった方々の本気度の高さは過去最高に感じられました。
内訳を考察すると、昨年まで、とにかく多かった陶芸の応募が落ち着いたように思います。
どんなに応募をいただいても、50人の全体数の中、
陶芸は最大でも12名くらいの構成で行っていますので、相当な狭き門になっています。
では、今年は楽だったかと言えば、そんなことはなくって、
抜きんでたオリジナリティーの方が多かったように思います。
今年の陶芸、とっても面白いことになりそうですよ。
ほかには、染織の応募が印象的でした。
丁寧にクォリティー高い仕事の方からの応募が充実していました。
近い志向(素材や技法が近い)の方も甲乙つけがたく、
出展までの半年間で切磋琢磨していただいて、
よりご本人らしさを際立たせていく機会としていただいたらよいのかもしれない、
そんな風に思いました。
一回目の応募で出展いただく方よりも、何度か応募いただいて、
出展に結びつく方が多いのも「工房からの風」の特徴です。
過去何度となくご応募いただき、ご縁が生じなかった作家の方で、
今回、目を瞠るようなご応募をいただき、ご縁が熟した方がいらっしゃいました。
選考通過のお便りよりも、申し訳ないお便りの方が圧倒的に多いのですが、
通れなかった方にとっては、受け取られた時、愉快な気持ちではないことと思います。
そのような中、冷静に、前向きにご自身のお仕事を深められて、
その発表の場に「工房からの風」を選び続けてくださったこと、
ありがたく思いました。
もちろん、「工房からの風」だけが発表の場ではありませんから、
その作家の方にふさわしい、より適した展覧会、場、があることと思います。
場に執着されることなく、ご自身のお仕事、日々の進み方に
爽やかな風が渡ることを願っています。
2016年の「工房からの風」、本当にそよぎ始めました。
ニッケ鎮守の杜ではヒヤシンスの蕾もにょきっと伸びてきました。
春ですね。
出展作家の方々、この半年でぐんぐん伸びていかれますことを!
皆様、どうぞ秋の日の実りをお楽しみに!!
※
応募くださった方で、郵送による通知が12日までに届かない方が
いらっしゃいましたら事務局までお知らせくださいませ。
047-370-2244
director's voice
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応募期間は13日間
今年度「工房からの風」の応募期間が始まります。
2月20日から3月3日必着。
13日間、短いですので、出展ご希望の方は、
締め切りぎりぎりとならないよう、ぜひご準備お進めくださいませ。
(考えて記述いただくところが多いので、どうぞ余裕をもって!)
:::
今回は第14回。
そして、来年は第15回記念展です。
15回記念展では、スピンオフ展や出版など、
さまざまな企画を行おうと今年から準備を進めます。
14回(今年度)出展者の中からも、
15回展のさまざまな場面でご一緒いただく方が出現することと思っています。
また、10回記念展(2012年)では、
出展経験作家の複数回出展を多く促しましたので、
初出展作家には狭き門となっていました。
来年は未定ですが、先の件と合わせ、
もし近年中に出展のご希望がありましたら、
今年のご応募をまずはお勧めいたします。
出展経験作家の方など、応募開始のリンク、シェアなど、
どうぞよろしくお願いいたします!
:::
16日には、長野麻紀子さんと稲垣早苗によるトークイベント無事行いました。
応募検討中の方も8名様加わってくださり、出展経験作家とあわせ、
有意義な時間が作れたのではないかと思っています。
結局、哲学、についての話だったような。。。
もの作ることの根っこの話。
そして、こうであったらよいなぁという展望。
今後もこのような機会を積極的に設けたいともいます。
ご参加くださった方、ぜひ感想、レポートお寄せくださいませ。
(すでに、Yossyからはいつもながらすばらしい感想文を拝受!)
私がレポートするのも変ですので、
どなたかのレポートをいずれ皆様で共有出来ればと思います。
今しばらく、お待ちください。
(画像は長野麻紀子さんよりいただきました)