2024年10月の記事一覧

「皆様へのお知らせ/工房からの風」New

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坂本美奈子さん/布・金属 装身具

Q1
2019年、コロナ禍前年に大阪から初出展くださった坂本美奈子さん。
今年の「工房からの風」には、どのような出品をされますか?

A1
真鍮と布を組み合わせたブローチ中心のアクセサリーを出品いたします。
金属部分は、一枚の真鍮板を糸鋸やヤスリ、タガネで加工し、14金ゴールドメッキを施しています。
布にはサテンやキュプラなどの素材を用いて、作品に立体感と奥行きのあるデザインを作り出しています。

特に、コーディネート全体のバランスを整えるデザインを意識しています。
シンプルなシャツやジャケットにさりげなくプラスすることで、個性を引き立てるアクセサリーを提案したいと考えています。
日常の装いに自然に溶け込みながらも、特別感を感じられる作品を目指しています。


大佐ブローチ


宮殿ブローチ 盾ブローチ


スタ-勲章ブローチ


クロスロングブローチとペンペン草ブローチ


エンブレムブローチと粒ロングブローチ

Q2
坂本美奈子さんが大切にしている工藝品(古いものでも、新しいものでも結構です)をひとつ教えてください。

A2
つげ櫛です。
私の祖母はつげ櫛の職人で、商売もしていました。
幼い頃から、この櫛で髪を梳いてもらっていた記憶があります。
当時はその価値を理解せず、雑に扱ってしまっていましたが、今になってその素晴らしさを実感しています。
つげ櫛は静電気を起こさず、髪をしっとりと整える優れものです。

まぁ、なんて美しい櫛なんでしょう。
そして、この写真のレイアウトからも、美奈子さんがこのつげ櫛を大切にされていることが鮮やかに伝わってきます。

コロナ禍以前はほぼ布で作られていた装身具。
コロナ禍の時間の中で金工の学びを深め、一層その世界観をかたちにしてこられた坂本美奈子さん。

今回は、ニッケ鎮守の杜、レンガ道からおりひめ神社に向かう途中にブースを設けます。
ホームページはこちらになります。
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増田早紀さん/耐熱ガラス

Q1
こちらも素敵なガラスの作家の方からのメッセージをご紹介いたします。
素材と技法が異なる耐熱ガラスでの制作をされる増田早紀さんです。
「工房からの風」には、どのような出品をされますか?

A1
耐熱ガラスを膨らませて、珈琲やお茶を楽しむうつわを制作しています。
口当たりの良さを意識した薄く軽やかなカップ等 すべての作品が、熱湯ok電子レンジにもかけられて硬質な硼珪酸ガラスでできています。

工房からの風では、コーヒーカップやティーカップ、ポットやドリッパー、マグカップや脚付きグラス、花器やガラスドーム、オイルランプなどが並びます。


・珈琲ドリッパー・珈琲サーバー(ジェイドホワイト)


lemonポット


makiteカップ ・水差し


frill脚つきグラス


candle カップ・オイルランプ(candle)

Q2
大切にしている工藝品(古いものでも、新しいものでも結構です)をひとつ教えてください。

A2
恩師が退職する最後の日にくれた、ガラスのペーパーウエイトです。
ムリーニというイタリア発祥の技法で、熱いガラスで金太郎飴のように模様をつくり、時間をかけて集めたパーツを ぎゅっと塊にしたもの。
私はこれをベッドの側の窓辺に置いていて、寝る前にひと撫でして癒されています。

夜、暑い工房での仕事を終え、疲れた手にはひやりとしたガラスが心地よく 熱を奪ってくれます。

つるりとした表面を撫で、ガラスの中に圧縮された時間に想いを馳せながら、私もコツコツ頑張ろう、と元気を貰える大切なものです。

増田さんも若き作り手ですが、20代で技術の高いガラス吹きの方の下でしっかりと鍛錬されたことが、美しい作品からよく伝わってきます。
写真もとてもきれいですね。

増田早紀さんの出展場所は、ニッケ鎮守の杜に入って、レンガ道沿い。
このゾーン、ガラスストリート!になりますね。

インスタグラムはこちらになります。
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佐々木光さん/ガラス

Q1
今年の特徴の一つに、ガラスで魅力的な作家が多いことがあります。
静岡県で吹きガラスを主とした制作をされる佐々木光さん。
「工房からの風」には、どのような出品をされますか?

A1
吹きガラス技法を用いて、パフォーマンスから派生したアートワークや、自己で調合したオリジナルの色ガラスを用いたクラフトワークを出品します。


Wave #15、彩織蓋物 (Cyg art gallery)

Q2
佐々木光さんが大切にしている工藝品(古いものでも、新しいものでも結構です)をひとつ教えてください。

A2
寺嶋綾子さんの器です。

作家ものをお迎えするのに勇気がいる自分が一目惚れした器です。
寺嶋さんの器に料理を盛っていただく時、目と心が満たされます。

作家ものをお迎えするのに勇気がいる!とは、ちょっと矛盾したお話しですけれど(笑)、大切に、慎重に向かいたいということかと思います。

先日、現在活躍中の工藝作家の方からのお話しで、興味深いことがありました。
最近の若い方(お客様)は、例えば好きなスニーカーを2万とか3万とかで選ばれるので、自分の器もそのような感覚で選んでくださると。

工藝品は相対的には高価かもしれないけれど、絶対的には決して高価ではないように思うと。
確かに素材、かける手間ひま、習得するまでの技術、、、を思うと、作って発表する作家の方々は切なくなりますね。

と、ちょっと話の筋がずれてしまって恐縮ですけれど、スルー出来なかったので…
作家ものをお迎えするのは皆様も勇気がいるかもしれませんが、どうぞ臆せず迎えて、日々の中で使ったり、愛でたりしていただければと思います。
佐々木光さんのように、勇気を出してよかった!と思えますよ、きっと。

佐々木光さんのブースは、ニッケ鎮守の杜に入ってすぐのレンガ道脇。
ホームページはこちらです。
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園田雪乃さん/柿渋染め

Q1
今回の最年少作家の園田雪乃さん。
今展へは、どのような作品をお出しくださいますか?

A1
柿渋染めの鍋つかみと、ミトンを出品いたします。
「くらしをつつむ布道具」は、絵と布のしごとの合いの子です。
鍋つかみとして、うつわや、軽食の受皿として、お役だてください。
つかうひとの気持ちをくるむような作品になるように、柿渋や墨、手つむぎの糸で、描くように作っています。
丈夫で、使いこむほど育つ柿渋染は、「もの」として長く一緒に過ごしいただけるように、記憶の根っこになれるようにと、選んでいます。


柿渋鍋つかみ


柿渋鍋つかみ


柿渋ミトン おはな


柿渋鍋つかみ うさぎ


藍なべつかみ いきもの

Q2
園田雪乃さんが大切にしている工藝品(古いものでも、新しいものでも結構です)をひとつ教えてください。

A2
キリンの匙です。
小さな匙で、ちょっとずつすくって食べると特別感がでて好きです。

50作家。
ある共通点があり、響きあうところがある作家たち。
でも、ひと色、一色ではないんですよね。
20代半ばの園田雪乃さんのお仕事が、工房からの風の中でどのように映るのか。
私は期待を持って賭けてみました。
園田さんご自身のジャンプでもあるし、ほかの作家の方々の何かを佳い意味でふっとばすようなことかもしれません。
そして「工房からの風」に、まさに新鮮な風を届けてくれるかもしれないと。

早川ユミさんのもとで過ごされたという園田さん。
そこで感じられたものは、ものづくりや生きていくことへの大切な核かもしれませんね。
ニッケ鎮守の杜、手仕事の庭花壇の前で、元気に愛らしい作品が並ぶ光景、楽しみにしています。

園田雪乃さんのインスタグラムはこちらです。
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KOHAN/装身具(金属・ガラス)

Q1
都内で湖畔をイメージさせる名で作品制作、発表をされているKOHANさん。
「工房からの風」には、どのような出品をされますか?

A1
KOHANは、「変化する情景を身につけること」をコンセプトにした装身具のブランドです。
季節や日常の中の変化から着想し、銀、真珠、硝子などを素材に一つ一つ手作業で仕上げています。
また版画作家として版画を再解釈したドローイングを制作し、パッケージなどのアートワークに仕立てています。

今回の出展では「霧」をモチーフに様々な真珠を使って仕立てた[露点|Roten]シリーズや、
小さな観察箱を使って窓から差し込む日差しを記録し、その形を装身具にした[月日|Tsukihi]など、フルラインナップをご覧いただけます。

また、キルンワークで制作した新作の装身具を初めてお持ちします。


露点|Roten (ネックレス・ピアス)


月日|Tsukihi (片耳ピアス)


遠鳴|Tohnari (ピアス)


硝子新作 (イヤーカフ)

Q2
KOHANさんが12歳のころ、将来なりたかった職業について教えてください。

A2
絵を描く仕事に就きたかったことは覚えています。

知っている選択肢が多くなかったのですが、漫画家や画家になりたくて毎日絵を描いていました。
またテレビの5分番組でカナダの吹きガラス工房の特集を観て以降、硝子職人にも憧れるようになりました。
その頃から、ものづくりに対して特別関心があったのかなと思います。


遠鳴|Tohnari (新作)(スタッドピアス)

写真からもその世界観が香り立つようですね。

ニッケ鎮守の杜、手仕事の庭の花壇の前。
湖畔ならぬ、花壇のほとりで、KOHANさんの金属とガラスの装身具がどのように光を放つことでしょう。

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繍 ぬいとり/刺繍

Q1
北海道から二回目の出展となる「繍 ぬいとり」の羽田久美子さん。
今回の「工房からの風」には、どのような作品をお出しくださいますか?

A1
細い一本の糸で刺繍をして、眼鏡ケースや鞄などを製作しています。
今回は定番の眼鏡ケースを生地とモチーフ、糸の色の組み合わせを様々に30点。
ちいさなお花を6個刺繍した巾着型のショルダーやそれぞれに違うモチーフで刺繍したサコッシュ。
A4の入る大型の鞄やちいさな手提げ鞄、新しくエプロンも製作しました。
散歩道、ブレーメン、skip、swag、kohanaなど、モチーフにもストーリーがありますのでたのしんでご覧いただけたらと思います。


ショルダー鞄 kohana
生地に合わせてモチーフと糸を選んでちいさな花を刺繍しています。
ふっくらと丸いフォルムですが細い持ち手と色使いで大人っぽい雰囲気に作りました。


ちいさな手提げ鞄「otomo」
日々の暮らしのおともにお使いいただけるようにと定番で初期の頃から作り続けている鞄です。
写真のモチーフは新作の「ガーランド」です


今回新しくエプロンを製作しました。
胸のところにワンポイントなものが5枚。
写真はマスタードの生地にタネツケバナです。


スワッグの刺繍のワンショルダーです。
束ねたスワッグは、刺繍しながら実際に植物を組み合わせている気分です。
バランスや糸の配色など、楽しく刺繍しました。
このほかに2種のスワッグも製作しています。


定番の眼鏡ケースの中から
「ブレーメン」というモチーフのものです。

嬉しかったこと
楽しかったこと
ちょっと頑張ったこと
それでもうまくいかなかったこと
心地よかったこと
笑いあったこと
大切にしたいこと
誰かに伝えたいこと

みんな種となり灯るように花を咲かせる

ブレーメンのモチーフはそんな思いをこめています。

Q2
繍 ぬいとり、羽田久美子さんが12歳のころ心に描いた将来の職業はどのようなものでしょうか?

A2
「保育園の先生」
ちょうど小学校高学年の頃、親戚の中に次々と赤ちゃんが産まれました。
集まりがあるたびに、わたしの楽しみはそのちいさな子どもと遊ぶこと。
その後、短大を出たわたしは幼稚園の先生となりました。
先日の展示会に、当時わたしのことを先生と呼んでくれていた女の子が立派な働くお母さんになって会いに来てくれました。

:::

羽田久美子さんは、思い描いた職業に就かれたのですね。
そして、現在は刺繍作家となって、当時の教え子と再会できるなんて、素晴らしいことと思います。

繍 ぬいとりさんの出展場所は、ニッケ鎮守の杜中央部、手仕事の庭の花壇の前。
文章をつづられているNOTEはこちら → click

風に向かって という文章には、今展への思いがまっすぐ綴られていますので、ぜひお読みいただければと思います。
一本取りの糸で布に描かれるように刺された植物や風物の息吹き。
手仕事の庭とどんなハーモニーを生み出すことでしょう。

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ご予約制:手仕事の庭めぐりツアー

「ニッケ鎮守の杜・手仕事の庭」

この庭づくりが本格的に始まったのは2005年のこと。
化学肥料や化学薬品を使わずに、この地の自然と気息を合わせることを心がけての庭づくり。
それは一朝一夕には姿にならず、数年はうすらぼんやり寂しい植物の生態系の中で手探りでした。
一気に好みの花を植えれば見た目には華やかだったのでしょうけれど。
じっと我慢して、この地ならではの姿を願いました。

そんな手探りで始まった庭と、小屋のようなささやかなギャラリー(galleryらふと)に、働きたいとやってきたひとりの大学生。
それから18年が経って、庭は重層的な草花が四季を彩り、この場で働きだしたその大学生が、今や一番この庭にいる時間が長い人となりました。
まるで庭守りびとのように。

そんな庭守りびとの宇佐美智子による庭めぐりツアーを行います。
主に4つの花壇を巡って、植わっている草花のお話などを行います。
30分ほどの庭巡りツアー。
どなた様もお聴きいただけますが、ご予約くださった方には、優先的に声が聞こえるように輪の前方にいらしていただくようにいたします。
目印として、お庭のラベンダーミニブーケをお渡しいたします。
ご予約代として200円をいただき、その全額を「能登半島地震 芸術文化復興支援」GBFundに寄付いたします。

「手仕事の庭めぐりツアー」
10/26(土)のみ 13:30〜14:00
案内人 宇佐美智子(工房からの風 グラフィックデザイナー)
定員10名様  200円
ラベンダーミニブーケつき

ご予約はこちらから → click

一期一会の秋のひと時の庭。
そこに積み重なっている時間をぜひお楽しみいただければと思います。

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ご予約について

今回、事前予約制を設けることといたしました。
過密や混乱を避けるための方法でございます。
何卒ご理解とご協力をいただきますようお願い申し上げます。

予約専用サイトを活用いたします。
10月18日(金)午後に公開いたします。
実際のお申込み(ご予約)は、19日(土)正午からとなります。
(公開しましたら、こちらでもリンクいたします)
お電話では一切承れませんことをご容赦くださいませ。
(チャリティーの風の予約のみ10/22(火)正午からといたします。)

:::

ご予約を承るのは、以下となります。

大人向けのワークショップ

素材の学校ワークショップ(お子様向け)

手仕事の庭めぐりツアー

トークイベント「おばあちゃんの食器棚+工藝のバトン」

木村悠希さんブース開場時入場整理券

工藝のバトン(galleryらふと)の入場整理券

チャリティー販売「能登半島地震 芸術文化復興支援」
チャリティーの風の予約のみ10/22(火)正午からといたします。

それぞれの記事頁にリンクしておりますので、ご興味あるものについてお読みくださいませ。
どうぞよろしくお願い申し上げます。

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木村悠希さん/陶芸

Q1
2017年から7年ぶりに出展くださる木村悠希さん。
今回の「工房からの風」には、どのような出品をされますか?

A1
焼き締めの陶器で、手のひらに収まるほどの、ちいさな人やいきもののオブジェを作っています。

モチーフになるのは、手足の長いひょろひょろのこびとたちと、正体の分からない不思議ないきものたち。
旅をする人、腰掛けて休む人、物思いにふける人、家でのくらしを楽しむ人、、
いろいろな人がいるけれど、あまり顔の表情は作り過ぎないようにしています。

手に取ってくださった方のその時々の気分で、想像を膨らませて楽しんでもらえたらいいな、
楽しい時も、悲しい時も、心に寄り添うようなものになったらいいなと思い制作しています。

今回は地域の皆様が大切にされているお庭を会場で使わせていただくので、お庭に咲いていたお花を抱えている人の作品や、ニッケさんの企画ということで、なにかしらニットっぽいアイテムを身に着けている人たちも制作できるといいなと考えています。


小さなこびとたち

コーヒーを飲む人

イチョウの葉をもっている旅人

旅人

Q2
木村悠希さんが12歳のころ、将来なりたかった職業について教えてください。

A2
絵本作家、漫画家、アニメーターなど。

もともと絵や絵本、漫画やアニメーションが好きな、一人でぼんやり空想に浸るのが好きな子供で、気づけばいつも広告の裏やノートの端、どこにでも絵を描いて遊んでいました。
これになりたいとはっきり決まっているわけではなかったけれど、漠然と自分でキャラクターを考えたり、絵を描く仕事がしたいなあと思っていました。
改めて振り返ると、素材は変わったものの、子供の頃に思ったままのようなことをしているんだなとびっくりしています。

古い本に座る女の人

幼いころから絵が好きな方が多いんですね。
少し形は変われど、夢を叶えた方が多いのだと、今回の作家の皆さんのお答から感じています。
木村悠希さんのインスタグラムはこちらでです。→ click

さて、木村悠希さんは、混乱を避けるために、
10/26(土)開場時、事前予約制とさせていただきます。

ご予約は、10月19日(土)正午から承ります。

ただいま、公開プレビュー中です。
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10:00〜10:45 5名様
11:00〜11:45 5名様

・各回45分間、入替制となります。
・お申し込みは先着順、お一人様一枠限りとさせていただきます。
複数枠のお申し込みは無効とさせていただきますのでご注意ください。
お連れ様がいらっしゃる場合は各々にお申し込みください。
・お申し込みの際はニックネームではなく姓名をご入力ください。
・ご予約の譲渡はできません。ご本人様のみご入場いただけます。
当日、お名前のわかるものをご提示ください。
紙でのチケットは発行されません。
・ご予約は取得された時間のみ有効です。
・最新情報はウェブサイト kouboukaranokaze.jp を必ずご覧ください。
・転売目的の方のご入場はお断りいたします。
・集合場所 ニッケ鎮守の杜入口
・ご予約のない方は、11:45〜整理券発行、12:00〜整理券順にご覧いただきます。

工房からの風 tel 047-370-2244

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空想遊牧民 仔山羊/金工

動画公開しました。
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Q1
初出展の空想遊牧民 仔山羊さん。
「工房からの風」には、どのような出品をされますか?

A1
手仕事の金工装身具と皿。
真鍮や銀から、個々の暮らしに寄り添う自由な装身具や皿などを制作。
金属に触れ、火を灯し、手を動かす。そして、美しい瞬間に息を呑み、手を止める。
こうして生まれた手仕事の金工装身具たちと共に、草原が風に吹かれる頃、私は時間と空間を放浪する。



Q2
大切にしている工藝品(古いものでも、新しいものでも結構です)をひとつ教えてください。

A2
ナガ族の刺繍布。
ナガランドに行ったことのある知り合いに、これは牛だと教えてもらった。
そこに描かれているのは人々の暮らし。
ただ美しいだけではない、手仕事の温度が伝わってくる。
私はそんな刺繍布を、いつも触れるものを包み持ち歩いている。

昨年、初めて試みて好評でした館内のデジタルサイネージで放映した映像。
今年も空想遊牧民 仔山羊さんをはじめ、数名の作家で構成しました。
こちらのブログからも後日ご覧いただけけるようにしますので、どうぞお楽しみに。

空想遊牧民 仔山羊さんの出展場所は、ニッケ鎮守の杜に入って右側。
銀座アスターを背中にした4つ並んだテントの中のひとつです。

インスタグラムはこちらになります。
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